中学や高校の頃とは違い、学生数が多い大学。人数が多い分、友人もたくさん出来そうなイメージがありますが、友人関係があまり築けなかったという人も多いようです。そこで今回は社会人を対象に、大学時代について調査。友人関係が「薄い」と感じた瞬間について聞きました。

■大学の友人関係が「薄い」と感じた瞬間は？
●話すけど遊ばない
・必要なときだけ話す。用事がないときは関わらなかった（男性／30歳／サービス）
・キャンパスでは話をするが、プライベートでは一切交友がなかった（男性／33歳／機械・精密機器）
・休みの間は全く連絡を取らない。大学で会ったときだけの関係だった（女性／33歳／情報・IT）
・大学校内では仲良くするけど、休日は特に遊ばない。休日まで会いたいと思わなかった（女性／31歳／団体・公益法人・官公庁）

仲良くしていても、休みの間は連絡なし!?　キャンパス内でしか関わりがないのは、すこし寂しい気がしますね。

●卒業して交流がなくなった
・今も連絡をとっている友達は一人しかいない（女性／25歳／情報・IT）
・卒業後の付き合いが少ない。就職先や出身地も違うので（男性／50歳以上／自由業）
・大学の4年間、頻繁に一緒にいたのに卒業して全く連絡を取らなくなった（女性／34歳／その他）
・今でも付き合いのある友人がいない。当時はつるんでいたけれど希薄になった（女性／28歳／人材派遣・人材紹介）
・現役時代あれほど遊んでいたのに、卒業後数年経ってからは殆ど顔を合わせていない（男性／43歳／機械・精密機器）

在学中は仲良くしていても、卒業以降、ほとんど連絡をとらなくなった人も多いようですね。せっかく友達になったのに、なんだか残念。

●相手のことを知らない
・年齢を知らなかった。実年齢を知ったのは卒業後（女性／27歳／学校・教育関連）
・下の名前か、あだ名しか知らない。なんとなく皆がそう呼んでいるから呼んでいるだけで、過程も理由も知らない（女性／24歳／自動車関連）
・名前が思い出せないことに気付いた。相当記憶に残っていない証拠（女性／24歳／食品・飲料）
・同級生はたくさんいたが、メアドを知っているのは3人だけ。住んでいるところもバラバラだし、就活ではライバルになるし、あまり良い人間関係を作れる場所だとは感じなかった（女性／24歳／食品・飲料）

人数が多いと全員のことを把握するのは難しいかもしれませんが……。一見仲良しにみえても、あまり関心がなかった人もいたようですね。