プロ声優ではなく芸能人を使ったことでひと騒動あった吹き替え映画5つ

学生の窓口編集部

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劇場映画が公開される際、洋画だと通常の字幕版に加えて「吹き替え版」が公開されることもあります。この吹き替え版は、一般的にはプロの声優さんが吹き替えを担当するものですが、たまにタレントさんが吹き替えを担当することもありますね。ただ、本職ではない人が吹き替えをするだけあって、批判を浴びることも多かったりします。今回は、そんな吹き替えにタレントさんを起用して、批判を浴びた作品を紹介します。

●『ザ・シンプソンズ MOVIE』

1989年からアメリカのFOXテレビで放送されている人気アニメ。日本でも放送され、根強いファンのいる作品です。2007年には劇場版が公開されましたが、その際にテレビ版でおなじみだったキャストを一新。所ジョージさんや和田アキ子さんなど、タレントを起用しました。これがファンからの反発を呼ぶ騒動に。DVD版では劇場版キャストだけでなく、従来のキャストによる吹き替え版が収録されることになりました。

●『TAXi 4』

驚異的なテクニックを持つタクシードライバーと、おちこぼれ警官のコンビが騒動を起こしながらも事件を解決する人気シリーズ。その4作目が劇場公開される際、これまで担当していた声優さんでなく、当時大人気だったオリエンタルラジオの二人が主役の吹き替えを担当しました。これがあまり良いデキでなかったため、シリーズのファンから非難轟々(ごうごう)。結局DVD版にはオリエンタルラジオの二人の吹き替えと、プロの声優による吹き替えの2パターンが収録されました。

●『LIFE!』

フォトグラフ雑誌のネガ管理部に勤める男性が、紛失したネガの在りかを探して世界各地を旅する映画。さえない妄想癖の男性が、ふとしたきっかけで壮大な体験をするストーリーだけでなく、世界各地の美しい景色が多数登場することも注目されました。日本では吹き替え版も同時公開されましたが、主人公の声を担当したのはなんとナインティナインの岡村隆史さん。非常に話題になりましたが、声の演技力が乏しく、また関西弁での吹き替えだったため「役に合っていない」と酷評を受けました。

●『アベンジャーズ』

2012年に公開された『アベンジャーズ』の実写映画。アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、マーベルの人気キャラクターが登場するのですが、主要な登場人物のうち3人の吹き替えにタレントさんが起用されました。ホークアイは雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ブラック・ウィドウは米倉涼子さん、そしてニック・フューリーには竹中直人さんを起用。しかしこの配役には納得がいかないファンも多く、特に米倉涼子さんと竹中直人さんは「浮いている感」が強く批判的な意見も多く挙がりました。

●『TIME』

「時間が通貨」になり、何をするにも自分の寿命を差し出さないといけなくなった近未来が舞台のSF映画。この作品ではヒロインのシルヴィアの吹き替えを当時AKB48所属だった篠田麻里子さんが担当しました。しかし残念ながらあまり良い演技ではなかったため、映画ファンから酷評を受けました。実際に声の演技がそこまで上手ではなかっただけでなく、周りをプロの声優さんが固めていたことも目立ってしまう要因だったのかもしれません。その後にアニメで声の出演をされたこともありましたが、このときは好評だったそうです。

他にも、海外テレビドラマでもタレントを吹き替えに起用して酷評を受けたケースもありますが、今回はこの劇場作品5本をピックアップしてみました。実際に劇場まで足を運んだ人はずっこけそうになったことでしょう。

みなさんは、こうしたタレント吹き替えでひどいと思った作品にはどんなものがありますか?

(中田ボンベ@dcp)

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