目次
部屋が決まったら、いよいよ部屋づくり。どんな部屋で暮らしたいかは人それぞれ違います。そこで、無印良品のインテリアアドバイザーが、おすすめのレイアウトをタイプ別に提案。今回は、部屋で休息もしたいし、集中して勉強もしたい、メリハリのある部屋がテーマです。レイアウトのポイントから、具体的に使う家具までご紹介しているので、参考にしてみて。
メリハリのある部屋づくりのコツとは?
今回、想定しているのは、収納付きの6畳1Kの部屋。無印良品池袋西武のインテリアアドバイザー・小泉龍成(こいずみ・りゅうせい)さんに、大学生が住む想定でレイアウトを考えていただきました。
想定した人物像
勉強を熱心にがんばりたい。資料や本をきちんと整理してメリハリのある暮らしをしたい大学生(男子)
この部屋のポイント
勉強スペースと寝るスペースを分けることで、勉強するときは集中でき、寝るときはリラックスできる環境に。6畳にも関わらず、過ごし方の異なる2つの空間をつくることに成功しています。
大量の本をわかりやすく整理できるよう、収納場所をしっかりと確保しました。
大量の本をわかりやすく整理できるよう、収納場所をしっかりと確保しました。
配置のコツ
部屋の真ん中を棚で仕切ることで、本や資料の収納力をUP。窓のない勉強スペースの圧迫感を減らすため、棚は敢えて背板がないものを選んでいます。
配色のコツ
部屋全体のカラーをベースカラー、メインカラー、アクセントカラー3色に絞ると、スッキリします。住む部屋の壁や床の色を踏まえて家具の色を決めるのがおすすめです。
この部屋の場合、ベースカラーは壁やカーテンの茶色、メインカラーは家具のクリーム色、アクセントカラーはスタイリッシュな印象を与えてくれる黒にしました。
アクセントカラーに使ったのは、照明、枕、椅子などの小物が中心です。
この部屋の場合、ベースカラーは壁やカーテンの茶色、メインカラーは家具のクリーム色、アクセントカラーはスタイリッシュな印象を与えてくれる黒にしました。
アクセントカラーに使ったのは、照明、枕、椅子などの小物が中心です。
素材選び
家具は柔らかく、肌触りが良いパイン材で揃えました。比較的お手頃な価格帯の素材なので、家具を一度に複数揃える場合におすすめです。
また、明るい色は光を反射するため、部屋を広く感じさせてくれる効果もあります。
また、明るい色は光を反射するため、部屋を広く感じさせてくれる効果もあります。
メリハリのある部屋を叶えるアイテム
「メリハリのある暮らし」の部屋づくりを失敗させないためには、家具や小物ひとつひとつも慎重に選ぶことが大切です。サイズや素材はもちろん、家具の収納力や機能性なども、チェックしていきましょう。
シミュレーションで使うインテリアは、無印良品で販売しています。今回実際に使った商品をご紹介します。
シミュレーションで使うインテリアは、無印良品で販売しています。今回実際に使った商品をご紹介します。
6,000円代のパイン材のテーブルを勉強机に
勉強机に選んだのは、木の温もりを感じるパイン材のテーブル。シンプルなので、椅子と組み合わせれば勉強机になりますが、キッチンの作業台に使ったり、ダイニングテーブルに使うなど、生活に合わせて用途を替えられそうです。
折り畳みすれば、厚さわずか10.5cmに。来客時に畳んで壁際に置けば、部屋にスペースをつくれます。
折り畳みすれば、厚さわずか10.5cmに。来客時に畳んで壁際に置けば、部屋にスペースをつくれます。
via www.muji.net
洋服ダンス替わりに! 収納力のあるベッド
部屋を明るく見せてくれるパイン材のベッドは、やさしい木の風合いで、他の家具とも合わせやすいと人気。
また、収納力の高さも支持されています。本体は幅100.5×奥行201.5×高さ58cmというサイズで、ベッドの下にサイズぴったりの収納を入れることができます。
また、収納力の高さも支持されています。本体は幅100.5×奥行201.5×高さ58cmというサイズで、ベッドの下にサイズぴったりの収納を入れることができます。
via www.muji.net
ベッド下に入る収納は、横使いで2個、縦使いで3個がぴったりと収まります。1個あたりのサイズは、外寸幅94×奥行62.5×高さ18cm。毎日使う下着や洋服などをしっかりしまうことができます。今回のように限られたスペースを有効利用したい場合は、洋服ダンスやワードロープを使わずベッド下を活用してみては?
via www.muji.net
パイン材ユニットシェルフで大量の本や小物をスッキリ収納
ユニットシェルフを本や資料の収納と同時に、部屋の仕切りとしても活用しています。今回使ったのは、「パイン材ユニットシェルフ・58cm幅」を2つ、「パイン材ユニットシェルフ・86cm幅」を1つ。本はそのまま立てかける“見せる収納”でひと目でわかるように。バラバラになりがちなプリントや資料、ステーショナリーなどは、ユニットシェルフにぴったりと収まる無印良品のファイルボックスなどで“見せない収納”で整理しましょう。
via www.muji.net
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まとめ
集中して勉強するためには、休めるときにしっかり頭をオフにする時間も大事。休むスペースと勉強するスペースをきっちりと分けることによって、ひとつの部屋にいながら気分の切り替えもでき、勉強がはかどりそうですね。
今回の部屋の最大のポイントは、収納を仕切りとしても利用したというアイデア。部屋に必要な家具を活用したことで、無駄な家具に場所を取られることなく、上手に仕切ることができました。6畳なのにまるで2部屋手に入ったような満足感を得られますよ。
今回の部屋の最大のポイントは、収納を仕切りとしても利用したというアイデア。部屋に必要な家具を活用したことで、無駄な家具に場所を取られることなく、上手に仕切ることができました。6畳なのにまるで2部屋手に入ったような満足感を得られますよ。