大学生に便利な「学食パス」とは?ICカードで大学生協での会計がスムーズに!
みなさんは、『学食パス』というものを知っていますか? 学食パスとは、『Suica』や『PASMO』といった交通系ICカードを利用して、学食のお会計時の決済をスムーズに行便利なサービスです。今回は、少しずつ利用者が拡大しているそんな「学食パス」についてご紹介します。
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■学食パスは交通系ICカードがあれば気軽に登録できる!
学食パスは、大学生協東京事業連合に所属している各大学の会員生協が運営しているもので、『Suica』や『PASMO』などの交通系ICカードを使い、大学(キャンパス)の生協食堂を利用できます。利用したい場合は、まず学食パスのWebサイト(http://gakupass.univ.coop/)から利用登録申込みをします。利用者が組合員になっている大学生協や氏名などを入力し、登録が完了すると「エントリーキー」を取得することができます。
登録時に入金方法の案内が表示されるので、それに従って初回入金を行います。入金はコンビニ払いとクレジット払いの2種類あり、自分の都合のいい形を選択しましょう。入金額は1万円、2万円、3万円の3パターンがあります(大学生協により郵便振込みでの入金も選択できます)。
入金後は、通っている大学の大学生協の窓口で「ICカード登録」を行います。このとき、学食パスとして利用する交通系ICカードと、利用登録時に発行したエントリーキーが必要になります。大学生協によって別に登録会場を設けている場合などもあります。大学生協HPなどに案内が出ていたりするので、あらかじめチェックしておくといいでしょう。
ICカードの登録が完了すると、学食パスが利用可能になります。登録はスマートフォンからでも手軽に行えます。特に難しい手続きは必要ありません。
■保護者が食事データを確認できる学食パス
では、この学食パスは現在どれくらいの利用者数がいるのでしょうか。また学食パスのメリットはどんなところなのでしょうか。大学生協東京事業連合に聞いてみました。
――この学食パスはいつから展開しているものなのでしょうか。
2013年度の新学期から本格稼働をしています。
――どれくらいの学生が利用していますか?
現在、4万1,700人以上のみなさまにご登録をいただいています。
――学食パスのメリットとはどんなところでしょうか?
学食パスは、他の電子マネーとは違い、大学生協の食堂でのみ利用ができる電子マネーシステムですので、チャージされたお金が確実に食事として消費され、忙しい大学生の食生活を守ります。
――無駄遣いを防ぐ効果も期待できますね。
そうですね。また保護者向けのマイページで食事の内容や栄養価情報なども確認できますので、学食パスが親子間のコミュニケーションツールとしてもご活用いただいています。
――現在、どれくらいの大学が導入しているのでしょうか?
2016年度までに35大学生協にご導入をいただいており、2017年度にはさらに複数の大学生協にご導入検討をいただいています。
――便利なサービスですし、これからどんどん導入されるといいですね。ありがとうございました。
大学生協のレジでスムーズにお会計できる便利な学食パス。現役大学生だけでなく、大学入学を目指している高校生のみなさんも、学食パスを利用を検討してみてはいかがですか?
取材協力:大学生協東京事業連合
(中田ボンベ@dcp)