【連載】人気企業のインターンシップと大学生向けキャリア支援の現状レポート Vol.1 ソフトバンク株式会社

編集部:すい

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インターンシップは企業の雰囲気を肌身で感じ取る絶好のチャンス。ここでは、大学3年生へ向けたインターンシップ制度はもちろん、1、2年生を対象とするキャリア支援への取り組みまで含め、人気企業各社の担当者に直接インタビュー! 今回は、ソフトバンク株式会社で人材採用を担当する、人事本部・採用推進課の小山亮氏に話を聞きました。同社が、インターンシップを通して求める人材像に迫ります。

Q、貴社が実施しているインターンシップの内容を教えてください。

弊社のインターンシップは大まかに4種類あり、1つは毎年夏に実施する「就活インターン」。こちらは数百名単位で大学生を集め、2週間もしくは4週間、社員と同じようにスマートフォンやタブレット、パソコンを支給して現場に配置する、就労体験型で行なうものです。実際に仕事をしてもらうため、時給をお支払しているのも特徴ですね。

昨年から長野県塩尻市とタイアップする形で行なっているのが、「地方創生インターン」です。これは「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクの経営理念に則り、ICTを使って世の中の課題解決に取り組むプログラムになります。外国人観光客の増加や地場産業の活性化など、地方が抱えるさまざまな問題と向き合い、実際にその解決策を提案します。このほか、個々の特殊スキルに合わせて、経験を活かせる部門に大学生を配属し就労体験してもらう春季のインターン。そして海外からの人材を受け入れるインターンも行なっています。

Q、それらのインターンシップを通して、どのような人材との出会いを求めていますか。

創業以来、ソフトバンクは組織も事業も非常に変化に富んでいます。当事者意識を持って、そうした変化を自身の成長の機会とし、貪欲に楽しめることが、弊社で活躍できる人材の第一条件ではないでしょうか。実際、ワンデーではないインターンシップを行なっていることもあり、期間中にどんどん成長する人に出会うことも珍しくありません。

ソフトバンクグループも世界規模で見ればまだまだ成長フェーズです。そのため我々が共に働きたいのは、世界を見据えて成長できる、大きなスケール感を備えた人材と言えるでしょう。

Q、インターンシップ以外に、大学生を対象としたキャリア支援の取り組みはありますか。

大学で講義を行ったり、ワークショップを実施するなど、大学1~2年生や高校生を対象とした取り組みも随時行なっています。人事部としては、既存の枠にとらわれず、企業としての変化を止めず、むしろ加速させていける人材への支援を今後も続けていきたいと考えています。

    

Q、最後に、これから就職活動に臨む大学生に向け、エールをお願いします!

大学時代、何かをやりきっておくことは非常に大切だと思います。明確な目的と目標を持ち、それを実現するためにひとつのことをやり抜いた経験は、どんなことであっても意味があります。どこでどのような仕事をしようとも、最終的に物を言うのはやはり「個人」。社会人として活躍し、成長できる人材に共通するのは、自分自身の意思でキャリアを育んでいける人です。目標を見つけることができたなら、それを達成するために何をすべきか、ぜひ考えてみてください。

【プロフィール】
小山亮(コヤマ リョウ)
ソフトバンク株式会社人事本部・採用推進課

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