休みの日にゆっくり見たい! 歴代の人気ヒューマン映画ランキング

学生の窓口編集部
2015/12/29
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時間のある休日には、ヒューマン映画を見てみませんか? ど派手なアクションやめまぐるしいストーリー展開こそありませんが、人間の心理描写に重きを置いた名作は、あなたの心をあたためてくれること間違いなし! 新旧の名作10選をご紹介します。

■第10位 シングルマン

世界的なファッション・デザイナーであるトム・フォード監督初作品。イギリスの大学教授ジョージの1日を美しい映像で綴った作品。 舞台は1962年のロサンゼルス。ジョージは長年の恋人ジムを8ヶ月前に交通事故で失ってからというもの、ぬけがらのような生活を送っていた。物語の始まりであるその日、彼は自殺することを決意。「ネクタイはウィンザーノットで」という遺書と、弾丸を準備し、いつもと変わらない1日を過ごす予定だった。ところが、ジョージを慕う生徒のケニーが、彼の1日をほんの少し変えてしまう。「自殺する」ということ以外、いつも通りだったはずの1日。ケニーが変えた「ほんの少し」は、ささやかなことでありながら、確実にジョージの人生をより意味深いものにしてくれることだった。

なんといってもその映像が美しく、洗練されているのには溜息が出るばかり。物静かな紳士ジョージを演じるコリン・ファースの演技からも目が離せません。監督のトム・フォード自身、同姓愛者であることをカミングアウトしており、エンドロールは、20年以上の恋人であった「リチャード・バックリーに捧ぐ」という文字で締めくくられています。

監督: トム・フォード
脚本:トム・フォード、デヴィッド・スケアス
制作:トム・フォード、アンドリュー・ミアノ、ロバート・サレルノ、クリス・ワイツ
出演者: コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、ニコラス・ホルト

■第9位 ミリオンダラー・ベイビー

貧しい家庭で育ち、唯一愛情を傾けた父すらも失ってしまったマギーは、プロボクサーを目指し、フランキー・ダンのボクシング・ジムを訪れる。 フランキーは優秀なボクサーを数多く育ててきた実力者で、彼等の身を心配し、ボクサーに危険の及ぶ試合は組まないというポリシーがあった。しかしそうした彼のポリシーが、ビッグ・チャンスを逃し続ける結果を招き続け、成功を夢見るボクサーたちは次々と彼の元を離れていった。

孤独な二人が出会い、成功を掴んで行く前半部分と、怪我で全身不随となったマギーとフランキーが育む愛と苦しみを描く後半、という二部構成になっています。 この映画はイーストウッドが74歳の時に制作された作品。3000万ドルという低予算に加え37日という短い撮影期間にも関わらず興行的に大成功を収めました。また、尊厳死という宗教的・政治的な立場によって大きく考えの異なるテーマを取り扱ったため、その評価は賛否両論、大きな議論を巻き起こすものとなりました。 作品の公開から10年以上たちましたが、尊厳死はまだまだ我々に考え尽くされていないテーマ。「よりよく生きること」とは何か?ということを考えさせられます。

監督:クリント・イーストウッド
脚本:ポール・ハギス
制作:ポール・ハギス、トム・ローゼンバーグ、アルバート・S・ルディ
音楽:クリント・イーストウッド

■第8位 アンドリューNDR114

ロボットが人間の生活に深く関わり合うようになった近未来。とある家庭で奉仕するNDR114は「アンドリュー」という名で親しまれ、家族との交流の中で人間の心を育んでゆく。 そんなアンドリューはある日ポーシャという人間の女性に恋をする。人間になるべく、様々な努力を重ね、個性と創造力を備えたアンドリュー。しかし社会的に彼は「ロボット」であり、そのことが彼の心を苦しめます。 人間として認められるために、肉体を生体部品へと置き換えてゆくアンドリュー。“永遠"を手放したアンドリューは、果たして人間になることができるのか……。

この物語は200年にもおよぶアンドリューの生涯を描いた作品。近未来からさらに未来へと舞台が移り変わる壮大さは、他のヒューマンドラマにはあまり見られないものではないでしょうか。名優ロビン・ウィリアムズの演技は、ロボットのわずかで、それでいて確かな“心の存在"というものを感じさせてくれます。 映画中に登場するロボット三原則「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」は、原作者のアイザック・アシモフによる創作ですが、これは後のSF作品に影響を与えるのみならず、現実のロボット工学にも影響を与えるものでした。

監督:クリス・コロンバス
脚本:ニコラス・カザン
制作: ウォルフガング・ペーターゼン、クリス・コロンバス 他
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演者: ロビン・ウィリアムズ

■第7位 運動靴と赤い金魚

こちらはちょっと変わり種のイラン映画。主人公はイランの貧しい家で暮らす少年アリ。妹ザーラの靴を無くしてしまいます。家には新しい靴を買うお金などありません。仕方なく、兄弟はアリの運動靴を共有することに。授業時間の違いを利用し、朝はザーラが運動靴で登校、サンダルをはいたアリが下校途中のザーラと靴を交換し、昼からの授業に出るという毎日でした。毎日必死になって走るアリ。そんなある日、町でマラソン大会が開催されます。2位の賞品は「運動靴」! アリはマラソン大会へ出場することに決めます。

幼い子どもの心理変化が鮮やかに読み取れる作品。意図して描こうとしたものではないのですが、ときおり彼らの「こどもらしさ」がちょっとした表情やしぐさにひらめきます。ラストのシーンでは、アリがただ、ただ、走る! その姿に心打たれること間違いなしです。

監督: マジッド・マジディ
脚本:マジッド・マジディ
制作: アミール・エスファンディアリ、モハマド・エスファンディアリ
音楽:ケイヴァン・ジャハーンシャヒー
出演者: アミル・ナージ、ミル=ファロク・ハシェミアン、バハレ・セッデキ

■第6位 ショーシャンクの空に

冤罪によって劣悪な環境に置かれながらも、希望を失わない一人の男の姿を描いた作品。主人公アンディは妻と愛人を射殺した罪に問われ、無罪を主張するも終身刑の判決が下されてしまいます。アンディが服役することになったショーシャンクは、囚人による暴力、看守への賄賂などが当たり前のように存在する劣悪な環境でした。そんな中でも希望を失わず、持ち前の明晰な頭脳を生かしてショーシャンクを変えていくアンディ。長年服役している調達屋のレッドとの親交を深めながら、アンディはある計画をすすめていた……。

アンディが地獄のようなショーシャンクで、周囲の囚人を巻き込みながらその環境を変えていく姿に心が温まります。また、自分の納得できない状況に置かれた人間が、綿密な計画を立てて、そこから抜けだそうとあがく姿を鮮やかに描き出しています。絶望することはもちろんいけない、けれど、手近な希望で本当に自分が望むことをごまかすこともいけない、という強いメッセージを感じます。スティーヴン・キング原作。

監督:フランク・ダラボン
脚本: フランク・ダラボン
制作:ニキ・マーヴィン
音楽:トーマス・ニューマン
出演者: ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン

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