【潜入レポ】「ミスソフィア2016」必死で準備した自己PR、支えてくれた親からの手紙……涙、涙の本番を潜入取材!
今年のコンテストのテーマは「奏」。異なる音色同士がきれいに奏でられるように、今年は5人それぞれ異なる個性を持ったファイナリストが選ばれました。強い女性になりたい、素敵な女性になりたい……そんな思いを持って努力してきた6ヶ月間。その集大成とも言える彼女たちにとってのかけがえのない1日、ミスソフィアコンテスト本番に潜入してきました。
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緊張の面持ちではじまったコンテスト
まずはファイナリストたちが1人1人花道を歩いて登場。手を振って観客に笑顔を送ります。そのかわいらしい笑顔と、「いよいよコンテストがはじまった」という真剣なまなざしのギャップで、観客は一気に引き込まれていきました。
全員がこの日のために頑張ってきたと感じさせる、堂々とした姿。色とりどりのドレスがそれぞれ候補者の印象に合っていますね。
個性豊かな自己PRタイム
続いて行われるのは、自己PR。エントリーナンバー順に一人ひとり自分自身が得意なこと、自分を最大限表現できることで観客にアピールしていきます。
天野さんは、フラメンコを披露。力強い足踏みの音と、笑顔から一変した鋭いまなざしが印象的です。
十代田さんは、よくアナウンサーが行う滑舌練習としても有名な「ういろう売り」を暗唱。難しい早口言葉もミスなくこなしていてかっこいい! 観客も圧倒されていた様子。
相澤さんは、絢香の「にじいろ」をピアノ演奏! 歌詞に共感して選んだこの曲を見事に弾きこなしました。
田中さんは、得意のダンスを披露! このコンテストのために、自分で振り付けを考えたそうです。チアダンス経験者とあって、しなやかさが全く違います。
片田さんは、平原綾香の「ジュピター」をバイオリン演奏! このミスコンのために6ヶ月前からはじめて、猛練習したとのこと。初心者とは思えない見事な演奏でした!
5人ともどれだけ練習したのだろう、と思ってしまうほどの完成度の高さ。この日のために一生懸命になっていたことが、この短い自己PRだけでもよくわかります。彼女たちのひたむきさには観客全員が胸を打たれたこと間違いなし!
自分自身で選んだウェディングドレスにお色直し
やっぱりミスコンといえばコレ! 最後の企画はウェディングドレスで候補者たちの登場です。ドレスも自分自身で選んだもので、ブーケも自分達で手作り。色も形もさまざまで、5人それぞれの違いが表れています。
このとき、候補者の親御さんからのお手紙が読まれ、ファイナリストはもちろんも観客も一緒に涙し、会場全体がすすり泣く声で包まれます……。
いよいよミスソフィア発表のとき……
審査員による投票終了後、再び登場したミスソフィア候補者5人。全員やりきったという顔で、誰がなってもおかしくないという雰囲気です。
まず、準ミスソフィア2016に輝いたのは……
エントリーNo.4の田中陽南さん! 呼ばれた瞬間、涙を流して感動していました。
そして、栄えあるミスソフィア2016に輝いたのは……
エントリーNo.1の天野一菜さん!! 呼ばれた瞬間は、うれしそうに笑顔を浮かべて、少し驚いたような表情も見られました。
選ばれなかった3人も準ミスソフィア2016、ソフィア2016の2人を祝福し、笑顔で拍手を送っていました。5人は本当に仲がよく、お互いに支え合い、励ましあい、そして刺激し合いながらこの日を迎えたんだということが伝わってくる結果発表の瞬間でした。
ミス・準ミスに輝いた2人の今後の学生生活は……
▲ミスソフィアの天野一菜さん(左)と準ミスソフィアの田中陽南さん(右)
コンテスト終了後、ミスソフィア、準ミスソフィアに輝いた天野さん、田中さんに感想と今後の学生生活についてお話を伺うことができました。
――受賞された今の素直なお気持ちは?
天野:正直、いまだにコンテストが終わったという実感がないんです。半年間全力をそそぎこんできたことなので、終わってしまったことを受け入れられないでいます。でも、これまで頑張ってきた結果としてこうしてミスソフィアになれたことはすごくうれしいです。 今後の人生の中でも一番の思い出だと感じています!
田中:私は率直にとってもうれしいです! 候補者の4人とはずっと一緒に活動していたのでみんなの素敵な部分をたくさん知っています。その中でも、 こうして準ミスソフィアに選んでもらえたことを本当にうれしく思います。この半年間、楽しいことももちろんありましたが、つらいこともたくさんあったので今はちょっと休みたいです(笑)。
――ミス・準ミスになったことで、これからの学生生活に変化はありそうですか?
天野:実際明日からはもう1限があって、普通の生活に戻ってしまうし、学生生活自体はそんなに変化はないのかなと思います。 でも、「ミスソフィア」という肩書きは消えないものなので、これからは身だしなみに気をつけたり、品格のある女性として生活していかないといけないなと思っています!
田中:私も明日からの生活は、そんなにガラっと変わることはないと思います。むしろこの準備してきた半年間が一番変化のあった生活でした。明日からはこれまで通り、真面目に学生生活を送れるよう頑張っていきたいです!
――半年間大変だったと思いますが、本当にお疲れ様でした。改めて、お二人ともおめでとうございます!
今回潜入してわかったことは、ミスコン出場者もキラキラと楽しそうな瞬間だけではなく、ときにつらく、めげそうなときもあったということ。しかし、そんな大変な時期を乗り越えられたのは親御さんたちや友人、そしてなによりも一緒にこの日に向かって頑張ってきた候補者5人同士の支えがあったからでしょう。これからミス・準ミス・ファイナリストとしての5人が、それぞれどんな素敵な音を奏でて学生生活を送っていくのか楽しみですね。