こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。ヘルスケアが重要視されている昨今。疲労困憊の社会人の方々は体の回復方法を知りたいですよね…!今回はそんなあなたへのお話です!
一般社団法人日本リカバリー協会は、一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクスと共同で、2017 年から全国10~14 万人(20~79 歳 、男女各5~7 万人)に対して行っている健康及び生活状況に関するインターネット大規模調査「ココロの体力測定」を、2024 年4 月25日から5 月30日に実施。その結果から「休養・抗疲労(疲労解消)行動の実施率」を2023年と比較分析し、最新トレンドをまとめた。
【調査サマリー】
■休養・抗疲労(疲労解消)行動として「深呼吸」などリトリートに関するものが上昇!
■新しいソリューションは「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」「家事代行などを頼む」
■疲労度合別では、元気な人は「ラジオ体操」が2.43倍
■健康への投資意識が高い人は「家事代行を頼む」など新しいソリューションを活用
2024年の休養・抗疲労行動の実施率TOP30を見ると、1 位「寝る」44.7%、2位「入浴する」44.0%、3位「コーヒーを飲む」34.5%、4位「テレビを見る」32.0%、5位「YouTubeなどの無料動画を見る」31.1%となり、上位は2023年と全く変わらない順位となった。上位の中で、2023年からの上昇率が高いのは「深呼吸をする」、「健康に関する知識を得る」が1.10倍、「ウォーキング、ジョギングをする」、「旅行に行く」が1.07倍、「シャワーを浴びる」が1.06倍となった。深呼吸や旅行など、今注目されているリトリートに関わるものが上昇している。また、健康に関わる知識を得ることが抗疲労行動として取り入れられるなど、休養・抗疲労へ関心が高まっていることが分かった。
2023年と比較した休養・抗疲労行動の実施上昇率TOP10をみると、1位「e-SPORTSをする」、2位「脳トレをする」、3位「冷感グッズを利用する」、4位「ガーデニング」、5位「ラジオ体操をする」という結果になった。新しい項目として上昇した「リカバリーウェア(疲労回復)を着る」「家事代行などを頼む」にも注目。手軽にできる行動に加え、新しいソリューションを積極的に取り入れる人が増加している。
元気な人の、疲れている人と比較した際の休養・抗疲労行動の実施上昇率上位は、1位「ラジオ体操をする」、2位「ガーデニング」、3位「家庭菜園」、4位「脳トレをする」、5位「日曜大工・DIY」という結果となった。また上位の中で実施率10%を越えている項目は、「ウォーキング、ジョギングをする」、「旅行に行く」、「本を読む」、「スポーツ観戦(テレビ、web)」、「ガーデニング」、「スポーツ・運動で汗をかく」、「脳トレをする」、「ラジオを聴く」となった。ラジオ体操やヨガなど軽く身体を動かすような運動は、元気な人の行動として多く見られる。また、新しいソリューションに限らず、ラジオなど昔ながらのツールが取り入れられ、再注目されている。
休養・抗疲労行動の実施率を健康に対する投資意識の有無で比較すると、上昇率が高いのは1位「ジムに行く」6.31倍、2位「家事代行などを頼む」5.50%、3位「冷感グッズを利用する」5.20倍、4位「ホットヨガ」「e-SPORTSをする」5.00倍という結果となった。健康への投資意識が高い人は、家事代行、水素水、サプリメント、リカバリーウェアなど、新しい情報やアイテムを積極的に取り入れた休養・抗疲労行動をしていることが分かる。
【ココロの体力測定 2024調査概要】
調査名: 「ココロの体力測定 2024」
期間: 2024年 4月25日~5月30日
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
【一般社団法人日本リカバリー協会 概要】
所在地:神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
会 長:渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター名誉研究員/客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター顧問、大阪市立大学名誉教授、一般社団法人日本疲労学会理事⾧、一般社団法人脳体力振興協会理事⾧、一般社団法人日本リカバリー協会会⾧)
副会長:水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 特任教授/センター副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事)
顧 問:大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事:片野秀樹 博士(医学)(博慈会老人病研究所客員研究員、Genki Vital Academy 顧問)
提携:ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
【リカバリーの定義】
心身の活動能力の減退した機能を回復し、休養をもって生理的・心理的資本である活力を蓄えて次に備えることである。
【産後リカバリープロジェクト 概要】 ※日本リカバリー協会推進プロジェクト例
「産後リカバリープロジェクト」は、「産後」を一つのターニングポイントとして正しいヘルスケア知識を広げ、日本人の生涯にわたる健康や QOL、子どもの健全な成長をもっと社会で応援していくために立ち上げた。同プロジェクトは現在、賛同・協賛企業とともに活動を展開し、一般社団法人日本疲労学会、神奈川県未病産業研究会、神戸リサーチコンプレックス協議会が後援となり、専門的な視点からのアドバイスを得ながら、今まであまり進んでいなかった産後の女性、及び夫婦へのリカバリーの意識を高める活動を行っている。
主な活動
当プロジェクトの主な活動内容は、「産後リカバリー白書」の発行、Webサイトでの情報発信、産前産後の情報をアップデートすることを目的とした勉強会などを開催しています。
◆学術的根拠に基づいた心身の回復やセルフケアの啓発(効率の良いリカバリーの提供)
◆新しい選択肢による時間や体力・精神負荷の軽減(Babytech、Femtech、相談サービス)
◆産後リカバリーの日の制定と産後リカバリーマークの浸透で世の中の空気づくり
◆夫婦でお互いの心と身体を理解する「産後リカバリーセミナー」
【産後リカバリープロジェクト 賛同・協賛企業】※2024年6月現在
株式会社ベネクス、タカラベルモント株式会社、株式会社大広(大広フェムテック・フェムケアラボ)、SOMPOひまわり生命保険株式会社、プレミアアンチエイジング株式会社、株式会社ポーラ、株式会社ビ・メーク、日本トイザらス株式会社、塩野義製薬株式会社、アサヒ飲料株式会社、三菱地所株式会社
【調査報告書「リカバリー(休養・抗疲労)白書 2023」について】
ページ数:230P
販売価格:90,000円(税別)※PDF版
販売時期:2024年3月21日
編著者:一般社団法人日本リカバリー協会
調査協力:一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクス、神奈川県「未病産業研究会」、駒沢女子大学
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編集/杏奈(ガクラボメンバー)
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