【IT×アフリカで社会を変える!】早大3年大嶋康浩が、大学生に伝えたいこと【学生記者】
こんにちは、國學院大學の渡邉です。
今回は、ナイジェリアで現地スタートアップの調査をするべくクラウドファンディング等から一カ月で約40万円の資金集めに成功した、早稲田大学3年の大嶋康浩くんにインタビューをさせていただき、各ネットメディアなどでも注目を浴びている彼に、今大学生に伝えたいことを聞いてきました!
■なぜ、大嶋はナイジェリアに行くのか
―― まずは大嶋くんの大学に入学してからの経歴について教えてもらえますか。
大嶋:はい! 1年次にはITベンチャーの執行役員、2年次には営業代理店ベンチャーの取締役などをやらせていただきました。現在はナイジェリアで行ったスタートアップの市場調査から帰ってきたところです。
―― ……。まるで大学生とは思えない経歴……。いったいどんなものを食べていたらこんな経歴になるんでしょうか。ちょうどナイジェリアから帰国したとのことですが、そもそもどうしてナイジェリアに行こうと思ったんですか?
大嶋:大学に進学後、駐日ルワンダ大使館でのインターンや、インドのベンチャーキャピタルで働く方々の話を聞いて、アフリカがものすごい成長市場だということを知ったんです。これはビジネスチャンスだと確信しました。それがきっかけで、ナイジェリアでビジネスをしようと思いました。
―― なるほど。成功すると確信したんですね。そういった行動の背景に、大嶋くんが大切にしている考えがあると思うんですが、何かありますか?
大嶋:そうですね。小学4年生の頃から「人のために笑顔で生きる」という生き方、姿勢を貫こうと決めているのは大きいかと思います。将来の大きな目標としては「教育で世界を変える」ということがあります。そのために、今はとにかくまず自分が勝てる場所を見極めて、そこで勝負していこうと考えています。そうすることで、自分の市場価値を高めていくことが現時点の目標です。
■本当は、起業することが怖かった
――大嶋くんは、前向きで怖いものなしというイメージがあるんですが、起業することにビビったりしなかったんですか(笑)? 一般的に、大学生で起業ってなかなかできないものだと思うんですけど……。
大嶋:いや、普通に怖かったです(笑)。それに、大学入学した当初は起業なんて頭にありませんでした。実際に起業したての会社で働いていたときは、お金もなく業務も不安定だし成功するかもわからないのに続けていました。そんな、闇の中の一筋の光があるかな? っていうところを歩いていくような内情を見た結果「あっ、起業したくないな」って思いました。
―― えっ、めちゃくちゃ意外ですね!! どうしてそれで起業するってことになったんですか?
大嶋:さっきも言ったんですけど、「勝てる」って確信したんですよね。僕にとって今勝てる場所っていうのがナイジェリアでのビジネスだと道筋が見えたので起業することを決心できました。