請求書や日々の書類など、日付の入力が必要な際に「自動で日付が入ってくれたらいいのに」と思うこともありますよね。
Excelならば関数を入力するだけで、ファイルを開いた当日の日付を表示することができます。
この記事では、Excel 2016を例に、日付を自動入力する方法について解説します。
▼目次
1.日付を自動入力する方法
2.曜日を自動入力する方法
3.日付に関する関数の種類
4.日付を印刷する方法
5.まとめ
Excelで日付を自動入力させるには、TODAY関数を使います。
(1)日付を入れたいセルを選択し、「数式」>「オートSUM」>「その他の関数」を選択します。
(2)関数の検索欄に「TODAY」と入力し、検索ボタンをクリックします。「TODAY」が表示されたら選択し、OKをクリックします。
(3)確認のコマンドが表示されるので「OK」を選択します。
(4)今日の日付が表示されます。
TODAY関数は、次のような場合に、最新の日付に更新されます。
・ファイルを開いたとき例えば、請求書などの日付の入力が必要な書類のフォーマットにあらかじめTODAY関数を入力しておくと、ファイルを開くだけで最新の日付が表示されることになり、その都度日付を入力する手間を省くことができるのです。
Excelで曜日を自動入力させるには、TEXT関数を使います。
=text(日付が入力されたセルの位置,"曜日の表示方法")
例えば、A1にある日付の曜日を表示したい場合、A1の隣であるB2に次の式を入力します。
=text(A1,"aaa")
すると、自動的に曜日が表示されます。
TEXT関数は、関連付けられたセルに入力された日付に連動した曜日を表示するので、日付自体をTODAY関数で入力しておけば、曜日も自動で更新されることになります。
また、曜日の表示方法は下記のように変更できます。
aaa 月、火、水、木など
aaaa 月曜日、火曜日など
ddd Mon、Tue、Wedなど
dddd Monday、Tuesdayなど
Excelには、日付に関する関数がたくさんあります。
前述の「TODAY関数」「TEXT関数」に加えて、今日の日付と時刻を表示する「NOW関数」、開始日と終了日の日数差を表示する「DATEDIF関数」などがあります。
「こういう作業がしたい」と思ったら、もっと便利に使える関数がないか調べてみるといいでしょう。
Excelのデータを印刷する際に、日時を自動で入力し、印刷する方法を解説します。これは一度行えば、その都度設定する必要がありません。
(1)「ページレイアウト」>「ページ設定」から詳細のダイアログを選択します。
(2)ページ設定のダイアログが開くので、「ヘッダー・フッター」を選択します。
ヘッダーは書類の先頭に、フッターは書類の末尾を指します。ここではフッターに設定しています。
(3)フッターの設定画面で、先に表示したい位置を選んでから日付を挿入するコマンドを選択します。
(4)右側を選択した場合、このような表示がなされます。
このままだと日付だけが表示されます。「印刷日」など注釈を加えるとよりわかりやすくなります。
設定を終えたら「OK」を押してダイアログを閉じます。
(5)プレビューで確認すると、印刷した日が表示されているのがわかります。
Excelには覚えておくと便利な関数がたくさんあります。
ちょっとした小技で作業効率が大幅にアップするので、この機会に覚えておきましょう。
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