【名作&傑作】絶対泣けるおすすめ感動映画15選 2ページ目
●『カールじいさんの空飛ぶ家』
妻を亡くし一人で一軒家に暮らすカールじいさん。妻との思い出の詰まった家を守るために立ち退きを拒み続けますが、トラブルによって立ち退きせざるを得ない事態になってしまいます。そして立ち退き1日前、カールじいさんは亡き妻といつか行こうと約束した「伝説の滝」を探しに、家に1万297個の風船を取り付け始め……。
本作は2009年公開のアニメ映画。序盤にカールじいさんの回想が入りますが、これがもうたまりません。回想は奥さんとの結婚から楽しい結婚生活、そして悲しい別れまでが描かれています。この回想を含む開始15分間がとにかく切なく、胸が締め付けられます。もちろんその後の冒険も楽しいのですが、序盤だけでも見る価値のある1本です。
公開年:2009年
監督:ピート・ドクター/ボブ・ピーターソン
主な声の出演者:エドワード・アズナー/クリストファー・プラマー/ジョン・ラッツェンバーガー/ジョーダン・ナガイ
●『世界の中心で、愛をさけぶ』
主人公のサク(大沢たかお)は、突然姿を消した恋人の律子(柴咲コウ)が台風のニュース映像に映っているのを目撃します。中継場所は故郷である香川県・高松市。サクは律子を探しに高松市へ向かいますが、その道中で高校時代の恋人を思い出し……。
2004年に公開され、「セカチューブーム」を巻き起こした作品。主人公のサクが回想する高校時代がメーンになっており、サクと重い病気を抱える恋人のアキとの切ない恋が描かれています。高校時代のサクを演じる森山未來、そしてアキを演じる長澤まさみの演技が素晴らしく、思わず見入ってしまいます。またテーマ曲の「瞳をとじて」が流れるエンディングも泣かせます。
公開年:2004年
監督:行定勲
主な出演者:大沢たかお/柴咲コウ/長澤まさみ/森山未來/山崎努/宮藤官九郎/津田寛治/杉本哲太
●『いま、会いにゆきます』
一年前に最愛の妻・澪(竹内結子)を亡くした秋穂巧(中村獅童)。妻が生前に残した「雨の季節になったら帰ってくる」というメッセージが気になりつつも、一人息子とつつましい毎日を過ごしていた。そして妻の死から一年後。再び雨の季節を迎えた巧の前に死んだはずの澪が現れる……。
亡くなった人が戻ってくるというファンタジー要素が盛り込まれた恋愛映画。戻ってきた妻はまた二人の前から消えてしまう運命にあり、そこまでの短い時間を家族で精いっぱい過ごします。この情景が実に家族愛に満ちています。見ている側もそれがはかないものであることを知っているので、この光景がほほ笑ましくも、非常に切ないのです。
公開年:2004年
監督:土井裕泰
主な出演者:竹内結子/中村獅童/武井証/浅利陽介/大塚ちひろ/平岡祐太/美山加恋/田中圭/市川実日子
●『ショーシャンクの空に』
アンディことアンドリュー・デュフレーン(ティム・ロビンス)は終身刑の判決を受け、ショーシャンク刑務所に収監されます。彼は、妻と不倫相手のプロゴルファーを殺したとされたのです。ショーシャンク刑務所はノートン所長(ボブ・ガントン)が絶対者として君臨する世界でした。アンディは同じ終身刑のレッド(モーガン・フリーマン)と友達になり、やがてノートン所長の会計係を務めるまでになります。しかし、アンディの再審請求はノートン所長に阻まれていたのでした。そこでアンディは……というストーリーです。
アンディとレッドの友情に思わず泣いてしまう映画です。また、ラストのレッドの述懐シーンは非常に美しく、いつまでも心に残ります。第67回アカデミー賞では7部門にノミネートされたほど評価の高いヒューマンドラマです。
公開年:1994年(アメリカ)/1995年(日本)
監督:フランク・ダラボン
主な出演者:ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ボブ・ガントン/ウィリアム・サドラー/クランシー・ブラウン/ギル・ベローズ/マーク・ロルストン/ジェームズ・ホイットモア/ジェフリー・デマン/ポール・マクレーン/ジュード・チコレッラ