人が亡くなった際のお通夜・お葬式や法事のときに持参する不祝儀を「香典」(こうでん)といいます。香典を出すときは、金額やお札のそろえ方、香典袋のあて名の書き方などに気を付けなければなりません。今回は法事の香典に関するマナーや、金額相場についてご紹介します。
▼こちらもチェック!
社会人のための お通夜・お葬式・告別式マナー 香典や服装、当日の流れをチェック!
■法事の香典のマナーあれこれ
香典とは、葬儀で死者の霊前に供える金品のことです。故人に対する供養として、主に現金を香典袋に入れてお通夜や葬儀に持参します。香典を持参することを「香典を包む」ともいいますが、包む際にもマナーやしきたりがあります。
2万円等、複数のお札を入れる場合はお札の表裏、向きをそろえて入れましょう。中袋にお札を入れるときの向き、表裏については諸説があり、一般的にはどのように入っていても失礼には当たりません。
ピンと張った新札を包むのはマナー違反とされることが多いです。「まるで亡くなるのがわかっていて用意していたようだ」と思われるというのが理由です。新札を包む場合は、一度折り目を付ければ大丈夫です。新札とは逆に、汚れていたりしわしわになっているお札を入れるのもマナー違反です。
香典袋にはいくつか種類があります。包む金額の他、仏教以外の神道、キリスト教用のものも市販されています。立派な袋に見合っていない金額であったり、逆に質素な袋に大金が入っていると非常識ですし、故人(葬儀を行う宗教)にふさわしくない袋で包むのは失礼に当たります。
香典袋、中袋には自分の名前や入れた金額等を書きますが、このとき薄墨を使うのが一般的です。薄墨は、涙で墨が薄くなったことを表すとされます。自分で薄墨や筆を用意できなくても、文字が薄く書ける筆ペンが市販されています。
2023/06/01
2023/05/09
2023/04/26
【企業での社会人経験を経てお笑いの世界へ】親しみやすい経歴を持つお笑い芸人・コットンのお二人が、新社会人のみなさんに伝えたい事とは?
2023/04/26
海に浮かぶ水上レストランや泥温泉も!世界一幸せな国フィジーで週末コスパ&タイパ旅しない?
[PR]2023/04/17