チェコのおすすめ観光地20選! 音楽や芸術にあふれる街で訪れる場所とは? 5ページ目

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チェコのおすすめ観光地16.ヘプ

ヘプ

チェコの西端、ドイツ国境までほんの数キロメートルの場所に位置する町がヘプです。数々の温泉地に挟まれ、三十年戦争に関係の深い土地でもあります。ドイツからプラハへ向かう鉄道の経由地なので、こちらの方面からチェコ入りする人が必ず通る街でもあります。見事に保存された旧市街の美しさは特筆もので、ドイツからの観光客も多いです。

メインストリートをまっすぐ進むと街の中心にある広場に出ます。この広場を取り巻く建物群は、屋根が赤瓦で統一されていてとても美しいです。その奥にはシュパリーチェクと呼ばれる2つの建物があり、ゴシック様式の建築に目を奪われます。塔に登って街並みを一望すると、まず目に入るのがヘプ城です。

今では荒廃していてほんの1部分しか残っていませんが、かつての宮殿や礼拝堂、地下室などが見学できます。地下室には拷問具や絞首台、刀剣などの治世の時代に活躍した貴族の器具が飾られており、恐ろしさに思わず身震いしてしまいます。

チェコのおすすめ観光地17.プルゼニュ

プルゼニュ

ボヘミアの森林地帯のはずれに位置していたこの土地では、700年以上も昔からビールが作られていました。周辺を流れる4本の側から供給される豊富で清らかな水と、豊かなボヘミアの大地がもたらす麦とホップ、そして長年の伝統が生み出した麦とホップと水の配合のテクニックが渾然一体となって紡ぎ出されるビールの味はまさに天の恵みとも言えるほどの美味しさでしょう。この町に訪れたなら、ぜひ一杯だけでもビールを飲んでみて欲しいです。

その他にもチェコで最も高い尖塔聖バルトロミェイ大聖堂や、世界で3番目に大きい19世紀末の大シナゴーグなど見所いっぱいです。国内有数の工業都市でもあり、中世の街並みの中には驚くほど発展した技術が隠れていることもしばしばです。

チェコのおすすめ観光地18.チェスケー・ブディェヨヴィツェ

チェスケー・ブディェヨヴィツェ

チェスケー・ブディェヨヴィツェはボヘミア王国の勢力拡張に努めた王が、南ボヘミア地方の有力貴族に対抗すべく1265年に建設した王立都市です。16世紀には塩の取引、醸造業、銀行で取れる銀の集積所として最盛期を迎えましたが、1618年に30年戦争が始まると繊細に巻き込まれ荒廃していきました。

ヨーロッパで最初の馬車鉄道が使用された際この地区は塩を輸送する経路として使われたためこれが契機となって街は復興しました。街の名前を冠したビールが有名で、アメリカのビールブランドのバドワイザーの名前はここから生まれたビールに由来しています。

バロック様式の美しい街並みは17世紀中頃の大火事の後に再建されました。旧市街の中心にある広場やそれを取り巻く建物、郊外のフルボカー城など見所も多いです。

チェコのおすすめ観光地19.ターボル

ターボル

プラハの南に位置するターボルは、かつて教会を批判したフスを支持する貴族たちがカトリック教会と戦った、15世紀のフス戦争でフス派の拠点となった街です。その起源からもわかるようにこの街は戦いのために設計されていて、敵の攻撃から守れるように通りは細く入り組んでいます。

中世そのままの建物が残されている迷路のような路地を歩き回るのもタイムスリップ感覚で楽しめて面白いでしょう。駅を背に歩き出すと3分ほどで旧市街に着きます。初期ルネサンス様式の美しい建物群の中にひときわ目立つ市庁舎は現在戦争の博物館として展示を行っています。

かつて自分たちの信念を守るために戦ったフス派の隆盛、そして没落の姿がはっきりと見えてくる場所であり、敗者の視点から歴史を見つめることのできる珍しい場所です。

チェコのおすすめ観光地20.リトミシュル

リトミシュル

ボヘミアとモラヴィアを結ぶ交易路上にあるリトミシュルは、川沿いの肥沃な土地に人が集まり街として発展してきた。14世紀中頃には司教座が置かれ、中世ボヘミア王国において重要な位置にあったことが伺えます。16世紀になると荒廃した白14年の歳月をかけてルネッサンス様式の宮殿に建て替え町はそれまで以上に発展していきました。

「我が祖国」で有名な音楽家スメタナもこの地の出身です。毎年6月には彼の名を冠したオペラフェスティバルが開催され、各地から音楽を好む者達が集まります。この地には数々の教会や城が当時そのままの形で残っており、1割で司教座が置かれて栄えた街の歴史を偲ぶことができます。

チェコのおすすめ観光スポットはいかがでしたか? チェコは、日本と同じような四季があるため季節の移り変わりを感じることができます。冬は寒く、春は日差しが優しく、夏は厳しい暑さにみまわれます。チェコ観光をするならぜひ、季節毎の古都プラハと歴史市街地を巡り、肌で感じる旅をぜひ楽しんでください。

執筆:つかさあおい

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。

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