「失念しておりました」ってどういう意味?|正しい使い方と例文紹介

2021/06/16

対人マナー

仕事でミスをしてしまった場合など、ビジネスシーンで使われることが多い「失念しておりました」というフレーズ。フレッシャーズのみなさんもすでに耳にしたことがあるかもしれません。ここでは、「失念しておりました」を適切に使うことができるように、その意味を押さえた上で、正しい使い方を例文で示しながら紹介します。

「失念」の意味と正しい使い方

「失念」とは、うっかり忘れるという意味です。ビジネスシーンにおいては、主に上司、仕事の取引先や顧客などに対して、自分がうっかり忘れていたことを言い表す言葉です。

たとえば、上司に対して「会議の時間が変更になったことを忘れていました」と言うより、「会議の時間が変更になったことを失念しておりました」と言うほうが、誠実な印象を与えることができ、謝罪の意味も含めることができます。

気をつけなければならない誤用

目上の人が忘れたことに対しては使わない

「失念」は敬語であっても謙譲語なので、自分が忘れていたことに対しては使えますが、上司や先輩、取引先、顧客などに対して使うのはNGです。「○○部長が失念されました」「お客様が失念されました」と使うことはできません。失礼になるので、使い方には注意してください。

「物」に対しては使えない

「失念」は、「行動」をうっかり忘れるという意味で、「物」を置き忘れる意味では使えません。たとえば、「電車に傘を失念しました」「家に作成した資料を失念しました」のように使うのは間違いです。

最初から知らなかったことには使えない

「失念」は、一度認識したけれど、その後うっかり忘れてしまった場合に使うのであり、もともと知らなかったことには使えません。たとえば、ミーティングがあることを知らなかったのに、「ミーティングの時間を失念しておりました」と言うのは間違いです。

「失念」を用いたビジネスメール例文

「失念」を用いたビジネスメールの例文を一つ紹介しましょう。以下は、もらっていたメールの内容確認が遅れてしまった場合のお詫びのメール例になります。

(件名)
【お詫び】お返事が遅くなりまして申し訳ございません

株式会社◯◯◯◯
◯◯部 ◯◯課
◯◯ 様

いつもお世話になっております。
株式会社◯◯◯の◯◯です。

◯月◯日にお送りいただいたメールの確認を失念しておりました。
お返事が遅くなりまして、大変申し訳ございません。

お問い合わせいただいた件につきましては、
本メールに資料を添付して送信いたしますので、
ご査収のほどよろしくお願いいたします。

■添付ファイル
・xxxxxx.pdf
・xxxxxx.pdf

この度はご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
二度とこのようなことがないよう、今後は確認を徹底して参る所存です。

引き続きよろしくお願いいたします。

(署名)

まとめ|「失念しておりました」をなるべく使うことがないように!

自分がうっかり忘れていたことを言い表す場合、ビジネスシーンでは「忘れていました」ではなく、「失念しておりました」というフレーズで表現します。自分の仕事上のミスをお詫びする時に使うフレーズなので、なるべく使わないように、仕事は注意深く行いたいものです。しかし、人間ですからミスはあります。どうしても使わなければならない場合は、上で説明した誤用には十分注意してください。

文/学生の窓口編集部

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