学部生との違いは? 文系大学院生の勉強&日常のスケジュールを紹介!【学生記者】
初めまして。早稲田大学 大学院 修士1年のうえきです。大学院では人類学を専攻しています。学部生のみなさんは、文系大学院生の生活って想像がつくでしょうか。文系の院生は、理系の院生のように研究室にこもっているわけではありません。「じゃあ何をしているの!?」……というわけで、今回は文系の大学院生はどのような生活をしているのか、みなさまにご紹介したいと思います(あくまでも個人例なのであしからず)。
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■学業面
今は授業が週に3日入っています。ゆるいと思いましたか? 実はそうでもないんです! 一週間の授業数は8コマ程度なのですが、その全てが少人数で行われ、大体5人くらいです。そのため学部生の授業と違い、コメントを頻繁に求められます。僕はいまだにしどろもどろになります……。あとは課題ですね。これは多いです。学部生のとき、僕はあまり課題というものには縁がなかったのですが、大学院に入学して英語の論文3本に関する発表を毎週抱えている感じです。ときにはあまり寝られなかったりもします……。
■生活面
アルバイトは週に2回、多いときは3回入っています。これも院生にしては多いと思います。僕はカフェでアルバイトしているので、アルバイトが終わった後で店内をお借りして課題をやることが多いです。サークルは院生になってからは入っていないのですが、課題をてきぱきとこなせれば両立することは十分可能だと思います。
■学部生と院生の違い
やはりいちばん大きな違いは学業面です。特に課題が圧倒的に増えました。授業によってはあまり関心のない分野の文献を読まなくてはいけないため、なかなか苦しいこともあります。ですが、学部生のときには味わえなかった知的な楽しさを味わえる点は大学院ならではのものだと思います。さらに少人数の授業なので先生も親身になって接してくれます。
◆まとめ
文系大学院生についてちょっとでもイメージを掴んでもらうことができたでしょうか。学部での授業では物足りなかった方はぜひ大学院へ! お待ちしております。
文・うえき