危険度レベル別・イギリス留学で本当にあったこわ~い体験4つ【学生記者】 2ページ目
これは友人が体験したものです。友人によると、バッキンガム宮殿周辺広場で突然バラを持った少女に花の購入を持ち掛けられたとのこと。友人が支払いをしようと財布を空けた瞬間「その財布の中にあるお金を全部出せ!」と言われ、現金を全て盗られたそうです。
花売り少女は休日に出没率が高く、観光客、中でも現金を持ち歩く日本人は特にターゲットにされやすいと言われています。花売り少女に遭遇した場合、たとえ話かけられたとしても「NO!! 」と言うか無視しましょう。また、何が起きるかわからないので現地では現金をたくさん持ち歩かないようにするのも大切です。
■危険レベル度10:酔っ払い絡み事件~夜は早めに宿に帰っておく~
夜中の12時ごろに、友人と楽しくおしゃべりしながら最寄り駅から宿泊先である寮へと帰っていたときのこと。背後から男性が私たちに近づいてきて突然友人に肩を組んで、「hello!! 」と話をかけてきたのです。私たちは数十メートルその状態のまま歩きました。不気味さと怖さで鳥肌が立ち、少し手が震えるぐらいでした。相手は千鳥足で、とてもお酒臭かった上にテンションがやたらと高かったので、恐らく酔っ払いでしょう。
その人となんとか別れたあと、友人のカバンが開いていることに気が付きました。私はスリを疑いましたが、幸い盗られたものは何もありませんでした。ヒヤッとしましたね~。また、夜中の2時に寮の周りを散歩していた別の友人は薬の取引を目撃したとか……。やはり、イギリスの夜の街は危険なので、なるべく早めに宿に着いておきましょう。
◆海外に行く予定があるみなさんへ
こうしたトラブルは今となっては笑い話ですが、やはり怖いものです。旅行を楽しむことも大切ですが、なによりも大切なのは「無事に帰国すること」。何かがあってからは遅いので、自分の身を守るために安全への注意を払ってみてください。
<大学生まずこれステップ>
1、旅行前に今回紹介したポイントを最低限確認しておく
2、自分の身の安全は自分で守る
3、無事に帰国する!
文・ヒラリー