留学のメリットはコレ! 大学生が留学すべき理由5つ 2ページ目
4)価値観の多様さに気がつく
さまざまな価値観を持った人に出会ったり、異なる習慣の場所で時間を過ごしたりすることは、非常に貴重な体験です。
緑茶に砂糖とミルクを入れて飲んでいたアメリカ人や、生まれて一度も肉を口にしたことのないピュアベジタリアンのインド人、実家に20人兄妹がいるというアフリカ人など、これまで考えたこともなかった価値観の人に出会えるでしょう。
また、外に洗濯物を干してはいけないパリや、実は人情深い人が多いドイツ、外食が一般化し自宅にキッチンのない台北など、「そこでは常識、でも外からみたらびっくり」な経験がたくさん!
日本にずっといたら味わえない
「こういうこともある」
という寛容性を育てるのに最適です。
5)人生の選択肢が増える
外国語の習得によってさらに可能性が広がるなど、選択肢が増えることは人生を豊かにしてくれる素晴らしいチャンスです。
留学先が気に入ってしまい、そのまま現地に長期滞在したり、さらに専門的な勉強に進んだりなど、人生の選択肢を考えなおすきっかけになるのも留学したからこその選択肢。
そして「日本以外にも暮らせる場所がある」という気持ちの余裕は、今後、何度もあなたを窮地から救い出してくれるでしょう。
留学すると就職に有利って本当?
よく聞くのは留学すると就職に有利かどうかです。
結論から言うと、留学したからといって必ずしも有利とは言い切れません。
自身の留学目的をきちんと定め、経験したことや学んだことを企業でどのように活かせるかを体系的に説明できれば、就活においてある程度のメリットがあると言えるでしょう。
留学した人は企業から高い英語力を期待されやすい
留学先の国や勉強してきた言語にもよりますが、留学したことをアピールする際は、英語力が高いと判断される傾向にあることを覚えておかなければなりません。
企業の中には「留学した=英語ができて当たり前」と判断する場所もあるためです。
留学をしたからと言って、全員がビジネスシーンで英語を使いこなせるとされるTOEIC700点以上のスコア獲得や英検1級を取れるわけではありません。
すべては留学時に英語や他の語学とどのくらい向き合ってきたかにかかっています。
中途半端な語学力で帰国しないよう、留学する際は言語ともキチンと向き合いたいものですね。
まとめ
留学のメリット5つをはじめ、大学生の留学についてご紹介しました。
交通機関やインターネットの発達により、今では海外がすっかり身近になりましたね。
留学に興味がある方だけでなく、この記事をきっかけに少し「留学ってわりとおもしろそう」と思えてきた方はぜひ一度、大学の留学課などに足を運んでみてください。
大学時代に留学することで得た経験は、きっとあなたの生き方を「少し」変えるはずですよ!
執筆者:浦辺あずみ(ナレッジ・リンクス)