スターウォーズはランクインできるか!? 日本国内の歴代映画興行収入ランキングTop10

学生の窓口編集部

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映画の人気を表すものの1つに「興行収入」というものがあります。これはその映画に対しての映画館の入場料の売り上げの合計を表したものです。今回は日本で上映された映画のうち興行収入が高かった映画のTOP10をランキングでご紹介します。

■10位はスタジオジブリの子供向け映画。 「崖の上のポニョ」

「崖の上のポニョ」は2008年に東宝が配給したスタジオジブリのアニメーション映画。

魚の子であるポニョはある日家出をして、海岸へとやってきます。 しかしそこで空き瓶に頭が挟まってしまいますが、そんなポニョを保育園児だった宗介が助けます。そしてお互いを好きになりますが、ポニョの家出に気付いた父親によって戻されてしまうことになり……という物語の作品です。

主人公である宗介もポニョもかなり設定年齢が幼い上に、ストーリーにあまり伏線のようなものはなく勢いで見られる作品です。 同時にあまり考えなくても見やすく、子供でも気軽に口ずさめる主題歌なども作品を彩っています。 2008年の映画と新しめの作品ですが、スタジオジブリが制作した映画の中では数少ない子供向けの作品です。 アメリカやEUなどでも公開され、アメリカでは千と千尋の神隠しを超える人気を誇りました。

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
出演者:奈良柚莉愛、土井洋輝、所ジョージ

■9位は世界では興行収入歴代1位の大ヒット作 「アバター」

「アバター」は2009年に20世紀フォックスが配給したジェームズ・キャメロン監督の映画です。ポリフェマスという惑星の衛星であるパンドラを舞台に先住民族である「ナヴィ」と資源開発公社との戦いなどを描いた作品です。

地球が直面していたエネルギー問題の解消を図るために、パンドラにある希少鉱物を採掘するために地球人はパンドラに進出をします。だがパンドラには先住民族の「ナヴィ」が住んでいて、地球側の交渉には全く応じませんでした。そのため両方のDNAを掛け合わせた人造生命体の「アバター」を作って接触を図ろうとしますが……という物語の作品です。

3D映像で公開されたことで話題になった作品で、世界での興行収入は27億8800万ドルと2015年現在でも世界最高の収益を誇っています。 また日本でも公開から5日で13億の興行収入を計上するヒット作となりました。

監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
制作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
音楽:レオナ・ルイス
出演者:サム・ワーシントン 、シガニー・ウィーバー

■8位はハリー・ポッターシリーズの第2作目 「ハリーポッターと秘密の部屋」

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は2002年にワーナーが配給した「ハリー・ポッター」シリーズの2作目の映画です。

夏休みにダーズリー家に帰省していたハリーは屋敷しもべ妖精の陰謀により部屋に監禁されてしまいますが、ロンなどの手により救い出されます。その後新学期が始まりますが、ハロウィンの日に管理人の猫が石になる事件が発生し、その後生徒たちまで石になる事件が起きてしまいます。 ハリーたちはその解明に乗り出そうとしますが……という物語の作品です。

ホグワーツ魔法魔術学校で2年生になったハリーを描く作品です。日本でもおなじみの「ハリー・ポッター」の映画の2作目で、興行収入は日本では173億、全世界では8億7800万ドルを計上しました。

監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーヴ・クローヴス
制作:デヴィッド・ハイマン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演者: ダニエル・ラドクリフ、 ルパート・グリント、 エマ・ワトソン

■7位は日本の実写映画としては最大の興行収入を誇るこの作品 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」

「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は2003年に東宝が配給した「踊る大捜査線」シリーズの2作目の映画です。

前作で起こった副総監の誘拐事件から5年が経った11月の3連休の初日に、湾岸署の管内で婦女暴行事件とスリ事件が発生します。さらに輪をかけるように殺人事件も発生し、捜査本部が湾岸署に設置されて捜査が開始されます。監視カメラシステムなども導入した捜査が行われますが、その中で第2の殺人事件が起きてしまい……という物語の作品です。

「踊る」シリーズの定番とも言える主人公の青島による暴走にも似た活躍はもちろん、盟友である室井やヒロインの恩田などの演技は相変わらず見どころ満載です。また作品内の癒し要素とも言えるスリーアミーゴスもいい味を出していますね。またシリーズでいかりや長介さんが最後に出演した作品でもあります。 第27回の日本アカデミー大賞では優秀作品賞など12部門で受賞をしました。

監督:本広克行
脚本:君塚良一
制作:村上光一
音楽:松本晃彦
出演者:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里

■6位はスタジオジブリの90年代最大のヒット作 「もののけ姫」

「もののけ姫」は1997年に東宝が配給したスタジオジブリのアニメーション映画です。

タタリ神を退治したものの、右腕に死の呪いがかかってしまった主人公のアシタカは、呪いを絶つために旅に出ます。その果てに辿り着いた村でタタリ神を生み出した要因となる行動を取ったエボシと、エボシの命を狙うサンと出会います。返り討ちにあいかけたサンを助けるアシタカですが、それによって瀕死の重傷を負ってしまいます。一時はサンに殺されそうになりますが、シシ神のもとへと連れて行かれ、アシタカはその命を救われます……という物語の作品です。

「生きろ。」という強烈なキャッチフレーズと共に見た人を深く考えさせるメッセージ性のある作品です。人間の生活や繁栄と自然や動物の関係など見た人によって変わる考え方があることでしょう。さまざまな人に影響を与えることの多いスタジオジブリのアニメーション映画ならではといえる作品です。

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
出演者:松田洋治、石田ゆり子、田中裕子

■5位もスタジオジブリ作品からこれ 「ハウルの動く城」

「ハウルの動く城」は2004年に東宝が配給したスタジオジブリのアニメーション映画です。帽子屋で働くソフィーはある時兵隊にからまれ、そこを魔法使いのハウルに助けられます。しかしハウルも魔女に追われていて、ハウルと関わったソフィーは魔女により老婆にされてしまいます。家を出ざるをえなくなったソフィーはカカシを助け、ハウルの動く城とその中にいたカルシファーに出会います。カルシファーの願いと自分の姿を戻すために城の掃除婦として住みついたソフィーですが、その先には想像も出来ない運命が待っていました……という物語の作品です。

魔法がある世界にもかかわらず、飛行機や空飛ぶ戦艦など近未来的な要素も含まれている作品です。またハウルの声をSMAPの木村拓哉さん、荒地の魔女を美輪明宏さんが担当するなどキャスティングでも注目を集めました。美しい映像にも目を引かれるものがあるのではないでしょうか。

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
出演者:倍賞千恵子、木村拓哉、三輪明宏

■4位はハリー・ポッターシリーズの第1作 「ハリー・ポッターと賢者の石」

「ハリー・ポッターと賢者の石」は2001年に20世紀フォックスが配給した「ハリー・ポッター」シリーズの第1作となる映画です。

不思議な力を持っていた主人公の少年、ハリー・ポッター。彼が11才になる直前にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届きます。しかしハリーのおじやおばはハリーに入学許可証のことを告げず、入学を阻止しようとします。それでも、ハリーは、ホグワーツの校長ダンブルドアの命で迎えにきたハグリッドによって、自分の生い立ちを知り魔法学校へ入学をします。 魔法学校でハリーは親友になるロンやハーマイオニーと3人で行動をするようになる……という物語の作品です。

日本はもちろん、世界でも大ヒットとなった「ハリー・ポッター」シリーズを最初に映画化した作品です。2014年に「アナと雪の女王」に興行収入で抜かされるまでは日本の興行収入で3位にいた作品でした。

監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーヴ・クローヴス
制作:マーク・ラドクリフ/デヴィッド・ハイマン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演者:ダニエル・ラドクリフ、 ルパート・グリント、 エマ・ワトソン

■3位は2014年に話題を席巻したディズニーのアニメ映画 「アナと雪の女王」

「アナと雪の女王」は2014年にディズニーが配給したアニメーション映画です。

幼き日の夜にエルサは魔法を制御できず、妹のアナに当ててしまい、アナは意識不明になってしまいます。エルサの魔法に関する記憶をアナが失う事を引き替えに回復しますが、これによってエルサはアナを避けるようになってしまいます。その後21歳になったエルサは女王として即位することになりますが、そのパーティーでアナの行動により問題が起きてしまいます……という物語の作品です。

日本での上映は世界で一番最後になりましたが、公開されると同時に全国の598のスクリーンで上映されます。公開された最初の3日間で約80万人の動員と約10億の興行収入という爆発的なヒットとなりました。 また公開から約3ヶ月後には「ハリー・ポッターと賢者の石」以来の興行収入200億円超えを果たしました。

監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本:ジェニファー・リー、シェーン・モリス
制作:ピーター・デル・ヴェッチョ、ジョン・ラセター
音楽:クリストフ・ベック
出演者:神田沙也加、松たか子、原慎一郎

■2位は説明不要のラブロマンス映画 「タイタニック」

「タイタニック」は1997年に20世紀フォックスが配給したジェームズ・キャメロン監督の映画です。

1912年に実際にあった豪華客船「タイタニック」号の沈没事故を基にしたラブロマンス。イギリスのサウサンプトン港から出航した豪華客船のタイタニック号はニューヨークへと向かっていました。その中で主人公のジャックはヒロインであるローズと運命的な出会いをします。政略結婚をさせられる寸前だったローズと、画家を志望していたジャックは身分などの違いを超えて恋に落ちます。ニューヨークに向かう船内で幸せな時間を過ごしていた2人ですが、この時はまだその先に何が起こるかは知りませんでした……という物語の作品です。

ローズが船首に立ち、後ろからジャックが抱きしめて体を支えるシーンはあまりにもう有名ですね。 「アバター」には抜かれてしまいましたが、2015年現在でも世界興行収入第2位を誇っている作品です。

監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
制作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演者:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット

■1位はスタジオジブリのアニメ映画! 興行収入は驚きの300億円超え! 「千と千尋の神隠し」

「千と千尋の神隠し」は2001年に東宝が配給したスタジオジブリのアニメーション映画です。主人公の千尋は両親と共に引っ越し先に向かう途中で不思議なトンネルへと迷い込み、その先にあった八百万の神の世界へ来てしまいます。そして両親は断りなく食事をしてしまったために豚にされてしまい、千尋は両親を助けるために千と名前を変えて油屋で働くという物語の作品です。

日本だけでなくアメリカなどではウォルト・ディズニー・ピクチャーズによって配給され、世界的にも大ヒットをしました。またアカデミー賞ではアイス・エイジやリロ・アンド・スティッチなどの作品を抑えてアカデミー長編アニメ映画賞を受賞。あまりの人気ぶりに夏に公開された映画でありながら、翌年の春休みまで上映を続けるという超ロングラン作品です。 日本では唯一の興行収入300億円超えの作品で、2015年現在でもこの記録を超える映画は出てきていません。

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
音楽:久石譲
出演者:柊留美、入野自由、夏木マリ

いかがでしたか? 今回は日本の歴代興行収入の上位10作品をランキングでご紹介させていただきました。「やっぱり」と思う作品から「ちょっと意外」という作品まであったのではないでしょうか。気になった作品がもしあれば、観てみてはいかがでしょうか?

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