ちょっと楽しそう? 大学の試験で苦戦した「珍問題」5選「江戸の怪談を自作する」「グループで演劇」
■ミュージックビデオを見て……
「広告について学ぶ授業で、ミュージックビデオを見てその場でテーマと感想を書くという試験に苦労した。見る映像は一本ではないので、次の映像が始まる前に書ききらなきゃいけない。おまけに試験対策ができないぶっつけ本番なのも怖かった」(女性/27歳/販売)
ミュージックビデオが見られる試験なんて楽しそう! と思いきや、想像以上にハードだったようです。ただ、瞬時に要点をまとめる訓練はなにかと役に立ちそう。
■怪談を作る
「江戸の文化・風俗の授業で怪談を自作し、教授と学生の前で発表する試験だった。怪談を作るだけでなく、当日の演出も手がけるのが本当に大変で……。ちなみに、採点基準は『教授がどれぐらい怖かったか』だった」(女性/33歳/制作)
この先生が怖がりだったら楽勝なのでしょうが……毎年恒例の試験なのだとすれば、ちょっとやそっとでは怖がってくれなさそう……。
■ロゴ作り
「デザインの授業で『既存のものとは異なる大学のロゴをその場で描く』という試験があった。毎回、その授業では当日にお題を出されるので対策が難しい。なんとなくこれまでの傾向を分析していたけれど、見事に外れて苦戦した」(男性/30歳/自動車)
その場でお題が出されるというのは、実力を試されているということ。普段の積み重ねが出るので本当は一番良い方法なのかも?
■英語で手紙を書く
「英語の授業で『家族に英語で手紙を書く』のが試験の内容だった。そんなの適当に書けばいいのでは……と思っていたら、その手紙に赤を入れて点数付きで家族に送ると聞いて、必死になって書いた。おまけにそれなりの文量を書かなければならないので、普段言わないような恥ずかしいこともかなり書いた」(男性/27歳/販売)
そういう機会でもないと手紙なんて書かないものかもしれません。とはいえ、家族も突然英文の手紙が送られてきたらびっくりしそうです。
■演劇の授業で
「興味本位で受けた演劇の授業で、グループごとに自分たちで脚本を書き、演じる試験があった。当日はなんとかやりきっても、後日全員でそのときの映像を見るのが恥ずかしくて死にそうだった」(男性/34歳/IT)
実技は実技でも人前で披露するのは、普段とは違うプレッシャーがかかります。とはいえ、「人前で演じる」なんて経験はそうそうないので、良い経験になったのではないでしょうか。
入学してみたら、予想外の試験内容に度胆を抜かれてしまうこともありますが、そのどれもが人生の良い経験になります。大人になって「あんな試験もあったな」と思い出になるくらいが、ちょうどいいのかもしれませんね。
(ふくだりょうこ+プレスラボ)