Excelは、関数を用いることで、複数条件検索をすることができます。複数条件検索は、データから指定した2つ以上の条件に合うものを取り出すことができて便利です。今回は、Excelでの複数条件検索について解説します。
Excelで複数条件検索をする場合は、VLOOKUP関数を利用する方法が便利です。1つの条件検索だけでは、データが重複してしまう恐れがあるなどといった場合に、VLOOKUP関数を利用し、複数条件検索をして、出したいデータだけを抽出できます。
表にある講演会名簿から、特定の人の、特定の講演会への出席回数を検索するために、講演会IDと講演会名簿を条件指定して、条件検索を行います。
こういった場合は、複数条件に指定する講演会IDと講演会名簿を併せた新しい検索値を表の中にあらかじめ作成しておくことで、複数条件検索が可能になります。
ここからは、Excelの複数条件検索の手順を紹介します。
前項で作成した表を元に、出席回数を求めるため、講演会IDと講演会名簿の複数条件を指定して、検索をしていきます。
1 検索結果を求めたいセルを選択。
2 Shift+F3を押して「関数の挿入」ダイアログボックスを表示させ、VLOOKUP関数を選択。
3 検索値に、複数条件であるセル「A2&B2」と入力。
範囲に、データ範囲のセル「E2:H15」を選択。
列番号に、データ範囲の右から四番目の列番号を示す「4」と入力。
検索方法は、絶対参照を表す「FALSE」と入力。
「OK」を押します。
4 複数条件を指定した検索結果が表示されました。
複数条件検索は、データの重複によるミスを防いでくれるもの。また、正しい検索値を取り出し、作業にかかる余計な時間を減らしてくれます。使い方を覚え、大量で複雑なデータを取り扱う際などに、利用していくとよいでしょう。
(学生の窓口編集部)
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