周囲の人の気持ちや空気といったものに、どうもニブい人というのがいます。過度に敏感なのも心を読まれているようで怖い話ですが、アプローチに気づかなかったり、相手の気持ちがわからなくてケンカにでもなったら大変!？ 今回は、星座別にニブい度をランキングして解説します。

■12星座別鈍感度ランキング

1位　みずがめ座

2位　さそり座

3位　おうし座

4位　おひつじ座

5位　ふたご座

6位　しし座

7位　やぎ座

8位　うお座

9位　てんびん座

10位　いて座

11位　かに座

12位　おとめ座

■ みずがめ座は「自分以外に興味ナシ」！？

1位はみずがめ座。賢く頭の回転が速い人ではありますが、他人の気持ちに気づかない、その場の雰囲気を読まないという点ではなかなかの腕前を発揮します。もちろん、悪気があってしていることではありません。単純に「興味がない」だけ。自分が面白いと感じることに全力を注ぎたいと思っているので、他のことはどうでもいいと割りきってしまっていることも多いようです。

そうした意味では2位のさそり座も同様。自分がハマっていること以外は「ふーん」で通しますし、他人のいざこざにも興味を持ちません。ただ、親しい人に関してはかなり気を遣うところはあるので、骨の髄からニブいわけではありません。

3位のおうし座、4位のおひつじ座は、自分の考えや感覚、直感を非常に重視しており、それを基準に動きます。「自分はこう思うから他人もこう思っているだろう」という根拠のない確信をなぜか持っているので、他人への理解は薄くなりがちです。

■敏感になるという発想があまりないふたご座・しし座

5位のふたご座と6位のしし座は、他人の気持ちに敏感になろうという発想があまりないタイプ。要は「話せばわかる」と思っているタイプで、なんでも言葉にして説明したがりますし「気づく」という自分の感覚に基づいて判断するよりは、相手に「確認」をして事実を知りたがります。

なので、話したくもない過去の恋愛遍歴を延々と説明させられたり、もうどうでもいいと思っていることについて話し合いを要求されたりと、誠実なのにニブいのがとても残念です。

7位のやぎ座は、あまり表に出すことはないものの、非常に情熱あふれる正義の人。ただしそれを表に出すことはなく、自分の意見も主張しないので「この人ニブいのかな」と誤解される、割を食うタイプです。かわいそうですね。

■ちょうどいい敏感さのうお座、てんびん座、いて座

8位のうお座と9位のてんびん座は程よい敏感さの持ち主。波風立てることなく、相手のペースに併せて物事をスムーズに進めます。スマートなので相手にも敏感な人とは気づかせることはないでしょう。

10位のいて座も、ほどよく敏感な人です。なぜか非常にカンが良く「なにそれ怖い」と言われたりもするのですが、持ち前のユーモアで相手に気づかれないタイプでしょう。

■敏感すぎて困るかに座・おとめ座

11位のかに座は、親しくない人への警戒心が強く、体中のすべてを危険察知センサーにしているタイプ。鈍感よりも「敏感」としか言いようのない状態です。少し鈍感力を身につけるくらいのほうが、精神的にもラクになれそうです。

12位のおとめ座は、どんなことにもすぐに気がつく敏感度ナンバーワンの人。少々神経質すぎて周囲とぶつかることもありそうです。また、困っている人にすぐ手を差し伸べるだけでなく、困っていない人の世話まで焼いてしまうことも。「あの人はこれで困っているかも！」などと敏感になりすぎないことが大事です。

いかがでしたか？ 鈍感すぎても敏感すぎても困るところ。程よい鈍感さは、世間という荒波をくぐり抜けていくときにはプラスになるときもあります。鈍感な人も敏感な人も、生まれ持った力を有利に使っていきたいものですね。

（文／真木あかり）