文科省の調査からわかる! 日本のインターンシップ事情って? 2ページ目
大学・学部 56万7,667人(参加率 22.2%)
大学院 1万2,698人(参加率 5.1%)
小計:58万365人(参加率 20.7%)
大学(学部・大学院)で参加率は20.7%に達しますので、5人に1人は何らかのインターンシップに参加し、就業体験をしていることが分かります。
また、この中から「単位認定を行わないインターンシップ」を実施している大学・参加学生を抽出したデータも。日本では、まだまだ企業のインターンシップと大学とのマッチングが進んでいないと言われているため、この「単位認定を行わないインターンシップ」の中に、就職活動の一環としてのインターンシップが含まれていると想定できます。データによると、
●単位認定を行わないインターンシップ参加学生数
大学・学部 4万464人(参加率 1.6%)
大学院 1,867人(参加率 0.7%)
小計:4万2,331人(参加率 1.5%)
となっています。やはり「単位認定がないインターンシップに参加する学生は、非常に少ない」ことが分かります。就活としてのインターンシップをもっと盛んにするためには、大学の授業に就業体験を取り入れ、それを単位認定する、といった措置が必要なのかもしれません。
データ出典:文部科学省 「平成26年度 大学等におけるインターンシップ実施状況について」
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__ics...file/2016/03/15/1368428_01.pdf
※同上の資料内では、「『単位認定を行わないインターンシップ』とは、授業科目以外(正課外)で行われるインターンシップであり、大学等を通じて対応しているもの(大学等のキャリアセンター等が窓口となって組織としてインターンシップの紹介・斡旋(あっせん)するなど大学等が把握・関与しているもののみ)を指す」と定義されています。
(高橋モータース@dcp)