住んでみないとわからない!? 引っ越し先でおこった近隣住民とのトラブル体験談「ゴミ袋のチェック」「のぞき」
新たな転居先で快適な生活を夢見る。多くの人がそう思って引っ越しをすると思いますが、いざ住んでみたら、近隣住民がややこしい人でトラブルが勃発することもあります。それがエスカレートし恐怖で震撼なんてことも……。そんな引っ越しに関する恐怖体験を、対策法とともに社会人のみなさんに聞いてみました。
■ゴミ捨てでのトラブル&恐怖体験
・「ゴミ袋のチェックをしているオバさんがいた。できるだけ関わらないようにしている」(女性/23歳/その他)
・「捨てた物を持って行かれたことがある。管理人や管理組合を通して注意してもらった」(女性/29歳/その他)
さまざまなトラブルの中でも多く見られたのがゴミ捨て問題。ゴミとはいえプライベートが詰まったものなので、他人に見られていると思うと恐怖ですね。面倒ですが裁断する対策は有効です。
■恐怖! 家を覗かれている
・「電信柱を登って部屋を覗こうとしていた。電信柱に登れないようにいろいろと対策をした」(男性/49歳/情報・IT)
・「暑い日に玄関を開けておいたら隣に年寄りに覗かれた。なるべく関わらないようにした」(女性/50歳以上/機械・精密機器)
・「夜、窓の外で誰か覗きこもうとしていた。証拠がないと我慢して気をつけるしかない」(男性/50歳以上/医薬品・化粧品)
一番、リラックスできる空間であるはずの家の中を覗かれていると思ったら、その瞬間から動揺が止まりませんね。これから暑くなる時期。窓を開けて就寝…、そんなこともできなくなってしまいます。
■震撼! ご近所のバイオレンス
・「隣りの家の人が夫婦喧嘩をして大声で怒鳴っていた。次の日に顔を合わせるのが恐怖だった。あまりひどかったら、事件にならないうちに警察を呼ぶ」(女性/28歳/ 電機)
・「近所のアパートから、毎日のように子供の泣き声と、怒鳴る母親の声が聞こえてきていた。周りの家でも噂になっていたが、昔のことなので、幼児虐待があまり話題になる前で、通報するなどはしなかった」(男性/50歳以上/電機)
・「隣の住人がヤミ金から金を借りていたらしく毎日強面の人が隣の部屋に押し掛けていた。隣の住人に文句を言おうとしたが夜逃げしたらしくどうしようもないので諦めた」(男性/31歳/機械・精密機器)
夫婦喧嘩、痴話喧嘩、幼児虐待……。へたに警察に通報したら、自分も被害者にと頭をかすめてしまいます。しかし命にかかわる場合も多いので、勇気を出して警察に相談するのが得策でしょう。
■防御不能! 謎のご近所恐怖体験
・「夜中にウチの玄関のドアをガチャガチャする音が聞こえて目が覚めた。ドアスコープを覗くと、酔っ払いらしきおっさんがカギを開けようとしていた。階を間違えたらしく、かなり怖かった」(女性/29歳/建設・土木)
・「壁とか床をすっごい大きい音でたたき続けている人。結局解決はしていない」(女性/31歳/その他)
・「週2、3の頻度で、家が揺れるほどの衝撃が壁から伝わってくる。そういうときは管理人に相談して注意してもらう」(女性/32歳/ソフトウェア)
・「小学生のころ、見知らぬ人においしい食べ物があるからとその人の家に誘われた。後で確認したら、自分の家の向かいの人だった。怪しいと思って断った」(男性/22歳/自動車関連)
フロアを間違えて玄関をガチャガチャされるなんてドラマやコントではありがちですが、リアル体験だと恐怖のなにものでもありません。誘拐被害未遂も何事もなかったようなのでよかったですが、予測不能の問題は対策しようがないので、より恐怖を感じます。
いかがだったでしょうか? ペット禁止、喫煙禁止物件なのにルール破りがいるという意見もありました。直接文句を言ってやりたい気持ちもわかりますが、新たなトラブルのもとになってしまうので、まずは管理会社などに連絡するのがいいのかも。不快なことがあっても、おいそれと引っ越しは出来ないもの。一種のギャンブルと同じ!?
文 佐藤充
調査機関:2015年5月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人413件