スガ・シカオ ジャニーズへの曲提供秘話「KAT-TUNのデビュー曲はプレッシャー。3ヶ月半かかった」
24日に放送された、「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)に、ミュージシャンのスガ・シカオがゲスト出演。
スガは、SMAP、嵐、KAT-TUNに楽曲を提供してヒット。
そしてその、楽曲提供秘話を明かした。
KAT-TUNのデビュー曲「Real Face」(2006年)を作詞して、いきなりミリオンヒットをとばした。
「デビュー前から話題になっていたので、売れないと俺のせい?ものすごいプレッシャーだった」と、当時の心境を告白。
一番最初の歌詞は2時間ほどで書き上げたが、みんなと話し合って変えていくうちに、最終的に仕上がるまで3ヶ月半を要し、書いた詞の中で一番長くかかったそうだ。
作詞をするにあたり法則があり、「濁音で始まる言葉は強い!」とのことで、サビにぶつけて、強い歌詞にした。
また、作詞作曲をした嵐の「アオゾラペダル」(2006年)は、あえて漢字を使わずカタカナ表記。
「漢字を使うと独特のにおいがつく」と、独自のこだわりがあり、自身の名前もカタカナにすることでにおい消し効果を狙ったという。
そして、教科書に採用され、誰もが知っている、SMAPの名曲である「夜空ノムコウ」(1998年)は、スガが初めて人に提供した曲。
「誰かの声に気づき、ぼくらは身をひそめた」の1行目にポイントがあり、男なのか女なのかもわからず、何も説明をしていない部分で、聞いている人をガッとつかむようにした。
また、自身の曲である「アストライド」は、泥酔状態で書き上げた曲で、「覚醒したときにしか書けない」と、ありえない状態の中で作られた曲であることを明かした。
スガが提供した曲はどれも名曲でヒットしている。
しかし、その裏側には、スガのこだわりや苦労が隠されていた。