【ANAの先輩社員】運航乗務職:藤岡秀敏さん

編集部:いとり
2017/08/16
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ANAの運航乗務職:藤岡秀敏さん

プロフィール:藤岡秀敏(ふじおか ひでとし)
2009年入社。フライトオペレーションセンター エアバス部第一課に所属。

「ANA」の略称でもおなじみの『全日本空輸株式会社』。志望する学生も多く、大学生にとっては憧れの企業と言えるでしょう。そんなANAのなかでも、今回はパイロット(運航乗務員)の藤岡秀敏さんにお話を伺いました。航空機のパイロットとして日々活躍されている藤岡さんの学生時代はどういったものだったのでしょうか?

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社会人編毎回同じフライトにならないからこそやりがいがある

今のお仕事はどんな内容?

私はパイロットとして、A320というタイプの旅客機の副操縦士を担当しています。A320は国内線で主に運航されているため、フライトは国内線がメインですが、月に1、2度国際線のフライトを担当することもあります。

副操縦士は機長を補佐する仕事ですが、もちろん実際に操縦を担当することもあります。例えば一般のフライトでは、行きは機長が操縦を担当し、帰りは私たち副操縦士が操縦することも少なくありません。パイロットの仕事は、操縦する側としない側できっちり分けられているため、私たち副操縦士が操縦するときには、機長側が副操縦士を補佐する役目を担います。

パイロットの仕事の流れとしては、2時間前に出社し、天候や業務連絡を確認。そして1時間10分前にステーションコントロールという場所に集まり、そこで機長と二人で再度天候や運航ルートについての打ち合わせを行います。フライトの計画が決まったら、出発に向けて準備をする……という流れです。1日に複数回フライトを担当する場合は、計画⇒飛行というルーチンを繰り返します。フライトは1日3便を担当することが多いのですが、操縦している時間は会社規定で上限が決められているので、その上限以上に飛行機に乗ることはありません。1日3便だと地方の空港で1泊ということも多いですね。いろいろな場所で泊まることができるのもこの仕事の魅力です。

私たちの仕事は、先ほどお話したようなフライト前の打ち合わせが非常に重要で、そうした「地上で計画すること」が仕事の8、9割を占めます。フライトするにあたって理想とする高度があったとしても、天気や燃料についても考えないといけないため、機長と綿密に相談して決めていく必要があるのです。その際、「自分の考えたこと」が採用され、定刻よりも早く着いたり、ほとんど揺れのないフライトができたりと、よい結果が出たときは、非常にうれしいですね。

飛んでいる路線は決まっているのですが、「毎回同じフライトになること」は絶対にありません。天候はもちろん、御搭乗されるのがどういったお客さまかによっても、注意すべきポイントが変わってきます。フライトのたびに条件は変わるので、「こうすれば必ず成功する」という鉄則はたぶん我々の仕事にないのではないでしょうか。そのため、常にいろんな可能性を考える必要があります。それが難しいことであり、やりがいです。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

藤岡さんインタビュー中

フライトのたびに楽しい、うれしいと思うことが多いので、何が一番というのは決められません。例えば自分が立てた計画通りにうまくいくとすごくうれしいですし、もし思っていたことと異なっていても、それは新しい発見につながり、次のフライトに生かすことができます。ただ、その中であえて挙げるとすれば「着陸の瞬間」でしょうか。スムーズに着陸ができると、自分自身気持ちいいですし、乗っているお客さまにも「このパイロットは上手だな」と思ってもらえるので、うまく着陸できた瞬間は楽しいです。

厳しいと思うことについても、これが一番つらかったというものはないですが、例えば遅れて到着した飛行機を我々が引き継いだときは、かなり厳しいですね。お客さまとしては遅れをどうにかしてほしいという気持ちがありますから、可能な限り遅れを取り戻せるような計画を立てますが、実は国内線の場合は飛行距離も短いので、どんな計画を立てても時間がほとんど変わりません。それに加え天候が悪かったりすると、ストレスを感じながらのフライトになるので、そうしたフライトはつらいと感じる時もありますね。

今の会社を選んだ理由は?

就活のとき、航空業界に漠然と興味があったのでANAの説明会に行ったのですが、そこでパイロットが登壇して「パイロットという仕事はおもしろい、すごい」という話をしたんです。それに感銘を受けて、ANAに入ってパイロットになりたいと思いました。それが一番のきっかけですね。

それともう一つ挙げるなら、ANAで働く人がすごく楽しそうだったことでしょうか。私は大阪にある大学院に通っていたので、近くに大阪国際空港(伊丹空港)があったんです。そのターミナルで何となく見ていると、ANAの職員たちが楽しそうに生き生きと仕事しているように見えました。それで「ANAに入ろう」と思ったのも大きいです。

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