何を用意すればいい？ 現役大学生が教える「持ち込み可」試験の必勝法
大学の定期試験でよくある「持ち込み可」の試験。いろいろなパターンがありますが、基本のコツをおさえておけば安心です。そこで今回は、現役大学生に「持ち込み可」試験の必勝法について聞いてみました。慣れないと戸惑ってしまうかもしれませんが、傾向がつかめれば今後の定期試験にいかせるはずです。ぜひ参考にしてみてください！
「持ち込み可」試験の必勝法
過去問を手に入れる
・過去問や出そうなところをまとめたノートを作って持ち込む。（KT／大学4年生）
・過去問をコピーしてノートに貼って持ち込む。（MS／大学4年生）
・過去問を入手さえできればほぼ間違いない。（TW／大学4年生）
・毎年ほぼ同じ問題が出る講義なので先輩から過去問を入手する。（SM大学3年生）
講義によっては、毎年ほぼ同じ試験問題を出題する先生もいます。友達と情報共有して過去問さえ入手できれば、比較的難易度の低い試験パターンかもしれません。
丁寧に作成されたノートやレジュメを入手
・毎回講義に出席している友人からノートを借りてコピーする。（ME／大学3年生）
・日頃から真面目に授業に出席してノートを取っていれば問題ない。（JW／大学4年生）
・持つべきは真面目な友。毎回ノートを借りている。（YS／大学3年生）
・真面目な人のノートのコピーを友人から借りてコピー。（TG／大学4年生）
ノートや配られるレジュメが持ち込み可の試験では、出題範囲は講義での内容に限られる場合が多いです。入手したノートやレジュメにひと通り目を通すこともお忘れなく！
講義内容をもう一度まとめる
・配布された資料の重点を自分でまとめ、それを持ち込んでいる。（RM／大学4年生）
・試験のための要点をまとめたノートを作る。（AM／大学4年生）
・テストに出そうな内容を予想して、レジュメにメモを書き込んでおく。（TS／大学4年生）
・自分でレジュメを丁寧に作り込む。（AS／大学4年生）
ノートなどが持ち込み可の試験でも、出題範囲が想定できない講義もたくさんあるはずです。最後に頼りになるのは自分自身、きちんと準備して試験にのぞみましょう。
持ち込む教科書に目を通す
・試験範囲のページを読んでキーワードに印をつけ、付箋などで探しやすくしておく。（AA／大学4年生）
・教科書を1冊読むこと。（TS／大学3年生）
・持ち込むテキストは一度目を通して直前までに理解しておく。（YS／大学4年生）
・いつ学習した内容なのかなど、どこに何が書いてあるかわかるようにしておく。（MM／大学4年生）
教科書やテキストが持ち込み可の試験では、出題範囲が教科書まるごと1冊といっても過言ではありません。効率的に教科書の内容を理解するなど、事前準備が必要です。
その他
・友達と試験のポイントや持ち込むアイテムなど相互確認しておく。（MM／大学4年生）
・辞書や学術書を持ち込んだが、その本を読んだことがなかったため試験ではまったく使わなかった。（AM／大学4年生）
・付箋やキーワードに印をつけておいたので試験中も問題に関連した内容を探すのに苦労しなかった。（AA／大学4年生）
・持ち込み可の試験は自分の意見や考察を問われるものが多い。授業内容についてさらに自分で調べることが必要。（RM／大学4年生）
持ち込み可の試験にはいろいろなパターンがありますが、事前に友達と情報共有しておけば心強いかもしれませんね。その他、貴重な意見もいただきました。
まとめ：試験の特徴をつかんで対策を
今回の調査から、現役大学生がいろいろな方法で「持ち込み可」試験にのぞんでいることがわかりました。「持ち込み可」試験は学部や専攻によっても異なりますが、大きく「ノートやレジュメ持ち込み可」と「教科書やテキスト持ち込み可」の2つのパターンに分けられます。「ノートやレジュメ持ち込み可」の場合は、過去問などの持ち込みも含め試験範囲が特定しやすい場合が多いようです。それに対し「教科書やテキスト持ち込み可」の場合は、出題範囲が広くなり難易度が高いケースが多くなります。それぞれの試験の特徴を理解した上で、今回の調査を参考にしてみてください。
（マイナビ学生の窓口編集部）
［調査概要］
マイナビ学生の窓口調べ
調査時期：2021年6月
調査対象：大学3年生、4年生
