■ 「まずはストレッチ」

お尻のたるみを改善するためには、腰から太ももの裏にかけて、念入りにストレッチをしてあげる事がとても重要です。凝り固まっている状態では、エクササイズなどを行っても効果が半減です。しっかりと優しく、時間をかけて伸ばしてあげる事が重要になります。また、運動をする前だけでなく、お風呂上がりや、就寝前にストレッチをするのも効果的です。

■ 「階段の登り方で変わるお尻への影響」

普段の生活で階段を使用する機会が少ない方は、できるだけ階段を利用するようにしましょう。駅のホームから改札に出る時などは、エスカレーターではなく、階段を使用するようにするだけでも効果があります。階段を上る時に、大抵の人はつま先立ちで上っていると思いますが、これを、つま先だけでなく、しっかりとかかとまでつけて上るようにするのも、お尻のたるみを解消するのに効果があります。つま先だけでなくかかとをつけて階段を上るようにするとお尻の筋肉をよりしっかりと使用できるようになりますので、お尻のたるみを改善する事が期待できます。スピードなどは意識せずに、焦らずゆっくりと階段を使用してみてください。

■ 「踏み台昇降」

健康診断の時などに行われた踏み台昇降も、実はお尻だけでなく、下半身全体を引き締める効果があります。最初は辛いと思いますので、3分程度から初めて、5分、10分と徐々に踏み台昇降をする時間を延ばしてみて下さい。踏み台昇降は、行っている最中の姿勢もとても重要になります。背筋をピシッとしながら、ハキハキ太ももを上げて行う事で、最中の怪我を防ぎ、より効果的にお尻のたるみを改善する事ができるようになります。

■ 「肛門を意識しながら生活する」

椅子に座っている時、歩いている時、料理をしている時などに、意識して肛門を閉めながら生活してみてください。肛門を閉めるだけで、お腹まわりからお尻にかけて、筋肉が緊張するのがわかると思います。この緊張がお尻のたるみを改善してくれる効果があるのです。お尻だけでなく、ウエストを細くする効果があります。

お尻の贅肉は落ちにくい性質があります。その為、一度ついてしまうと、中々落としにくいといった悩みもあります。

いきなりスッキリさせる事は難しいと思いますが、今回紹介したお尻を小さくする方法は、どれも日常生活で負担が少ない状態で取り入れられる物ばかりですので、無理のない程度に取り入れてください。

お尻を小さくするポイントは、長期間かけて行う事です。その為には、長く続けられる負荷を設定して、負担の少ない対策を行う事が重要になります。