法事の香典、金額相場は? 香典袋の書き方やマナーを知ろう

2017/10/07

お金の知識

法事の香典、金額相場
人が亡くなった際のお通夜・お葬式や法事のときに持参する不祝儀を「香典」(こうでん)といいます。香典を出すときは、金額やお札のそろえ方、香典袋のあて名の書き方などに気を付けなければなりません。今回は法事の香典に関するマナーや、金額相場についてご紹介します。

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■法事の香典のマナーあれこれ

香典とは、葬儀で死者の霊前に供える金品のことです。故人に対する供養として、主に現金を香典袋に入れてお通夜や葬儀に持参します。香典を持参することを「香典を包む」ともいいますが、包む際にもマナーやしきたりがあります。

●お札の向きをそろえて入れる

2万円等、複数のお札を入れる場合はお札の表裏、向きをそろえて入れましょう。中袋にお札を入れるときの向き、表裏については諸説があり、一般的にはどのように入っていても失礼には当たりません。

●香典には新札は使わない

ピンと張った新札を包むのはマナー違反とされることが多いです。「まるで亡くなるのがわかっていて用意していたようだ」と思われるというのが理由です。新札を包む場合は、一度折り目を付ければ大丈夫です。新札とは逆に、汚れていたりしわしわになっているお札を入れるのもマナー違反です。

●香典袋の種類と金額を合わせる

香典袋にはいくつか種類があります。包む金額の他、仏教以外の神道、キリスト教用のものも市販されています。立派な袋に見合っていない金額であったり、逆に質素な袋に大金が入っていると非常識ですし、故人(葬儀を行う宗教)にふさわしくない袋で包むのは失礼に当たります。

●香典袋に名前や金額を書くときは薄墨を使う

香典袋、中袋には自分の名前や入れた金額等を書きますが、このとき薄墨を使うのが一般的です。薄墨は、涙で墨が薄くなったことを表すとされます。自分で薄墨や筆を用意できなくても、文字が薄く書ける筆ペンが市販されています。

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