喫茶店デートで使える! 彼女との会話が盛り上がるトーク術
喫茶店での振る舞いは、ある意味、あなたの真価が問われます。映画館や遊園地などは、それ自体に価値があるものです。行けば、作品やアトラクションが持つパワーによって彼女は大満足。しかし、喫茶店は違います。あるのは、あなたと彼女がいる空間と一杯のお茶だけです。そんな喫茶店に対して、「何もすることがなくてつまらない!」「もっと楽しい場所に行きたい!」そんな風に感じている方もいるでしょう。しかし、恋人関係において、やることは何時しか尽きてしまうもの。飲みもカラオケも遊園地も映画館も旅行も花火大会もスキーも……。いつか全てやり終えてしまいます。そんな時に問われるのが、あなたの会話力なのです。
■『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!』
こんなタイトルの本があります。男性としては、ちょっとドキッとしてしまう題名ですよね。この本に書かれているのは、「会話力」が恋愛を成就させるというもの。何もない空間で2時間持たせるには、やはりあなたのトークスキルが必要なのです。
■理解に努めることが何よりも大切!
会話力とかトークスキルと聞くと、多くの人が「話が上手くなくてならない」「面白くなくてはならない」と捉えがちですが、決してそんなことはありません! 大切なのは、相手の話を聞くこと。もっと言えば、相手の理解に努めること。この人が何をしているときに楽しいと感じ、今何を頑張っていて、それにはどんな背景があるのか…そんなことを一つひとつ丁寧に理解していくのです。
■共感することに力を注ぐ!
様々な話を聞いていく中で、最も大切なのは、「自分と相手の共感しあえるポイントはどこにあるのか」を探すこと。例えば、目の前にいる人が日本人だったとします。同じ日本国出身なんて、珍しくも何ともありません。では、あなたと同じ東京都出身。それもさして珍しくない。では、あなたと同じ〇〇区出身、さらに絞って最寄りが□□駅、そこから出身小学校まで一緒だとわかったら「えーっ! マジで?」となって、思い出話に華が咲くはずです。これが共感のポイントです。例に挙げたように、自分と相手の共感する箇所が限定的であればあるほど話は盛り上がり、仲は深まるものなのです。
いかがでしたでしょうか? このように、何もない喫茶店という空間で特別な時間を過ごすには、あなたの会話力が必要になります。それは何も難しいことではありません。彼女のことを深く知ろう、理解しようとしていけば、2時間なんてあっという間に過ぎてしまうものなのです。
文●ロックスター