温暖な気候と美しい自然に恵まれた沖縄は、卒業旅行の行き先としても大人気のスポット。ただし関東から沖縄に行く場合、時期や航空会社によっては往復7〜8万円以上かかることも。そこで今回は、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんに、この2、3月、東京から沖縄に、なるべく安く行く方法+お得な旅情報を教えていただきました。
【片道7,500円〜! LCCなら直前予約でもお得!】
長距離を安く移動するには、「やはり今は、LCC(格安航空会社)に勝るものはありません」(鳥海さん)。日程によりますが、LCCであればセール時期でなくても、成田から沖縄まで片道1万円以内でチケットを購入できることが多く、不定期に発売されるセール運賃であれば、さらに安く買えます。LCC以外の航空会社にも早割がありますが、数週間〜数ヶ月前からの予約が必要です。その点LCCは、出発直前でも安いチケットが見つかるのが魅力。これから卒業旅行の計画を立てるという人でも十分間に合います。
LCCの中でも、2013年12月にスタートした「バニラエア」は特に狙い目。こちらでは、2014年3月29日まで、成田‐那覇の便が片道7,500円〜と驚きの低価格になっています。「まだ知名度が高くないこともあり、顧客開拓のため、かなり価格を抑えているようですね。通常、航空券の料金は、3月中旬頃から上がることが多いので、この料金設定はかなりお得です」(同上)。
【宿泊込み3日間で2万円以内!? 激安パッケージツアーも】
旅行まで2週間ほど余裕があるなら、航空会社提供のパッケージツアーを利用するのもひとつの手。各航空会社では、沖縄本島や離島へのさまざまなツアーを企画しています。一例を挙げると、JALでは、この2、3月出発の宿泊・レンタカー付き沖縄ツアーが、29,000円〜77,200円(東京発・3日間)。ANAでも、宿泊付きツアーを29,000円〜93,500円(東京発・3日間)で予約販売しています。さらに、前述のバニラエアには、宿泊付きで18,500円〜30,000円(東京発・3日間)という破格の沖縄ツアーも。
※ 航空券やパッケージツアーの詳細については、各航空会社のHPなどでご確認ください。
【2、3月なら、憧れの高級リゾートホテルも夢じゃない!?】
沖縄の観光シーズンのピークは夏なので、2、3月は、宿泊施設の料金も比較的安め。個人で手配する場合でも、ホテル予約サイトなどで探せば、手ごろな学割プランや早割プランが多数見つかるでしょう。一方、この時期は、夏の観光シーズンなら学生には手の届きにくい有名高級リゾートホテルも、リーズナブルな料金に。逆の発想で、こんなときこそちょっと奮発して、リッチなホテルで思い出を作るのもアリかもしれません。
ちなみに、沖縄は温暖とは言え、2、3月は、まだ泳ぐにはちょっと寒い時期。鳥海さんによると、「この時期は、観光しつつ、安くておいしい沖縄グルメを食べ歩いたり、カフェ巡りをしたりしてのんびり過ごすのがオススメ」とのこと。お得情報をしっかりおさえておけば、少ない旅行資金でも十分に沖縄を満喫できます。残り少ない学生生活、沖縄で、一足早く春の空気を感じてみては?
文●本居佳菜子(エフスタイル)
取材協力/鳥海高太朗さん
航空・旅行アナリスト、「ANAわかりやすいニュース配信」解説者、帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師。2013年10月より、文化放送(AM1134)「オトナカレッジ」にて、「トラベル学科」の講師として毎週金曜日の夜20時台にレギュラー出演。2013年12月には、新書『エアラインの攻防』(宝島社)を出版。ブログ「きまぐれトラベル日記」:http://www.ktnikki.com/
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