ミライ人間洗濯機を体験してみた|ミラブルzeroで話題のサイエンスの“泡”の技術とは?【万博でも注目】
こんにちは!ガクラボメンバーのゆいっぴです!
みなさんは「ミラブル」と聞いて、どんなイメージがありますか?
シャワーをあてると油性ペンが消えるあのCMで話題の「ミラブルzero」。あるいは、EXPO 2025 大阪・関西万博で注目を集めた「ミライ人間洗濯機」を思い浮かべる方もいるかもしれません。
実は、これらを手がけているのが、「株式会社サイエンス」という企業です。
今回は、本社のあるショールームを訪問し、企業としての取り組みや技術力、そして話題の「ミライ人間洗濯機」の入浴体験についてレポートします。今回の取材では、企画広報部の前倉さんと栗田さんに、サイエンスの取り組みについて丁寧にご説明いただきました。
サイエンスってどんな企業?
サイエンスは、“水と空気の力”を最大限に活かした技術開発を行う企業です。代表的な製品であるミラブルシリーズは、超微細な泡「ウルトラファインバブル」を活用し、洗浄力とやさしさを両立しているのが特徴です。
ショールームでは、「泡」の違いについて分かりやすく展示されていました。普段目にする大きな泡(ミリバブル)に対し、100μm未満のマイクロバブルは1分間に数cm程度の速度でゆっくり浮上し、さらに肉眼では見えないほど小さな1μm未満のウルトラファインバブルは、水中に長くとどまりやすく、毛穴などの小さなすき間に入り込みやすい性質を持ち、水流にのせると優しい研磨剤がわりとなり汚れを効率的に落とすことができるそう。
※泡のサイズの違いによる性質の比較(左からミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル)
さらに印象的だったのは、この技術の着想が「船舶のスクリュー」から発想を得たという点です。船が進む際に船尾に生じる泡にヒントを得て研究を重ねた結果、独自のバブル生成技術を確立し、特許も取得しているとのことでした。「ただ泡を出すだけでは意味がない」というお言葉からも、徹底的に泡を研究している企業姿勢が伝わってきました。
実際に体験してみた!
構造的なお話を伺った後は、ショールーム内の体験ブースにて「泡」のすごさを実際に体験してきました。
CMは本当?「ミラブルzero」体験
まず体験したのは、あのCMでも話題の“油性ペンが消える”実験。正直なところ、「本当に?」と半信半疑でした。
自分の手の甲に油性ペンで線を引き、「トルネードミスト」を約15秒あてて軽くこするだけで、約20〜30秒でペンの跡がほとんど見えなくなりました。水と空気だけでここまで落ちるのかと、CMで見た光景が目の前で再現され、驚きを隠せませんでした。
※ここまできれいに(ペン汚れが取れただけでなく、手がすべすべに!)
ミラブルzeroの特長でもあるのが、「ウルトラファインバブル」と呼ばれる超微細な泡です。直径1μm未満という目に見えないほど小さな気泡を独自水流にのせて吐水することで確かな洗浄力を発揮します。
さらに、水流の切り替えによって用途に応じた洗浄ができるのもポイント。水と空気だけでここまで洗える理由は、この“吐水技術”にあるそうです。
※左がミラブルゼロ使用前、右がミラブルゼロ使用後(肌のトーンアップも目に見えてわかります!)
今回のメイン!「ミライ人間洗濯機」体験
今回の取材のメインは、やはり「ミライ人間洗濯機」です。万博会場で実物を目にしていたものの、当時は体験することができませんでした。今回、ショールームで実際の展示機に入浴させていただきました。
「カラダもココロも自動で洗浄」をコンセプトに、給水から乾燥まで全行程が約15分で完結します。早速水着に着替え、コックピットのようなカプセル型装置に座り、ハッチが閉まると入浴がスタートします。
約350Lのお湯が一気に溜まり、無数のマイクロバブルによって段々と白濁していきました。入浴剤は入っていないのに白くなる光景は、とても不思議でした。
白く見える正体は、無数の「マイクロバブル」と呼ばれる微細な気泡です。マイクロバブルはマイナスの電荷を持ち、プラスの電荷を持つ皮脂や汚れに付着して浮かせる働きがあり、この特性を利用することで石けんを使わなくても体をしっかり洗浄できます。
さらに特徴的なのが、自分の精神状態に合わせた映像と音楽が流れる点です。
入浴中に測定される心電波形に基づいて、花畑や空などの映像が映し出され、ワイヤレスイヤホンからはリラックスする音楽が流れてきました。
さらに後半では顔や頭部を洗浄するため、上部や前方ノズルからより細かい「ウルトラファインバブル」が噴射されます。
心電波形から体の状態を解析し、その人の状態に合わせてやさしく自動洗浄される仕組みになっており、座っているだけで全身が洗われていく感覚は、まさに“未来のお風呂”でした。
正直、「石けんなしで本当にきれいになるの?」という疑問は最後までありました。しかし、体験後は肌がすべすべになり、体の芯から温まっている感覚が長時間続きました。
普段のお風呂ではすぐに湯冷めしてしまうこともありますが、この日は入浴後1時間ほど、ポカポカとした状態が持続していました。
取材を通じて
取材前は、「シャワーの会社」というイメージが強かったサイエンス。しかし実際は、水と空気という身近な存在を通して、介護・災害支援・工業用洗浄、さらには宇宙分野まで応用を広げる、社会課題解決に取り組む企業でした。
泡による洗浄技術は、高齢者施設や災害時の入浴支援など、すでにさまざまな場面で活用されているとのことです。また、「宇宙シャワー」の開発に向けた実験も成功しており、実際に使用された実験機が展示されていました。
「泡」という一見シンプルな存在が、ここまで大きな可能性を秘めているとは思いませんでした。
「泡」によって高い洗浄力を生み出すサイエンスの技術が、私たちの生活をどのように変えていくのか。今後の動向にも目が離せません!
取材・文:ゆいっぴ(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
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