恋人が美術館デートで気をつけないといけないこと3選
彼氏に美術館に行こうと誘われたけど、実はあまり美術館に行ったことがなくてちょっと及び腰なあなた。見る人が見ればすごいんだろうけど自分にはよく理解できない絵がずらっと並んでいて、とにかく静かにしなきゃいけなくて・・・と退屈なイメージかもしれません。しかしこれは彼氏が興味のあるものを知るチャンスだし、いつもは味わえない新しい感動に出会えるかもしれませんよ! 美術館というと敷居が高いと感じるあなたも、基本的なマナーを守れば大丈夫。デートの前にちょっとこちらに目を通してからお出かけしてくださいね。
■展示内容の事前チェックは大切!
デートで美術館に行くときは、2人が楽しめる展示を選ぶのが基本です。しかし美術関連に詳しい彼氏だと、時にはよく分からない内容の企画展に誘われることもありますよね。そんな場合は、行く前にインターネットで少しだけでも内容について勉強しておくことをおすすめします。
興味のないことをわざわざ調べるのは苦痛だと思いますが、これはあなたのためでもあるのです。館内を閲覧している間、多分彼氏は展示物に釘付けです。滞在時間も相当長い時間になることを覚悟しないといけません。その間ずっと手持ちぶさたで過ごすのはもったいない。あなたも少しはその時間を有意義に過ごせるように準備をしておきましょう。
それに予習してから行けば「この作家さんって〇〇なんだってね、どうしてなの?」と少しつっこんだ会話ができたりして、彼氏に惚れ直してもらえるかも。
■服装はラフなものでもOK
服装は、常識の範囲内であれば何でも大丈夫です。美術館だからといって上品にする必要はありません。美術館は芸術を志す美大生も多く通う場所なので、あまり極端にラフなジャージなどでない限り何でも構いません。でもせっかくのデートだし、ちょっとおしゃれして行きたいですね。
ここで少し注意したいのが、ハイヒールです。館内は静かなのでハイヒールのカツンカツンという足音が館内に響いて悪目立ちする可能性があります。それに意外と長い時間立ったままなので足がかなり疲れます。できればヒールのない靴の方がおすすめ。
また館内は展示物の劣化を防ぐため温度が低く保たれていることが多いです。冷房に弱い方は、カーディガンなどちょっと羽織るものを持って行くと安心ですね。
■美術館内で気を付けるべきマナー集
まず、館内では「分からない」「つまらない」「疲れた」のような、展示物に対しての悪口とも取れそうな単語は禁句です。最初は気を付けることができても、立ちっぱなしでだんだん疲れてくるとつい口から出がちなのが「疲れた」の言葉。彼氏に気を遣わせてしまうので注意しましょう。
しかし美術館では立ったまま集中して作品を見続けるので、頭と足が意外に疲れるものであることは事実。あなたが疲れを感じたら彼氏も疲れているかもしれません。疲れを感じたら、椅子を発見したタイミングで「ちょっと休まない?」と声をかけましょう。
後は、大きな声を出さない、ガラスケースなどに触って手垢をつけない、著作権の問題があるので好きな作品に出会っても写真を撮らない、館内は飲食禁止(ガムやアメも控えましょう)などの基本的なマナーは守りましょう。
また作品の批判中傷は禁物。それがどんなに筋道立ったものでも聞く人を不快にさせる可能性の方が高いもの。最悪の場合彼氏に呆れられたり、恥をかかせてしまうことも。
反対に「きれい」「すごい」といった肯定的な意見はどんどん表現しましょう。
一通り見て回ったら、次はゆっくり展示の感想などのおしゃべりを楽しみたいですね。美術館内に気の利いたカフェがあればそこでお茶にするのもいいし、グッズ販売のコーナーに入るのもおすすめ。美術館の雑貨はよそではまずお目にかかれないものが揃っていることが多いので、見るだけでも面白いですよ。展示物をあしらったセンスのいい文具などが見つかって楽しめるかもしれませんね。