目次
部屋が決まったら、いよいよ部屋づくり。どんな部屋で暮らしたいかは人それぞれ違います。そこで、無印良品のインテリアアドバイザーが、おすすめのレイアウトをタイプ別に提案。今回は、フリースペースを確保して広々暮らす部屋がテーマです。レイアウトのポイントから、具体的に使う家具までご紹介しているので、参考にしてみて。
広々と暮らす部屋づくりのコツとは？
今回、想定しているのは、収納付きの6畳1Kの部屋。無印良品池袋西武店のインテリアアドバイザー・小泉龍成（こいずみ・りゅうせい）さんに、大学生が住む想定でレイアウトを考えていただきました。
想定した人物像
旅行好きで、今後は部屋に写真や小物を飾っていきたいと思っている大学生（女子）
この部屋のポイント
旅先で買ったものなどが増えていくことを想定し、収納を多めに。収納付きのベッドや飾り棚をセレクト。
配置のコツ
収納やデスクとベッドの間にフリースペースをつくり、部屋を広く見せています。窓が足元から天井まで広い範囲で見られる部分をつくること、部屋に入った瞬間に外の景色まで見通せることも開放感を出すポイントです。
また、ドアから窓への動線も確保することで、洗濯物の移動など、毎日の生活もしやすくなるというメリットも。実際、フリースペースがあると、ストレッチや筋トレをしたり、来客時に座る場所を用意できたり、と多用な使い方ができるため、部屋での過ごしやすさがUPすると言われています。のびのび過ごしたい人にもおすすめです。
また、ドアから窓への動線も確保することで、洗濯物の移動など、毎日の生活もしやすくなるというメリットも。実際、フリースペースがあると、ストレッチや筋トレをしたり、来客時に座る場所を用意できたり、と多用な使い方ができるため、部屋での過ごしやすさがUPすると言われています。のびのび過ごしたい人にもおすすめです。
配色のコツ
部屋全体のカラーをベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色に絞ると、スッキリします。住む部屋の壁や床の色を踏まえて家具の色を決めるのがおすすめです。
この部屋の場合、ベースカラーは壁の白、メインカラーは家具の茶色、アクセントカラーは癒し効果のあるグリーンにしました。アクセントカラーに使ったのは、カーテンとラグと枕などのファブリックや小物が中心。
この部屋の場合、ベースカラーは壁の白、メインカラーは家具の茶色、アクセントカラーは癒し効果のあるグリーンにしました。アクセントカラーに使ったのは、カーテンとラグと枕などのファブリックや小物が中心。
家具選びのコツ
前出した通り、フリースペースを確保するために収納やデスクなど、家具は壁に寄せる前提で選びましょう。
また、広々と暮らしたいなら、視覚的にも広く見せる工夫が大事です。そのためには、低い家具を選ぶこと。
さらに、収納家具でスペースを狭くしたくないので、ベッドは収納付きのものを選びました。今後の生活でものが多くなりそうだと予想される人にもおすすめですよ。
壁側の棚は、隠す収納と見せる収納の両方をつくることで、旅先などで買った小物を飾る楽しみも広がるレイアウトに。
また、広々と暮らしたいなら、視覚的にも広く見せる工夫が大事です。そのためには、低い家具を選ぶこと。
さらに、収納家具でスペースを狭くしたくないので、ベッドは収納付きのものを選びました。今後の生活でものが多くなりそうだと予想される人にもおすすめですよ。
壁側の棚は、隠す収納と見せる収納の両方をつくることで、旅先などで買った小物を飾る楽しみも広がるレイアウトに。
広々暮らせる部屋を叶えるアイテム
「広々暮らしたい人」が部屋づくりを失敗しないためには、家具や小物ひとつひとつも慎重に選ぶことが大切です。サイズや収納力、機能性などもチェックしていきましょう。
シミュレーションで使うインテリアは、無印良品で販売しています。今回実際に使った商品をご紹介します。
シミュレーションで使うインテリアは、無印良品で販売しています。今回実際に使った商品をご紹介します。
限られた空間を有効活用できる収納ベッド
無印良品の中で、いちばん収納力のあるベッドです。高さ27cmと低めなので、部屋を広く見せる効果もバッチリ。引出部分にチェスト４段分、すのこの下のオープンスペースにチェスト４段分、合計２台分の収納スペースがあるので、その分部屋のフリースペースの確保につながります。
ベッドの頭か足元部分に収納ベッド用の追加台（別売・7,990円）を設置すると、CDや文庫本などをしまうこともでき、さらに便利に。
ベッドの頭か足元部分に収納ベッド用の追加台（別売・7,990円）を設置すると、CDや文庫本などをしまうこともでき、さらに便利に。
「収納ベッド・シングル・オーク材」29,900円
via www.muji.net
長期的に使うことを考えて、ベッド本体に合うマットレスをセレクト
ベッド台のうえには、敷布団でも構いませんが、ベッド台を長持ちさせるなら、体圧分散に優れたベッド用マットレスを使うのがベター。こちらのマットは、体をバランスよく支えることができる設計。安定した姿勢を保ち、マットレスの揺れや沈みを抑えることができます。高さ19cmなので、高さ17cmの本体と合わせてもベッドの高さは46cmと低めです。
「ポケットコイルスプリングマットレス・シングル」30,900円
via www.muji.net
収納に使えるシェルフを今だけデスクとして使う裏技！
この部屋のデスクに使っているのは、通常収納として使うこちらのシェルフ。棚板30kg、高さ83cmタイプは棚全体で50kgの重量に耐えられ、幅や素材も幅広く揃っているので、部屋に合わせて選ぶことができます。棚板を置く位置を調整できたり、棚板を抜いて使ったりもできるので、学生のうちは椅子を用いてデスクとして使い、デスクが必要なくなったら収納棚としても使えるため、長く愛用することができるんです。将来を見据えて、汎用性が高い家具を選んでおけば、無駄になりませんよ。
「ステンレスユニットシェルフ・オーク材棚セット・ワイド・小」18,900円
via www.muji.net
“見せる”“隠す”が自在に選べる壁付けの収納
今回デスクとして使った「ステンレスユニットシェルフ・オーク材棚セット・ワイド・大」の隣に置いたのが、こちらのシェルフ。デスクと収納を一体化させることでコンパクトに収めることができました。収納として使う場合、そのままなら見せる収納に、無印良品のラタンバスケットなどを使えば、隠す収納として使えます。
「ステンレスユニットシェルフ・オーク材棚セット・ワイド・大」29,900円
via www.muji.net
「重なるラタン長方形バスケット・大」2,990円
via www.muji.net
まとめ
自由なスペースがある部屋は、そこにやりたいことを詰め込めるということ。それだけ夢が広がります。これから旅行にもたくさん行きたいし、友人も招きたいし、部屋の飾りつけも楽しみたい。そんなワクワクした気持ちはもちろん、まだどんなライフスタイルを送るか決まっていないという人にもおすすめのレイアウトです。収納が多めのベッドを選んだり、いずれ収納として使えるシェルフを今はデスクに使うなど、今回のテクニックを取り入れれば、より広々とした空間をつくれるはず。
とりぐら編集部・ぐら
