音痴を克服してカラオケに行こう! カラオケ上達法<発展編>【学生記者】 2ページ目
精密採点機能を使って音合わせをすることも大事ですが、もう一つ大事な作業があります。それは自分が歌っている歌声を録音することです。基本的に音痴の人は自分の音がずれていると気づいていない場合が多いです。自覚症状がないからこそ、音痴だと言われてなおのこと傷つくのですね。中学・高校時代の私がまさにそうでした……。
そこで自分の音痴さを自覚するために、歌声を録音して聞いてみましょう。ポイントは実際のアーティストが歌っている歌声と比べてみること。そうすることでズレているポイントも、自分の下手さ加減も痛いほどわかります。さきほどの精密採点機能を生かした音合わせは、声の出し方を矯正するものでしたが、「自分の歌声を録音して後で聞くこと」は耳を鍛えることにつながります。実際の曲とずれている部分が聞いてわかるようになれば、耳が鍛えられている証拠です。歌っているときはわからなくても録音して後で客観的に聞き直すと、ずれを認識しやすくなります。ここまでくれば音痴克服までもう一歩です!
◆カラオケ上達法6「万全の準備をして自信をもつこと」
そして一番大事な上達法は「自信をもつこと」です。自信は歌声を介して周囲に伝わっていきます。自信を持って歌えるようになりましょう。多少音がずれてしまっても、自信を持って歌っていれば気にならないものです。そのためには、カラオケ上達法4「精密採点機能を使って音合わせ」、カラオケ上達法5「歌声を録音して、あとで聞きなおしてみる」この2つを繰り返すことが大事です。何度も繰り返して、自分が納得出来る状態までもっていきましょう。私の場合はひとりカラオケのフリープラン2回で音がだいぶ合ってきたので、友人たちとのカラオケに参加するようになりました。
不思議なのは上記で紹介したカラオケ上達法でひとつの曲を練習して、その曲をしっかり歌えるようになると、練習をしていない曲も今までよりしっかりと歌えることができるようになるということ。実際、私は「虹」と「小さな恋のうた」の2曲しかこの上達法を使って練習していません。しかし、徹底的に音合わせと録音聞き直しをして鍛えた結果、他の曲も、うまいとは言えませんが普通に歌えるまでになりました!