堀田真由、島崎信長、榎木淳弥が“春からの君に伝えたい3つのこと”「学生時代に淡い恋をする」

人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたい3つのこと」。
大学の体育会航空部を舞台に、グライダーに魅せられた学生たちの青春を描くアニメ映画『ブルーサーマル』。本作で声優に初挑戦した女優の堀田真由さん、そして声優の島崎信長さん、榎木淳弥さんに学生に向けてのアドバイスをいただきました。
堀田真由、島崎信長、榎木淳弥が<春からの君に伝えたい3つのこと>

1.学生時代に淡い青春の恋をする
――みなさんが学生のうちにしておいたほうがいいと思うことを教えてください。
堀田真由(以下・堀田):私が思うのは、恋をしたらよかったなって。大人になってする恋と違って、学生時代の淡い青春の恋ってそのときしかできないなと思うんです。大人になると約束しないと会えないですけど、学生のときは学校に行けば好きな人に会える。やっぱり好きな人がいたら楽しいし、私も楽しかったですし、そういう気持ちや経験は大事だなと思います。
2.臆さずに何でもやってみよう
島崎信長(以下・島崎):何でもやったらいいんじゃないかなと思います。何をやっても無駄にならないし、やってみて合わなかったものを見つけるのも大事じゃないですか。興味があってやってみたけど、意外と合わないから仕事にはしないようにしようとか、将来にも繋がってくると思うんです。悪いことや危険だと思うこと、やりたくない!という強い意志があるならやらなくていいけど、何にでも興味を持って、苦手そうだなと思うことも頑張れるならやってみると、そのあとの人生が変わるかもしれない。何事も経験だから、どんなことも臆さずにやってみるのがいいと思います。
3.語学を学んで世界を広げる
榎木淳弥(以下・榎木):そうですね、語学ですかね。
堀田・島崎:お〜〜!
島崎:いいこと言うじゃん!
榎木:僕も英語とかは喋れないんですけど、本当にやっておけばよかったなぁと思うんです。
堀田:確かに。
榎木:英語を喋れたらもう一気に世界が広がりますし、何億人という人たちとコミュニケーションを取れるようになるんで、より素敵な恋愛ができるんじゃないかなと思います。僕も今から英語を学んで、国際結婚しようかなと(笑)。
作品にかける熱い思いを感じた

――『ブルーサーマル』への出演が決まったときの思いを教えてください。
島崎:オーディションを受けたんですけど、その際に純粋にすごく面白そうな作品だなぁと思ったんです。それは原作もそうだし、資料やオーディションのやり方から汲み取れる熱量だったりとか、いろんなものからそう感じていたので、決まったときは素直に「この作品に参加させてもらえるんだ。嬉しいな、楽しみだなぁ」と思いましたね。
堀田:私も島崎さんと似ているんですけど、オーディションを受ける前にプロットみたいなものをもらったときにこの作品にかける熱い思いがあるんだなと感じて、だからこそ参加できたら嬉しいなと思っていたんです。原作もすごく素敵でしたし、あとはやっぱりお仕事をさせていただくと先に作品を見られるので、これをみなさんよりも先に見られたら嬉しいなぁとも思いました。
榎木:映画ってなんかワクワクしますよね。テレビアニメ作品のオーディションに受かるときもすごく嬉しいんですけど、劇場版はまたちょっと違う感じがあるというか。ここからどんな素敵な作品に関われるんだろうとも思いましたし、舞台挨拶も楽しみですし。どういうふうに手を振ろうかなとか(笑)。
島崎:こんなこと考えていたの?本当に?(笑)
榎木:そこまでは考えてないんですけど(笑)、そういう宣伝も含めて映画を作っていくということなのかなと思うので、そこも楽しみでしたね。
空気の冷たさとか澄んだ感じの映像がキレイ

――みなさんの印象に残っているシーンを教えてください。
島崎:倉持としてはラストなんですけど言っちゃダメだから……(笑)、みかこし(小松未可子)が演じたちづると二人で話すところがあるんですよ。普通に生活していてもそうなんですけど、話す相手とかいる場所とかによって、話し方や出す空気感って変わるじゃないですか。基本的に倉持はみんなの主将であり飄々とした人というスタイルでいるんですけど、ちづると二人きりで話しているときの空気感は「あ、この人たちってどういう関係なのかな?」という感じに自然となっていて。この映画の中で関係性としては何も語られてないけど、演じていても面白かったし、印象的でしたね。
堀田:たまきの同期3人が、いつもセットでいるのがかわいいんです(笑)。大会も絶対応援に来てくれたり、私がキャラクターとして好きな成原くんがカメラを持ってコケそうになりながらも近づいてきてくれたりして、本当にグライダー、そしてこの部活が好きなんだろうなぁというのがすごく伝わってきますね。どのシーンというよりも、その3人のセット感が好きです。
榎木:朝に雲海を見に行くシーンがあるんですけど、その映像がすごくキレイで。アニメーションだけど、空気の冷たさとか澄んだ感じがすごく出ていて、そこが一番好きですかね。
(堀田さんを)睨みつけるように観察した(笑)

――堀田さんは今回、声のお仕事が初めてですが、難しさを感じた部分はありますか?
堀田:例えば決まった秒数の中にセリフを入れるとか、普段のお芝居の現場と違う点がすごく多かったです。今回は「あまり気にせずで大丈夫です」と言ってくださったんですけど、まず時間を考えながら演じるという感覚がなくて。芝居の現場は後から編集されて「あ、ここ切られたわ……」みたいなのことがあるんですけど(笑)。
榎木:ショックなんですね(笑)。
堀田:そう、「ショックだな……」みたいなことがあるんです(笑)。あとワンシーンが長いんだなと思いました。芝居の現場も長いときはあるんですけど、ここからここまでと決めて同じ芝居を角度を変えて何度もやるので、長いシーンを一連で撮って、よかったらそれで一発で終わる感覚に慣れるのが大変ではありました。芝居はそこに人がいて生まれるものがあるので、映像を見ながらその距離感みたいなものを想像しながら演じないといけないのもすごく難しかったですね。
――島崎さん、榎木さんは今回の役を演じるにあたって考えたこと、こだわったことなどはなりますか?
榎木:やっぱり主役の方を中心に作っていくので、普段の声優だけの現場とは違ってくると思っていて、そのあたりのバランスをなるべく取りたいなというのは考えていましたね。
――それは実際に堀田さんの声を聞かれてから考えていくのでしょうか?
榎木:そうですね。なるべく質感を近くできればなと考えたり、あと映像のお芝居を見るのが好きなのでその辺を勉強できたらなと思って、もう睨み付けるかのように観察して(笑)。
――堀田さんは気づいていました?
堀田:気づかなかったです……(笑)。
榎木:一方通行だったみたいです(笑)。
島崎:よかったよ。伝わっていたら、「なんか気に入らないのかな?」って思っちゃうよ(笑)。
堀田:「ダメだったのかな?今の……」ってできなくなっていたかもしれないです(笑)。
島崎:僕は特別に意識したことはないかもしれないですね。さっき榎木くんが言ったことは普段の現場でもやっていることで、バランスを意識して自分の立ち位置を考えたり、主役の人の芝居感にあわせて、みんなの芝居も大きいところが決まっていくので。もしかしたら今回は普段より幅があったかもしれないですけど、取り組み方とかやり方が変わったわけではないかなとは思いますね。こうやって取材受けているときも現場で休憩しているときもそうですし、お芝居も全部がコミュニケーションじゃないですか。あえて“いい感じで”という言葉を使うんですけど、変に肩肘張らず決めつけもせず、いい感じにコミュニケーションを取ればいいものになるんじゃないかなと思うし、マイク前では役として、僕だったら倉持潤としていい感じにコミュニケーションを取っていけたらいいのかなとは考えていましたね。
――榎木さんのように睨みつけたりということは……。
島崎:してないですね(笑)。どちらかというと、榎木くんの立ち回りのほうを見ていたかも。
榎木:俺が睨まれてた?(笑)
島崎:睨んではないけど(笑)、空知はたまきとより近いじゃないですか。同じ目線だから同じように喧嘩するしぶつかるし、言いたいことを言い合うしとなると、じゃあ倉持はもう少しずれていていいんだなって。空知がいなかったら、もしかしたらもっと堀田さんに質感を寄せようとしていたかもしれないけど、今回はここでいいやみたいなところを、空知を見て考えていたかもしれない。空知というか榎木くんを(笑)。もちろんたまきを見た上で、ですよ。強いて言うなら(笑)。
榎木:そっか、三角関係だ。
島崎:うん?それは違うかな?(笑)
堀田さん、島崎さん、榎木さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
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PROFILE

堀田真由
1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。
主な出演作に連続テレビ小説「わろてんか」(17)、「エール」(20)、映画『かぐや様は告らせたい』シリーズ(19、21)、『劇場版殺意の道程』、『ライアー×ライアー』、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』、『ハニーレモンソーダ』(21)などがある。本作が声優初挑戦となる。
PROFILE

島崎信長
12月6日生まれ。宮城県出身。
主な出演作に、「Free!」シリーズ(七瀬遙 役)、「Fate/Grand Order」 シリーズ(藤丸立香 役)、「バキ」シリーズ(範馬刃牙 役)、「呪術廻戦」(真人 役)、「ブラッククローバー」(ユノ 役)などがある。
PROFILE

榎木淳弥
10月19日生まれ。東京都出身。
主な出演作に、「呪術廻戦」(虎杖悠仁 役)、「はたらく細胞BLACK」(赤血球〈AA 2153〉)、「彼女もカノジョ」(向井直也 役)、「つくもがみ貸します」(清次 役)、映画『機動戦士ガンダムNT』(ヨナ・バシュタ 役)、『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(高石タケル 役)などがある。
映画『ブルーサーマル』
2022年3月4日(金)全国公開
高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまい、その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが…、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。
URL:https://blue-thermal.jp/※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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2022年3月11日(金)〜2022年4月10日(日)23:59
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取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子
編集/学生の窓口編集部