強いメッセージ性に心打たれる! 泣けるおすすめ映画10選 3ページ目
第二次世界大戦終了からまもない1947年、若くして銀行副頭取を務めていたアンドリュー・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻と妻の愛人を射殺した容疑で捕まってしまいます。無実を訴えるも実らず、アンディ(アンドリュー)は、終身刑の判決を受けて、ショーシャンク刑務所に服役することになります。そこで出会ったのは、長年服役するテッド(モーガン・フリーマン)と呼ばれる服役囚でした。厳しい刑務所での生活をおくるなかで、レッドをはじめとして囚人仲間と絆を結ぶ一方、その能力を発揮して、アンディーは刑務所内において一目置かれる存在になっていきます。そして州議会に何通も何通も手紙を送り、図書館を始めとしてショーシャンク刑務所の待遇を改善させていきます。所長たちの要求にこたえるように見せつつもアンディーは壮大な計画を練っていたのです。
ショーシャンク刑務所という閉ざされた空間の中で、無実の罪で収監されたアンディーと、刑務所仲間との交流、横暴な所長などとも同等と渡り合うアンディーの姿は、どんな状況でも希望を失ってはならないんだ、という気持ちを思い出させてくれます。20年間こつこつと脱獄する計画を推し進めていく忍耐強さ、脱獄に成功し自由になった時の喜びの声は彼の苦しかった感情の爆発を思わせてくれるので心が震えます。
公開 アメリカ:1994年9月10日 / 日本 1995年6月3日
監督 フランク・ダラボン
主演 ティム・ロビンス / モーガン・フリーマン
■「タイタニック」
豪華客船タイタニック号が処女航海で沈没した事故から84年後の1996年、トレジャー・ハンターであるブロック・ロベットは、世界最高峰のダイアモンドと言われる「碧洋のハート」を探すために沈没したタイタニック号の船内を探査中に当時の1等客室で金庫を発見します。金庫の中にはダイヤはなく、1枚の紙切れしか入っていません。その紙をきれいに洗い流したところ、「碧洋のハート」を胸に飾った裸婦像が浮かびあがります。この発表を偶然テレビで見た老女からブロックに電話がかかってきます。その老女は沈没事故から奇跡的に生還した女性で、彼女はあの日何があったかをブロックたちに語り始めるのでした。
実際に起こった悲劇を基にした映画で、レオナルド・ディカプリオの代表作ともいえる作品です。この年のオスカー賞をほとんど受賞しました。生き残った老女の口から語られる沈没前から沈没後の様子、そこからは事故で亡くなった人それぞれに物語があり、多くのかけがえのない命が失われたのだということを私たちに教えてくれます。若い2人のラブストーリーが事故によって一転し、凄惨な事故で悲劇の別れをむかえてしまいます。セリーヌ・ディオンが歌った主題歌「My Heart Will Go On」(私の心は生き続ける)という意味通り、悲しみを乗り越えて懸命に生きようとするヒロインの姿は涙なしには見ることは出来ません。
公開日 アメリカ:1997年12月19日 /日本:1997年12月20日
監督 ジェームズ・キャメロン
主演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
いかがでしたでしょうか。思いっきり泣ける映画をご紹介しました。恋愛映画、戦争映画、ヒューマンドラマなど色々ありますが、どれも思いっきり泣いてデトックスできる映画ばかりです。泣きたい気分の時には、この映画たちを観てみてくださいね。