2019年12月03日 更新

一人暮らしでも貯金を成功させるアイデア4選

一人暮らしでは家賃や食費や光熱費など様々な部分で出費があるため、貯金ができないと諦めてる方も多いのではないでしょうか。今回の記事では一人人暮らしでも貯金を続けるコツについてご紹介します。

大前提として貯金はすぐにできるものではありません。塵も積もれば山となる精神でコツコツと貯めていくものです。そして多くの人がその長期的な計画ができず続かないのです。今やネットで検索すればたくさんの貯金法が出てきますが今回ご紹介するのは貯金をする上で意識してほしい「マインド面」です。

やみくもな節約の前に目標をたてよう

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何のために貯金をしているのか明確にする

貯金の基本的な考え方は、収入を増やすか支出を抑えるかのどちらかです。
収入を増やすのはなかなか難しいですが、支出を減らすことは簡単なので貯金をしたいのであれば節約をすることを考えましょう。

そうは言っても、やみくもに節約をしていても長続きはしません。大切なのは何のために節約してるのかを明確にすること。理由が明確になれば、モチベーションを保つことができ、継続的に支出を減らすことができるようになります。

例えば私の場合、独立してビジネスを始めるために、2年間で100万円を貯めたいという目標を設定しています。期間も金額も具体的に決めることで、月々貯金するべき金額が明確になり、そのために減らすべき支出も分かってきます。

貯金をする理由3つ

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節約して貯金をする理由は大きく3つ。
①緊急用
急な病気や事故にまとまったお金が必要になる場合があります。保険などに入っていなければ、万が一に備えて貯蓄するのが良いでしょう。
こういう緊急時の貯金は別口座でお金を管理しておいて、普段使いの口座と分けると見えない部分で貯蓄されるのでおすすめです。銀行の自動振込を利用して毎月強制的に一定金額を別口座にすれば継続できそうです。


②行事・イベント用
単発的にやりたいことを実現するためのお金です。引越しや旅行などのイベントに応じた大きな買い物が該当します。

いつまでにいくら必要なのか明確なため、目標金額からそのお金が必要な時期を割り出すとより具体的に月々必要な金額が分かります。例えば3ヶ月後に10万円必要なのであれば毎月3万5千円づつ貯金すれば目標達成できますよね。
単発的な目的でも計画を立てることで具体的に自分が何をしなければいけないか明確になるので貯金は計画であると意識しましょう。


③将来用
老後や将来に備えて貯蓄するお金です。人によっては結婚資金やビジネスのために必要になるお金が含まれます。

老後資金や結婚資金は人によって異なりますが、必ず長期的な計画になるので、毎月いくら貯金するというのを決めるのがいいと思います。
このように目的によって計画や貯金法は変わってきます。貯金しようと思っている方はこの3つを参考にしてみてくださいね。

今あるものに目を向ける

節約や貯金をしていても必ず生まれるのが物欲です。人の心理的な欲求なので無くすことは難しいですが、抑えることは可能です。

買い物の時は新しいものだけに視点が行きがちで、購入してたあとの自分を想像するとワクワクしてしまうものです。欲しいものに出会った時は自分の持ち物を改めて見返したり、自分自身の生活スタイルを思い返して、物を買わなくていい理由を作ってあげれば物欲が抑えられ、余計な買い物を防ぐことが出来ます。

例えば、服がほしいと思った時に、クローゼットの中身を思い出してみましょう。自分の持ってる服を見返すと意外とまだしていないコーディネートを見つけることが出来たりします。


このように「今あるもの」に目を向けることで、物がどんどん増えていく、という状況がなくなります。何か欲しいなっと思った時は部屋やクローゼットの写真などを持っておいて、それは今持っている物で代用できないかどうか考えてみるといいでしょう。

食費を抑える

自炊をする

一人暮らしで家賃の次に一番使っているかもしれないのが食費です。食費は自炊をすることで月1万円程度まで抑えることが可能です。

料理ができない人も、まずは簡単なレシピから真似てみて、徐々にレベルを高めていけば、安くクオリティの高い料理は作れるようになります。

実際私も料理は得意な方ではなく、始めた時はもやし炒めを焼肉のたれで炒めるような簡易的なものしか作りませんでした。
それから有料のレシピサイトに登録して、家にある調味料や食材だけでサクッと美味しいものを作れる知識がついてから自炊が楽しくなりましたし、食費もグンっと抑えることができました。

最初から高いハードルを設定せずに、できることから始めてみて、習慣化してきましょう。

コンビニへ行く回数を減らす

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コンビニは割引されている商品が少ないため、単価が高く、一回の買い物でそれほど気にならなくても、月単位で見るとスーパーやネットで買い物した時よりも5,000円ほど多く出費していることがあります。

コンビニでよく買うものはネットでまとめ買いするなど工夫をして、なるべくコンビニで出費をしないよう意識すれば余計な出費が無くなります。

友人との飲み会に行く回数を減らす

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一回の飲み会で平均3,000円ほど払っているとしたら、自炊をした時の1週間分の食費に相当します。貯金を本気でしている場合は飲み会もとても贅沢なことなので、行く回数を極力減らしましょう。

節約中だからと言って飲み会を断り続けるのは大切な人を失うことにもなりかねません。大切な飲み会にはちゃんと行くようにするのがベストです。もしも、線引きが難しい場合は3回に1回は行くなど、自分のルールを決めておくのが良いでしょう。

食に関わる支出を見直して、なるべく自炊で安く済ませるようにしましょう。

固定費を見直す

貯金をする上で最も基礎的なことです。
食費や交際費などの変動費に比べて、毎月かかる携帯代や光熱費や有料会員サービスなどは見直せばすぐに出費を抑えることが出来ます。

格安SIMに変える

携帯電話をキャリアから格安SIMに変えることで、私は年間6万円ほど固定費を抑えることができました。
なんとなく難しいと感じて行動しない人も多いですが、設定自体はマニュアルを見れば難しくありません。契約先について悩むことはあるかもしれませんが、様々な比較サイトなどを見て自分に合ったものを見つけてみましょう。少しの努力で年間最大10万円ほどスマホ代を安く済ませられます。

スマホ代は固定費で最も簡単に支出を抑えることが出来るので、節約をして貯金したい方は格安SIMにマストでするべきだと思います。

光熱費のプランを見直す

よく光熱費の節約のために、暑いのにエアコンの温度を少し高めに設定したり、水の出る量を制限したり、生活に負荷をかける方法もありますが、まずはそもそもの契約プランを見直すことをおすすめします。

例えば、ガス・水道・電気を別々の会社で契約するではなく、できるだけ1つの会社にまとめて加入すると割引が適応される場合があります。

基本使用料が安くなれば今までと同じ使い方をしても毎月の出費は減り、年単位で見た時に大きな金額になっていることもあるので、使い方よりまずは契約を見直しましょう。

サブスクリプションを見直す

意外と見直していないのが月額会員のサービスです。
例えばYouTubeばかり見るのに有料のテレビ配信のサービスを登録していたり、昔はよく使っていたが、もう使っていないサービスに知らぬ間に月額課金していたりなどよくあります。
App Storeから携帯の設定画面で、実際どのサブスクに入会してるのか見直して、今使わないのであれば一度解約することも検討してみましょう。

まとめ

今回は節約術や貯金をする上で大切な考え方をお伝えしました。貯金は半端な気持ちじゃ続かないし、常に欲求との戦いですが、考え方を切り替えるだけでその欲望はモチベーションに変えることが出来ます。
一人暮らしでも貯金を続けることが出来れば本当に生活力の高い人になれますし、自分の目標にも近づくことができるので、今一度貯金に対する考え方を見直して、楽しく続けてみてください。
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エヌケン エヌケン

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