「色白優男」「清潔感」江戸時代のイケメンの特徴はこんなんだった!

学生の窓口編集部

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「美男・美女の定義は時代によって違う」なんていわれます。女子にキャーキャー言われるイケメンの特徴はその時代ごとにいろいろ変わるわけです。では、江戸時代にはどんな男子がモテたのでしょうか!? 実は……。

■江戸時代の女子にモテるための工夫! 男も大変だ!

江戸時代の大都会「江戸」は女性の人口が少ない街でした。男子もモテるように努力しないといけなかったわけです。この時代のモテる男子がどんなものだったか、杉浦日向子先生の『一日江戸人』(新潮文庫)より引用してみますと……。

●頭頂部は青味がかかってたほうが色気がある

●眉の薄いのは顔がボンヤリと見えるから、眉墨でクッキリ描くのがよろしい。

●ヒゲの剃りあとの青いのは美しくない。ことに鼻と口の間の青いのはひどく田舎じみて見えるから、ヒゲの濃い人は剃るより抜く方が良い。

●口臭は女のコにきらわれるトップ。うがい歯みがきはこまめに。

●髷はいつでも「二日前に床屋へ行ったような」状態を保つのが良い。

●頬はスベスベなのが良い。洗顔は日に三度。

●耳は意外に目立つので念入りにみがき込んでおく

●エリアカはことに見苦しいので注意のこと

となっています(上記の同書P.36より引用)。

頭頂部について触れられているのは、まげを結って頭頂部がそられているからですね。また、「二日前に床屋へ行ったような」というのは、床屋に行ってすぐのように見えると「やぼ」だからだそうです。

また、モテる男子のタイプは、

●色白のやさ男タイプ

だったそうです。

これは現在の「東京」でもそうかもしれませんね。

■江戸時代にモテた職業 Top3

江戸時代、女子にキャーキャー言われた職業は次の三つだそうです。この三つは「江戸の三男」といい、「男の中の男」とされました。

●火消しの頭(かしら)

●力士

●与力

「火消しの頭」は、とにかく火消し組の若い衆を束ねるだけの器量と貫禄がないと務まりませんから、これはモテて当然ですね。「力士」は強い男の代表です。「一年を二十日で暮らすいい男」なんて言葉があります。わずか二十日の相撲興行で1年分の給金を稼ぎ出すのですから、強い上にお金も持ってるわけです。これはモテるでしょう。

最後の「与力」は町奉行配下のいわば役人です。役人なのにモテるのには理由があります。下町に住み、形はお侍ですが、町人言葉を話し親しみやすさもある。その上、与力はお上からもらえる給料以上の収入があってお金持ちでした。こちらもモテますね。

いかがでしたか。清潔感があって、色白のやさ男が人気、というのが江戸時代のイケメンだったようです。モテる職業からすると、お金と男らしさも必須、という感じでしょうか。なんだか現在とあまり変わらない気がしないでもないですね(笑)。

(高橋モータース@dcp)

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