男の自転車「パパチャリ」ってどんなもの? ママチャリとの違いは?
お母さんが乗るような安定感があって、乗りやすい自転車をママチャリと呼びますが、このたび、これに対抗して「パパチャリ」が開発されたといいます。サイクルベースあさひが新商品として、パパチャリを開発し、発売しました。このパパチャリは名前の通りパパのための自転車だといいますが、いったい、どんな工夫がされているのでしょうか?
2016年3月15日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ)では、パパチャリ特集を扱いました。ママチャリにはない男らしさ、利便性、乗りやすさと、自動車のようなカスタマイズ性の高さが魅力。所ジョージも乗っている自転車のカスタムを手がけたチムチムレーシングと、全国に店舗展開を行うサイクルベースあさひの共同開発です。子どもの送迎でもかっこよくありたい、というパパさんたちの声を拾い上げ、デザインは格好良く乗れること、チャイルドシートをマウントできることを第一に考えられています。
パパチャリのコンセプトは「ピックアップトラック」で、後部キャリアにそれが反映されています。荷物をただ運搬できるだけでなく、チャイルドシートを取り付けて、お子さんの送迎にも使うことができるのです。たくさんの荷物や子どもを乗せても運べるように、荷台が大きくなっており、後輪には極太ファットタイヤを装備。ブレーキはディスクブレーキで、重たい荷物でたわんでしまわないように剛性の高い角チューブを採用しています。自転車のフレーム各所にネジ穴を設置して、自分好みにカスタマイズも可能です。カラーは、デイトナイエロー、アッシュブルー、マットカーキの3色展開だそう。正式名称は、パパのための男の自転車「88CYCLE(ハチハチサイクル)」となっています。
お値段はやや高めの6万9980円。。番組で試乗したみたところ、安定感の違いがダントツで、スムーズにペダルをこぐことが可能でした。
イクメンという言葉が世の中に浸透し、家事や育児に時間をさく男性が増えてきました。そんな社会で欠かせないのが、パパさんが家事をしたり子どもを送迎したりすること。パパチャリはそんな時代のニーズに合致しているといえるでしょう。