裏の早慶戦!? 早稲田応援部・慶應應援指導部主将が夢の対談! 「お互いのことどう思ってる?」「応援部あるあるって?」 2ページ目
■あの話題になったポスターは慶應義塾大学発案!
――2015年は早慶戦のポスターが話題になりましたが、あれはどんな経緯でできたのでしょうか?
堤主将 あれはうちから早稲田大学さんに持ち掛けたんです。
――そうなんですね! 5種類あるポスターのどれにもかなり刺激的なキャッチコピーが並んでいましたが、あれはお互いに出し合ったんでしょうか?
中谷主将 いえ、それも慶應さんからの提案がまずあって……。
堤主将 はい。私と2年上の先輩で考えたものを早稲田さんに提案して、それを了承してもらったという進行でした。
――そうだったんですね! あのポスターの効果はいかがでしたか?
堤主将 おかげさまで大変に盛り上がりました。現役学生だけではなく、広くOBの皆さん、一般の方々にも認知が広がりまして、5月30日の慶早戦には3万4,000人、5月31日の慶早戦には3万人の方が球場にいらっしゃいました。
■応援部・應援指導部あるある!?
――最後に「応援部・應援指導部あるある」があったら教えてください。
中谷主将 これは堤さんも同意すると思うのですが、いつも詰め襟を着ていますので私服がないんですよ(笑)。12月17日には引退しますので、それ以降は私服なんですが着るものがない、という状態です。
堤主将 私は明日(12月13日)に引退なのですが、明後日からは私服に悩むことになりそうです(笑)。
中谷主将 正月に休めないことも「あるある」でしょうか。「箱根駅伝」の応援をしないといけませんので。母親から「正月ぐらい帰ってきなさい」と言われるんですが、やはり帰れませんよね。
堤主将 うち(慶應義塾大学)は残念ながら箱根駅伝の本戦には出られませんでしたので正月は休めましたけど(笑)。
――そういうこともあるんですね。ありがとうございました。
↑お互いにアッパーカットを入れる主将。お願いしてこのような写真も撮影してみましたが、お二人とももう主将を引退されノーサイドです!
↑がっちりと握手を交わす、堤主将(左)と中谷主将(右)。長い間、お疲れさまでした! お二人の活躍は両校の後輩に受け継がれていくのです。
*……当記事の取材は2015年12月12日に行いました。
(高橋モータース@dcp)