きものスタイリスト 森 由香利の袴選び塾

2015/09/15

卒業式

まわりと一歩差をつけるための卒業式当日のマナー

覚えておきたいマナー&振る舞い

せっかく着物を着たのなら、日本女性らしく美しい振る舞いをしたいもの。ちょっとした所作を意識するだけで、見え方もかなり変わります。また、できるだけ着崩れしない動き、汚れを防ぐ工夫などもマスターしておきましょう!

1.歩き方

歩幅はいつもの半分くらいの感覚で、ゆっくりと歩きましょう。
ほんの少し足先を内に入れ(3~5°くらいの角度)、内股で歩くとより美しく見えます。

2. 座り方

イスに座るときは、袴のうしろの腰あたりを両手の指でつまみ、少しだけ上に持ち上げて。
座ったときにお尻で引っ張ってしまい、袴の帯上のラインや衿の後ろが着崩れてしまうのを防ぎます。

3.着くずれの直し方

衿元が浮いて着崩れた場合は、お手洗いなどにいった時にお直しを。
衿元を押さえつつ袴の下から右手で衿先をつまんで、右下にキュッと引っ張ります。

4.階段を上るとき

階段を上る時は、すそが汚れないように袴の前を両手でつまみ、持ち上げながら上りましょう。
下りるときは、そのままでOK!

5.手を上げるとき

食事中に手を伸ばすとき、タクシーを止めるとき、電車でつり革を持つときなど、
腕を上げるときは袖口に手を添えて。袖口の中が丸見えにならないように!

6.車に乗る時

まずは前かがみになりながら、座席にお尻だけで座ります。
そのまま、足を上げてクルリと前向きになるよう回転しながら車内に入りましょう!

7.お手洗いに行く時

袖を片方ずつ前に持ってきて、帯と一緒に洗濯バサミやクリップで留めるだけ。
特に振袖の人は、洗濯バサミ、クリップなどをバッグに忍ばせておくと便利。

レンタル着物・袴の返却マナー

最近、レンタルした着物をぐちゃぐちゃのまま返す人も少なくないと聞きます。社会に出る大人女子として、
最低限の返却マナーと感謝の気持ちは大事にしたいところ。

当日は着物と袴を脱いだら、少しの時間吊るして乾燥させておくのがベスト。ただし、着物専用のハンガーでない場合は伸びやすいので、1時間程度、軽くかけておくだけでOK。あとはていねいにたたみ、箱や袋に入れて返却しましょう。正しいたたみ方がわからない人は、袖の幅を目安に四角くたたむと良いです。

万が一、食事中にソースなどをこぼした場合は、洋服と同じ対応で大丈夫。慌てず、ハンカチなどでおさえて水分を取ります。大体はレンタル代にクリーニング代が含まれていますが、返却の際にはお詫びの一言を忘れないで。

今回教えてくれた先生はコチラ▼

森 由香利(きものスタイリスト)
Yukari Mori Kimono Studio主宰
東京都出身。 慶應義塾大学文学部を卒業後、 きもの研究家の森田空美氏に9年間師事。撮影・講演等の助手を務め、独立。現在は、雑誌・書籍・広告撮影を中心にきものの着付け・スタイリングを行う。
さらに、 ひとりひとりの体に合った、美しく着心地のよいきものの着方を伝えるため、都内各所にて、きもの講座・個人レッスンを開催している。
www.yukarimori.com

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