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プロのFPに聞いた! 将来お金持ちになる人とならない人で、学生時代の過ごし方の違いってあるの?
将来お金持ちになる人は、社会人になる前からお金についてきちんと考えられる人が多いです。それは、学生時代の過ごし方からも大きく影響されるもの。早いタイミングでお金との付き合い方をトレーニングできれば心強いですね。
そこで、今回はお金持ちになる人とならない人の学生時代の過ごし方について、ファイナンシャルプランナーの風呂内さんに聞いてみました。みなさんが既に実践しているもの、これから取り入れられそうなことはあるでしょうか。
■親と学費について話し合ったことがある
お金を上手に活用する人は「金額に見合った効果が得られるか」ということを気にします。学生時代で考えると、自分の学費にどのくらいお金がかかっているか、現在の生活はそれに見合ったスキルアップや経験の獲得につながっているかを天秤にかけている人も多いです。
返済が必要な奨学金を借りる人の中でも、卒業後の返済計画を理解している人は就職先や働き方をより真剣に考える傾向が強いです。1人で考えるには難しく感じるかもしれませんが、学費について親子でたくさん会話をしていると少しずつ関心を持てるようになります。まずは学費の金額や支払頻度、支払方法などを尋ねることからスタートしてもいいですね。
■収入を得るための活動をしたことがある
アルバイトや起業、投資などお金を得るための活動を学生時代に経験している人も将来お金持ちになりやすいといえます。アルバイトであればお金をもらうための仕事に対する忍耐や責任を経験することができます。時給の高さを追求することで、どういったことを引き受けると時間あたりの金額が上がるのかを学ぶこともできます。
学生時代に起業をした人はビジネスの仕組みに触れることや、将来の働き方の選択肢を増やせるといったメリットがあります。投資には色々な種類がありますが、学生時代に少額なものを試しておくことで、自分に合ったスタイルを見つけやすくなります。
学生時代にお金を得るための活動を経験することは「自分で稼いで上手に使う」ことの練習になります。
■ローコストで旅行をしたことがある
社会人になってお金に苦労する原因の1つに「収入が増えた分、生活レベルを上げてしまう」というものがあります。お金を守るのが上手な人は収入が上がっても、使うお金を極端に増やしたりはしません。少ない金額で豊かに暮らせる方法を知っているのも、お金持ちに多い特徴です。
学生時代に移動手段を工夫したり、格安ツアーを研究して旅行に行った経験がある人は楽しい思い出を得るために、必ずしも大金が必要ではないことを知っています。また、コストを落とすためのテクニックも身につけることができます。
社会人になると学生時代と同じテクニックで旅行費用を減らすことはできないかもしれません。それでも格安で旅行に出かけるために身につけたリサーチ力は社会人になってから節約をするための助けになります。よく調べて買い物をする人と、そうでない人の支出金額は大きく違ってきます。
いずれも、学生時代の身近な過ごし方の例といえます。身近な事柄から、自分とお金の関わり方を考えられると有利です。社会人になりたての頃は仕事を覚えることに精一杯になりますが、卒業するまでにお金に対する考え方を見つめておけば、迷うことも少なくなります。
風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌などメディア実績も多数。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』がある。
そこで、今回はお金持ちになる人とならない人の学生時代の過ごし方について、ファイナンシャルプランナーの風呂内さんに聞いてみました。みなさんが既に実践しているもの、これから取り入れられそうなことはあるでしょうか。
■親と学費について話し合ったことがある
お金を上手に活用する人は「金額に見合った効果が得られるか」ということを気にします。学生時代で考えると、自分の学費にどのくらいお金がかかっているか、現在の生活はそれに見合ったスキルアップや経験の獲得につながっているかを天秤にかけている人も多いです。
返済が必要な奨学金を借りる人の中でも、卒業後の返済計画を理解している人は就職先や働き方をより真剣に考える傾向が強いです。1人で考えるには難しく感じるかもしれませんが、学費について親子でたくさん会話をしていると少しずつ関心を持てるようになります。まずは学費の金額や支払頻度、支払方法などを尋ねることからスタートしてもいいですね。
■収入を得るための活動をしたことがある
アルバイトや起業、投資などお金を得るための活動を学生時代に経験している人も将来お金持ちになりやすいといえます。アルバイトであればお金をもらうための仕事に対する忍耐や責任を経験することができます。時給の高さを追求することで、どういったことを引き受けると時間あたりの金額が上がるのかを学ぶこともできます。
学生時代に起業をした人はビジネスの仕組みに触れることや、将来の働き方の選択肢を増やせるといったメリットがあります。投資には色々な種類がありますが、学生時代に少額なものを試しておくことで、自分に合ったスタイルを見つけやすくなります。
学生時代にお金を得るための活動を経験することは「自分で稼いで上手に使う」ことの練習になります。
■ローコストで旅行をしたことがある
社会人になってお金に苦労する原因の1つに「収入が増えた分、生活レベルを上げてしまう」というものがあります。お金を守るのが上手な人は収入が上がっても、使うお金を極端に増やしたりはしません。少ない金額で豊かに暮らせる方法を知っているのも、お金持ちに多い特徴です。
学生時代に移動手段を工夫したり、格安ツアーを研究して旅行に行った経験がある人は楽しい思い出を得るために、必ずしも大金が必要ではないことを知っています。また、コストを落とすためのテクニックも身につけることができます。
社会人になると学生時代と同じテクニックで旅行費用を減らすことはできないかもしれません。それでも格安で旅行に出かけるために身につけたリサーチ力は社会人になってから節約をするための助けになります。よく調べて買い物をする人と、そうでない人の支出金額は大きく違ってきます。
いずれも、学生時代の身近な過ごし方の例といえます。身近な事柄から、自分とお金の関わり方を考えられると有利です。社会人になりたての頃は仕事を覚えることに精一杯になりますが、卒業するまでにお金に対する考え方を見つめておけば、迷うことも少なくなります。
風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌などメディア実績も多数。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』がある。