【社員インタビュー】多様性や価値観の違いこそ会社の魅力! ユニリーバ・ジャパンでダヴの魅力を伝えるマーケターのお仕事とは

編集部:ぜんや

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「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は【ユニリーバ・ジャパン】で働く先輩社会人にインタビュー。CMでもおなじみ、ダヴ(ボディウォッシュ)のマーケティングを担当する能田さんにお話を伺いました!

プロフィール:能田 凪さん
2022年 新卒入社

ダヴの中でも、ダヴ発酵&ビューティーシリーズやブランドパーパスのコミュニケーションを主に担当。モットーは「ケセラセラ」。
社会人編

――自己紹介をお願いします。

ユニリーバ・ジャパンで、ダヴ ブランドのスキンクレンジング ボディウォッシュの部署におります、能田です。現在はダヴ ボディウォッシュの中でも高価格帯のシリーズやボディスクラブのマーケティングを担当しています。

――お仕事内容について詳しく教えてください。

「ダヴ ボディウォッシュ 発酵&ビューティーシリーズ」と「ダヴ クリーミーボディスクラブ」の製品企画をリードしており、PRエージェンシーやクリエイティブエージェンシーと一緒にパッケージのデザインを考えたり、どういったメディア施策やキャンペーンをしたら、もっと消費者の方々に届けられるか、購入していただけるか、ということを考えたりしています。

あとはブランドコミュニケーションにも携わっていまして、どういうふうにコミュニケーションすれば、日本の方にダヴの素晴らしさを知っていただけるのかを考えたり、クリエイティブを作ったりもしています。

――今までのお仕事の中で一番印象に残っている仕事を教えてください。

私が入社して最初に担当した「ダヴ ボディウォッシュ ミント&フレッシュシトラス」のプロジェクトがすごく印象に残っています。夏季限定の液体ボディウォッシュでしたが、消費者の方々にはどういう需要があるのか、どういう商品を探しているのかという市場分析から始まって、そのニーズに合うにはどういう特徴の製品がいいのか、香りをいろいろ試したりしました。

その後、この製品の良さを伝えるにはどういうパッケージがふさわしいだろうか、店頭で使うボードなどのアイテムをどう作れば伝わるだろうかと考えて形にしていく。1から100まで初めて自分で担当したプロジェクトで、すごく印象に残っています。

――そのプロジェクトの中で、難しいなと感じたり、壁にぶつかったことはありますか?

一番難しいなと思ったのは、今回の製品はこういうデザインで行きたい、こういうコンセプトで行きたいというのを、エージェンシーなど社外の方に形にしていただいた際に、伝達がうまくいかずに想像していたものと少し違うデザインが出てきてしまったり、コミュニケーションのズレが起きてしまってなかなかブランドが求めているものが簡単には出てこなかったりするところですね。どうお伝えすれば目指したいものをわかっていただけるかという伝え方の部分は難しかったです。

――仕事をする上でのマイルールはありますか?

複数のプロジェクトを同時並行で担当することが多く、忙しくなるときもあるのですが、自分の健康とかメンタルヘルスのために睡眠時間は確実に確保することは心がけています。それをサポートしてくれるチームや環境あるので、仕事と健康は両立できているなと思います。

業務に関して心がけている点としては、複数同時並行でやっていく中で、1つの資料を凝って作成している時間がないときもあるので、6、7割の出来で一旦上長にお見せして、フィードバックをいただいて、そこから更に100%に向けて進めていくという進め方をしているところです。締め切りを守れるよう、かなり気をつけているところですね。

――マーケティングのお仕事に向いている人はどんな人だと思いますか?

弊社のマーケティングは、開発や営業など、他部署の方のサポートもたくさんもらいながらでないとプロジェクトが進められないお仕事なので、やはりいろんな方たちと上手くコミュニケーションして行くスキルは必要かなと思います。あとはプロジェクトのリードができるというのはすごく重要になってくると思いますね。
でもそれは入社してから業務を通じて伸ばしていけるところもあるので、学生時代から必ずしもなければいけないというわけではないと思います。

――ユニリーバ・ジャパンで働くことの魅力はなんですか?

中途入社の方や、他の国のユニリーバから来ている方も含め、すごくいろんな方がいて、多様性が常にある環境で働けるというのはすごく魅力かなと思います。考え方とか働き方に対する価値観もやっぱり違いますので、いい意味での価値観のぶつかり合いが起こっていて、自分の考え方も変わっていくのが感じられます。

皆さんすごくフレンドリーで良い方々ばかりで、人間関係にあまり気を使わなくて済むので、自分のキャリアやプロジェクト、ブランドのことを集中して考えられるすごくいい環境だなと思います。

――ユニリーバ・ジャパンの働き方や働きやすさという点において、魅力に感じることはどんなときですか?

弊社はコロナ前からリモートワークを活用しており、働く場所や時間を自分のスタイルに合わせてかなりフレキシブルに選ぶことができます。お子さんがいらっしゃる方の中には、17時ぐらいまで働いて、一旦帰ってお子さんを保育園にお迎えに行って、夕飯が終わった後にリモートで少しお仕事するといった働き方をしている方もいます。個人個人のライフスタイルに合った働き方ができる環境が整っているなと感じますね。

学生時代編

――どんな学生時代を過ごしていましたか?

高校までは日本の学校に通って、大学からイギリスに留学しました。留学中は特に運動部とか、部活らしい部活には入っていなかったので、現地の日本人学生と、日本に興味のある外国人学生を繋げるサークルのようなものを役員補佐として運営していました。

――学生時代の経験が、今の仕事に役立っていることはありますか?

いろんな国から来ている学生さんと一緒にグループワークの準備をしなければいけなかったんですが、みんなそれぞれ違う価値観があり、それぞれ勉強方法や進め方も違うので、たまに意見が対立するときもあって。そういう経験を得て、今のコミュニケーションスキルというか、どんな状況でもハンドリングするスキルのベースが培われたのかなとは思います。

――ユニリーバ・ジャパンに入社する決め手を教えてください

大学でもマーケティングを専攻していて、ものづくりやブランドづくりにもともと興味があったので、マーケティング関連のお仕事をしたいと思っていました。せっかく英語も勉強したので、使い続けられるような環境がいいなと思い、外資系企業を探しました。

ユニリーバでは、入社選考に学力テストのようなものがなく、バイアスがかからないよう、履歴書に性別やファーストネーム、写真の欄がありません。すごくフラットに個人個人のポテンシャルを見てくれる会社だなというのを選考プロセスで感じたので、ここで働きたいなと思い、第一希望にしていました。

学生からの質問

――多国籍の方たちが働かれていて、価値観の違いがあって刺激があるとお話がありましたが、自分の価値観がガラッと変わったようなエピソードはありますか?

私のチームのトップイタリア人なんですが、すごく家族を大切にしていらっしゃって、家族と過ごせるようにお休みを取ったり、朝はお子さん2人を学校に送り届けてから出社されていたりします。仕事だけに偏らず、家族のことも考えて時間を使っていて、素晴らしいなと思います。

コミュニケーションの仕方もとても勉強になります、一概には言えませんが、日本人はみんなの顔色を見つつ、少し間接的な言い方をしたり、気を使ってしまうことが少しながらあると思います。でも、その方はカリスマ性というか、人を引っ張っていくリーダーシップがある方で、フランクだけれども、ついて行きたいと思わせるような、すごく人に影響を与えられるようなコミュニケーションスキルを持っているんです。今までの自分にはなかった部分で、自分もできるようになったらいいなと感じますね。

――マーケティングのお仕事は数字に強くないといけないイメージがあるのですが、苦手意識を持っている人でも問題ないでしょうか?

私はどちらかというと、ブランドをつくり上げるとかパッケージを考えるとか、クリエイティブなことがやりたいと思ってマーケティング職を選びました。なので入社前は数字に苦手意識を持っていて、市場の分析やレポート作成も自分には向いてないのではないかと感じていました。
ただ、苦手意識があっても入社して経験したら、だんだん慣れていきます。教えてくれる先輩たちもいます。1年もあれば苦手意識はなくなるので、最初苦手でも心配に思う必要はないかなと思います。

――学生へのメッセージをお願いします。

学生の頃にできることと、社会人になってからできることはやっぱり違うので、学生の時にしかできないことをたくさんしてほしいなと思います。そして、自分がどういうふうになりたいのか、どういう社会人人生を歩みたいのかを考えなければいけない場面もたくさん出てくると思いますが、あまり気負いしすぎず、その時その時を楽しんで過ごしてほしいなと思います。


取材:清水 碧
編集:学生の窓口編集部
取材協力:ユニリーバ・ジャパン

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活字中毒の中年編集者です。暇さえあれば本やウェブコンテンツを読み漁っています。 文章や言葉で読者を楽しませたり、悩みに寄り添い勇気づけられるよう、日々悪戦苦闘しながら言葉を紡いでいます。

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