すれ違いが切ない! おすすめ恋愛映画ランキングTop20 2ページ目
毒舌家で潔癖症、ブロックのヘリを踏まずに歩かないといけないなど、妙なこだわりに執着する偏屈者のロマンス小説作家のメルヴィン。そんなメルヴィンですが、行き付けのレストランで働くキャロルへの応対だけは違います。実はメルヴィンは、誰にでも分け隔てなく接するキャロルに引かれているのです。そしてキャロルもメルヴィンの毒舌に落ち込みながらも、彼の言葉に励まされています。お互いに引かれあっているのですが、メルヴィンは素直になれず毒舌ばかり。キャロルも自分が恋していることに気付きません。さて偏屈者の恋はどうなるのか……。
ジャック・ニコルソンが演じるメルヴィンの変人っぷりがまず目に付きます。隣人の犬をダストシュートに投げ入れたりムチャクチャです。そんな彼がキャロルの前では妙にしおらしくなります。相手も一筋縄でいかない鈍感で、すれ違いばかり。ほほ笑ましいウブな恋愛の魅力が詰まっています。
監督:ジェームズ・L・ブルックス
脚本:マーク・アンドラス、ジェームズ・L・ブルックス
製作:ジェームズ・L・ブルックス、ブリジット・ジョンソン、クリスティ・ズィー
音楽:ハンス・ジマー
出演者:ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント、グレッグ・キニア、キューバ・グッディング・ジュニア
■おすすめ恋愛映画ランキング第14位 フォー・ウェディング
あまり結婚には興味がなく、独身生活を謳歌しているイギリス男性のチャールズ。花婿の付き添い人を務めることになっていた友人の結婚式の朝に寝坊し式場にかけ込むと、同様に遅刻してきたアメリカ女性キャリーに出会う。美しく彼女に一目惚れしたチャールズは、強引に彼女にアタックしすぐに一夜を共にする。そのまま離れ離れになるものの、誰かの結婚式に参列するたびに彼女と出くわし、その度に惹かれあってはまた別れる。
二人の心の動きが伝わってきて、とっても楽しくて、そして切ないのです。結婚式の様子がどれも美しく見応えがあって、主演の二人がからむ場面だけでなく、素敵だなと思えるシーンがたくさんある映画です。
監督:マイク・ニューウェル
脚本:リチャード・カーティス
制作:ダンカン・ケンワーシー
音楽:リチャード・ロドニー・ベネット
出演者:ヒュー・グラント、アンディ・マクダウェル、クリスティン・スコット・トーマス、ジェームズ・フリート、ジョン・ハナー 、シャーロット・コールマン、サイモン・キャロウ
■おすすめ恋愛映画ランキング第13位 恋人たちの予感
ジョン・F・ケネディ空港で大学卒業以来、5年ぶりに再会したサリーとハリー。同じ飛行機で隣り合わせに座りますが、互いに意見が合わず口論になります。実は二人は大学で初めて会った際にも口論をしていました。結局意見を衝突させたまま別れた二人ですが、さらに5年後、再び出会います。この時サリーは恋人と別れたばかり、ハリーは離婚一歩手前でした。辛いの境遇の二人は意気投合。互いを支えあう中で次第に引かれていきますが……。
二人がいつも口論していたテーマが「男性と女性が友人になれるのか」ということ。大学時代も、飛行機内でも結局意見が合いませんでしたが、大学時代から10年後、二人は互いを支える友人関係になります。しかし友人同士であることがネックとなり、互いを意識するようになっても二人は素直になれません。このもどかしい関係がどうなるのかが見どころです。
監督:ロブ・ライナー
脚本:ノーラ・エフロン
製作:アンドリュー・シェインマン、ロブ・ライナー
音楽:ハリー・コニック・ジュニア
出演者:ビリー・クリスタル、メグ・ライアン、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービー
■おすすめ恋愛映画ランキング第12位 最後に恋に勝つルール
LAの空港で偶然出会ったオリヴァーとエミリー。すぐに意気投合した二人だが、ニューヨークに到着するとすぐに離れ離れに。ところがその後も幾度となく再会してはあと一歩が踏み出せず、惹かれ合うのを知りつつ、別れをを繰り返す。お互いに心を通じさせることのできる相手と知りながら、別々の人生を歩むことを選ぶ男女の微妙な関係を綴っていく。
途中あまりにもどかしくて横槍を入れたくなるほどですが、「そういえば恋する心ってそんな風にデリケートなものだったわ」と思い出させてくれます。とっても優しい気持ちにさせてくれる映画です。アマンダ・ピートも可愛いですが、アシュトン・カッチャーが素敵です。
監督:ナイジェル・コール
脚本:コリン・パトリック・リンチ
制作:アーミアン・バーンスタイン、ケヴィン・メシック
音楽:アレックス・ワーマン
出演者:アシュトン・カッチャー、アマンダ・ピート、タリン・マニング 、アリ・ラーター、ムーン・ブラッドグッド、ジェレミー・シスト、カル・ペン
■おすすめ恋愛映画ランキング第11位 ノッティングヒルの恋人
ノッティング・ヒルで小さな書店を営んでいるウィリアム。ある日彼の店にハリウッドのスター女優であるアナが訪れます。アナは本を買った後にすぐ立ち去りますが、その後ウィリアムが街を歩いているとアナに再会。ウィリアムは持っていたオレンジジュースでアナの服を汚してしまい、慌てたウィリアムは乾かすために彼女を自分のアパートへ招きます。服が乾くまでの時間をウィリアムと過ごしたアナは、去り際にキスをします。それから数日後、ウィリアムの元に一本の電話があり……。
ヒュー・グラントが演じるウィリアムの情けなさが特に素晴らしく、スターと一般人の対比をより際立つものにしています。このギャップが本作を魅力的なものにしている大きなポイント。身分違いゆえにすれ違う二人の切ない恋の行方は必見です。
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:リチャード・カーティス
製作:ダンカン・ケンワーシー
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演者:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エヴァンス、ジーナ・マッキー、ティム・マッキナリー