留学でも安心なPCって? 海外に持って行く際に気を付けるべきポイント&おすすめPC3選
海外留学!憧れる響きですよね。大学生になったら、留学してみたい、海外に行ってみたいと夢を膨らませている人も多いのではないでしょうか。
交換留学や海外研修プログラムが充実している大学に入学して語学学習に励んでいる人や、これから行く大学で「留学制度があるのかな?」と調べてみたり、「行けそうなら留学してみたいな」と考える人など、留学へのアクションは人それぞれだと思います。
今の時代、オンライン留学というのも珍しくなくなっていますが、実際に“海外に留学に行く”のであれば、語学以外の準備も入念に行っておきたいですね。
特にパソコンは、入学時、どのように使用するかイメージしきれないまま購入するパターンが多く、「あらかじめ知っておけばよかった」という後悔が少なくありません。大学生にとってはかなり高価な買い物ですので、途中ですぐ買い替えるというわけにもいきませんよね。
留学、特に海外長期留学に行く方に関しては、慣れない外国ですから、余計にパソコンに関する不満は避けたいものです。この記事では、海外留学を意識するなら、パソコンにも満たしておいてほしい要素と、日本の学生生活でもバリバリ使え、海外に持って行くにもおすすめのノートパソコンを3つ紹介します。
留学先でも必要スペックはあまり変わらない
前提として、この記事内では、みなさんがどんな勉強をするか? については一旦横に置かせていただきます。
留学と言っても国内の学校での使用用途と大きくは変わらないはずです。基本的には講義に出席してレポートを作成することがメインの用途になるでしょう。
グラフィック処理でパワーが必要な作業を行う、芸術系や工学系の方など、特にスペックを気にする必要がある学部の方はもちろん、そうでない方も、まずは学校から案内のあるスペック要件にならいつつ、ここからのお話を参考にしてくださいね。
ここから先は、留学先に持って行くなら、備えておいてほしい要素を紹介していきます。
留学先で大事な要素その1 タフであること
まず、留学先に持って行くパソコンなら、壊れにくいことは、かなり大事なポイントになります。
そもそもすべてのパソコンに大事なことですが、海外に持って行くならなおさら必要な要素です。
飛行機移動で受ける衝撃や海外生活での思わぬトラブルで障害が出てしまうと、残りの滞在期間は、使える範囲でやりくりするか、現地販売品を購入するか、場合によっては各学校にある公共パソコンでしか作業ができない、という状況になるかもしれません。
わかりやすいものとして、アメリカ国防総省が定めている「MIL規格」に準拠した試験をクリアしているものは安心です。
落下テストや低圧(高度)テストなどいくつものテストに耐えたことのお墨付きになりますので、お店で「MIL規格をクリアしたものが欲しい」と言えば、ある程度絞り込みができます。
インターネットで調べる際も、クリアしているものは各機種のページのどこかに必ず書いてありますので、見つけやすいでしょう。
そのほか、独自で行う試験を経て、耐久性・堅牢性をアピールしているものもあり、国産メーカーは品質管理に定評のあるところが多いです。
また、国産メーカーの良さとは違って海外メーカーの場合は、サポート拠点が世界中に展開されているのが良さと言えます。万が一壊れた場合にすぐ修理対応ができたり、現地のトラブルに精通していることもあるので、海外でのサポート体制も選ぶ上でのポイントになります。良く知られたメーカーのレノボ・HP・Dellなどは、多くの国に海外拠点が置かれており、サポートに定評があります。
留学先で大事な要素その2 バッテリーが長持ち
続いて、バッテリー性能も大事にしておきましょう。海外では日本国内のように、充電できる場所が豊富にあるわけではありません。日本とは勝手が違って、充電が有料であるところも珍しくないので、自宅以外での充電はできない想定をしておくべきです。
そうなると、1日たっぷり使うことも考えて、安心できるバッテリー容量を備えたパソコンにしておきたいですね。朝の9時から18時までの授業だとしたら9時間分。余裕を持たせて12時間以上のバッテリー容量を持つパソコンを選ぶことをおすすめします。
バッテリーの持続時間が長ければ、充電器を持ち歩かなくても済むという利点もあります。パソコンの充電器はスマートフォンのものに比べると大きくて重いものが多く荷物がかさばるので、充電器を持って行かずに済むなら、そのほうが楽です。
留学先でも活躍するおすすめのノートパソコン3選
レノボ<Yoga Slim 750i Carbon>
最初に紹介するのは、パソコンの世界売上シェアNo.1メーカー(2021年出荷台数、IDC発表)となったレノボの<Yoga Slim 750i Carbon>です。
白いボディが目を引くスタイリッシュな薄型ノートパソコンで、天板にはカーボン素材を使用しているため、軽さと堅牢性を両立しています。
特に堅牢性は顕著で、アメリカ国防総省は定める軍用品の品質基準である「MIL規格」をクリアしているだけでなく、レノボ独自の厳しい評価基準のもとで行われる耐久テストにもクリアしています。
レノボは海外各地にサポート拠点を展開しており、部品交換修理も対応しているので、万が一のトラブルにも対応でき、留学先で安心して使用することができます。
また、バッテリーの稼働時間は約14時間という長時間バッテリーです。朝から夕方までの長時間の授業でも、電池切れの心配はありません。
さらに、急速充電機能も備えており、約15分の充電で約2時間分の電力を確保することができます。出先で電池不足になったときでも、わずかな充電時間で急場をしのぐことができるでしょう。
NEC<LAVIE N1355>
2つ目に紹介するのは、国内でのメーカー別ノートパソコン販売台数シェアNo.1(2021年12月時点)を誇る、NECパーソナルコンピュータ(以下NEC)の<LAVIE N1355>。
国内メーカーならではのきめ細やかな品質管理体制で作られ、「MIL規格」という、アメリカ国防総省が制定した、厳しい品質基準に照らして行われる面加圧試験や落下試験もクリア。飛行機での移動の際、離着陸時や飛行中にぶつかり合うスーツケースの中で受ける衝撃にも難なく耐えてくれます。
また約15.8時間駆動できる大容量バッテリーを備えている(大容量バッテリー選択時)ため、インターネットにつなぎつつ、たくさんのソフトを開きながらの作業が多い日でも、充電の心配なく過ごせるでしょう。
海外では置き引きトラブルなどの犯罪にも注意したいものですが、<LAVIE N1355>には「MAMORIO PC」という紛失対策機能も装備。パソコンと一定以上の距離が離れると、スマホにアラートが飛ぶので、万が一の時も素早い対策が打てます。
さらにオンラインミーティングでは相手の声を聞き取りやすく調整してくれたり、自分側の雑音を抑えて相手に声を届けてくれる「Meeting Mode」を搭載。留学前のオンライン英会話など語学学習の効率アップにも大きく貢献してくれるでしょう。
HP<Spectre x360 14>
3つ目に紹介するのは、国内でも海外でもサポートに定評のあるHPの<Spectre x360 14>です。
世界の85か国でのトラベルサポートを提供しており、翌日修理にも対応しています。急ぎの場合でも、現地で素早く解決できるのは、大いに安心できるポイントです。
タフさに関しても、厳しい試験を経て十分な耐久性を保持しています。満員電車内で圧迫されるときの圧力は100kgfにもなると言われますが、<Spectre x360 14>ではなんと350kgfもの強さでの加圧試験ををクリアしています。
また、約15時間使える大容量バッテリーを搭載しており、電池切れの品日なく1日中使い倒すことができます。
特筆すべきポイントとして、Wi-Fiだけでなく「5G / LTE」に対応したモデルも選ぶことができます。海外でもSIMを購入してパソコンに挿入するだけで、モバイルルーターを起動させたり、学校やカフェでWi-Fiを探す手間が省けます。
最後に
ここで紹介した耐久性やバッテリーの持続時間は、国内利用でも重要な要素ですが、海外での使用ではさらに重要性が増します。海外でのパソコン利用には、電圧によるトラブルや、コンピュータウイルスなどへの対策も十分にした上で、渡航しましょう。
留学を必修単位としている大学や語学系学部の皆さんは、留学のチャンスが訪れること楽しみにしつつ、必要な語学スキルとともにパソコンも準備しておくことをおすすめします。