バルセロナでおすすめの観光地20選! 完成前のサクラダ・ファミリアにサッカー観戦も 4ページ目
バルセロナ旧市街にあるカタルーニャ音楽堂は、ガウディと同世代のモンタネールの作品で豪華絢爛、世界的遺産にも登録されている有名な音楽堂です。外観の雰囲気は狭い街の中に溶け込み、ミラノのスカラ座、ウィーンのオペラ座よりもここカタルーニャ音楽堂がいちばん好き、というファンが多いのが特徴的です。その時代の建築スタイルは、宗教や文化の歴史を重ねた不思議な調和がありますが、ここカタルーニャ音楽堂は建物正面の作曲家たちの胸像がすばらしく、目を凝らすとベートーベンを発見できたという「探す」楽しみも増えます。
見どころは、なんといっても2階の大ホール! ステンドグラスのシャンデリアは夜と昼と全く違う顔を見せる美しさ、壁面の彫刻モザイクも優雅でゴージャスです。
バルセロナのおすすめ観光地12.バルセロナ現代美術館
バルセロナでは、マクバ(MACBA)と呼ばれるバルセロナ現代美術館は、真っ白な建築で目立つ正面の大きなガラス張りが真新しい雰囲気を醸し出している美術館です。ラバル地区の再開発の目玉として建てられました。
建築家はリチャード・マイヤー氏(アメリカ)で、旧市街地に突如現れるモダニズム建築は白を基調とし、外観はガラス張りの窓の透明さ、空の色が映り込む青とのコントラストが印象的です。常設展の他、企画展が行われていてナンシー関さんの「消しゴム版画アート」も展示されたこともあります。現代アートを存分に楽しめる場所です。ニューヨークのMOMAやグッゲンハイム美術館のグッズがスーベニアショップで販売されていますので、他の美術館に行った気分にもなれる便利な美術館です。
バルセロナのおすすめ観光地13.カテドラル
バルセロナゴシック地区のシンボルのカテドラル(大聖堂)は、バルセロナの守護聖人サンタ・エウラリアの墓や、生涯が刻まれたレリーフがあるいくつもの礼拝堂も併設する場所です。
カタールニャ・ゴシック様式の大聖堂の中は、中央に聖歌隊席の大理石とマリア像や聖人の像があり、参拝客はお目当ての聖人を礼拝しています。その中でも一番人気は、カテドラルの奥にある「モンセラットの黒いマリア像」で、いつもたくさんの人で賑わっています。
スペイン全土のカトリック教会の総本山なので、スペイン各地からの参拝客が多く主祭壇や回廊はいつも賑わっています。中央にある噴水のパティオもおすすめです。
バルセロナのおすすめ観光地14.サン・ジャウマ広場
バルセロナの前、街の中枢としての役割を担ってきたのがサン・ジャウマ広場で、自治政府と市庁舎が向かい合っている広場です。旧市街の中心部で13~14世紀に貴族や富豪がたくさん集まって暮らしていたためとても美しい建物が今に残ります。自治政府朝のサン・ジョルディ像はその芸術性の高さに驚いてしまいます。
サン・ジャウマ広場には石畳の小道があり、建物と建物を繋ぐ渡り廊下をくぐりぬけて散歩すると中世にタイムスリップしたような感覚に陥ります。また、昔ながらのお店がたくさんあるため地下鉄ジャウマ・プリメ駅まではパン屋、お菓子屋などを見ながらのんびり歩けます。自治政府に向かって右側のホットサンド販売店「コネサ」にはたくさんの人々がランチに行列をつくっているので、ここのサンドウィッチ片手に歩くのもいいですよ。
バルセロナのおすすめ観光地15.王の広場
カテドラル付近、ジャウマ・プリメ駅から徒歩5分の場所にある王の広場は、コロンブスも上った階段がある広場です。コロンブスが新大陸を発見した時に、経済的援助をしてくれたカトリック女王イサベルにご報告したのがこの王の広場といわれています。
広場を囲む建物はレイアール・マジョール宮殿で、バルセロナ伯爵~アラゴン王国の王宮と時代とともに移り変わりましたが現在は詩の歴史博物館の一部ですが、アガタ礼拝堂やティネルの間は見学可能です。