あの小説作家は大学の先輩?若手有名作家の出身大学まとめ

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あの小説作家は大学の先輩?若手有名作家の出身大学まとめ

みなさんの周りには小説家はいますか? 小説家の多くは、有名でもなかなかテレビや新聞などのメディアに顔出しをしていないので、その実態がわからない場合が多いですよね。でも、身の周りに小説家がいなくても、大学のOBの中には意外と有名な小説家がいるのではないでしょうか? 今回は、今の大学生と年齢が近い20代を中心とした若手小説家とその出身大学を紹介していきます。

1.朝井リョウ(早稲田大学)
「桐島、部活やめるってよ」でデビューし、一躍有名になった朝井リョウさんは早稲田大学文化構想学部出身。デビュー作以降も、早稲田の男子チアサークルをモデルにした小説「チア男子」や、現代の就職活動をテーマにした「何者」など人気作を出しています。大学の専攻も文芸関連で、在学中にデビューしたことから、卒業後は専業の小説家として活動していると思われがちですが、卒業後は会社員となり、兼業作家として活躍しています。

「小説家志望が多い文化構想学部のなかでデビューし活躍している先輩がいるのはとても心強いです。ただ就職して会社員をやっていることには驚きました」(早稲田大学・2年女性)
「学生が主人公となる小説が多く、読みやすくて好きです。部活動やサークルに明け暮れる学生には、読むとやる気がみなぎる『チア男子』が心に響き一番おすすめです」(中央大学・3年男性)

コメントにもありますが、就職をしたことにやはり驚きです。兼業だと相当大変だと思いますが、実例があれば「自分にもできるのでは……」と思えます。ちなみに、朝井リョウは本名ではなくペンネームだそうです。


2.羽田圭介(明治大学)
4作目となる「ミート・ザ・ビート」が芥川賞候補作となり、注目を浴びた羽田圭介さんは、明治大学商学部出身です。作家デビューはなんと高校在学中で、デビュー作は「黒冷水」。その後も執筆活動を続け、累計3作が芥川賞候補作となり、注目を浴びている若手作家です。

「デビュー作の『黒冷水』が独特な雰囲気で、ついつい読み込んでしまいました。文学部と思いきや、商学部ということもとても意外でした」(明治大学・3年女性)
「同じ大学出身ということもあり、大学の生協で小説を買いました。就活生をテーマにした『ワタクシハ』は学生に読みやすく親近感もあり、おすすめです」(明治大学・4年男性)

羽田さんの小説は個性がありつつも、読みやすく、小説を普段読まない人でもすんなり読める作品ばかり。さらっと小説を読みたい学生におすすめです。


3.柚木麻子(立教大学)
最後に紹介するのは、2013年に小説「嘆きの美女」がテレビドラマ化されたことで話題になった柚木麻子さんです。
柚木麻子さんは立教大学文学部出身。元々は、脚本家志望でドラマのプロットライターなどを手掛けていましたが、卒業後は別の進路を選び、仕事のかたわらで小説を書きデビューしました。

「『早稲女、女、男』を読んだことがあります。ずっと早稲田出身だと勘違いしていました」(早稲田大学・3年女性)
「エンターテイメント性が高い小説が多く、一気に読めてしまいます。おすすめは、最新作の『本屋さんのダイアナ』です」(立教大学・2年男性)

出版ペースは一般の小説家に比べると早く、また共著で漫画を出すなど、精力的に活動している若手作家です。


同じ大学だと、小説を一度読んでみたいと思いませんか?
もしかしたら小説の舞台に、同じ大学ではないとわからない描写が見つかるかもしれません。
そういった視点で小説を読んでみると面白い発見があって、読む楽しさがもっと増えるはず。
興味がある小説があったときには、試しに読んでみてくださいね。

(早稲田大学政治経済学部3年 外山)

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