大学生のうちに一度はやりたい!! 経験者が語るヒッチハイクのすすめ【学生記者】 2ページ目
行き先を大きく書くスケッチブックですが、ちょっとしたコツがあります。それはなるべく行き先を近いところに設定して書くことです。たとえば最終目的地が京都でも、用賀からヒッチハイクをする場合は、近くて大きなSAの海老名に設定しましょう。いきなり遠くの目的地を書いてしまうとドライバーからは「そこまでいかないよ」と思われてしまうので、それを避けて少しでも乗せてもらう確率を上げるためには、なるべく近くの行き先を書くようにしましょう。友人と一緒の場合は、近い行き先とちょっと遠い行き先を別々に書いてもいいかもしれません。高速道路に乗った場合は、なるべく降りることできるSAに行き先を設定するのポイントです。
絶対に拾ってくれる人がいると信じ、くじけないこと。
精神論にはなってしまうのですが、ヒッチハイクで一番大事なのは、絶対に拾ってくれる人がいると信じて、くじけずに待つことです。テンポよく乗せてもらうこともありましたが、炎天下の中で1時間以上待つことも、「1人だったら乗せられたのに」と言われたこともありました。体力的にもずっと立っているのが厳しく、疲れた中で思うように進めないこともありました。しかし、きっと乗せてくれる人がいるはずだと信じ続けることができたので、ヒッチハイクで最終目的地だった伊勢神宮まで行くことができたのだと思います。
やってみればできる! 学びは多い!
ヒッチハイクはやってみれば意外とできてしまうものです。ちょっと勇気を振り絞れば、ちょっと自分を変えてあげればできることに、ヒッチハイクでは数多く直面します。長時間乗せてくれる車と巡り会えないので自分からドライバーさんに話しかけることや、乗せてもらった人とどう会話をするのかどうか、など今思うとそこまでハードルは高くないはずなのに、どうしても1歩踏み出せないことに直面しました。自分の嫌な部分もいい部分も、日常から少し離れてみると客観的に見つめ直せると僕は思っています。みなさんもこの夏は、ヒッチハイクでちょっと新しい自分に出会ってみるのはどうでしょうか?
<大学生のまずこれステップ>
1. 最終目的地を決める!
2. 荷物を揃えて用賀マックへGO!
3. 旅先で考え行動する!
文・須賀 健斗