全国の桜の名所ランキング2018 ! この春、見所のおすすめ桜スポットを紹介 2ページ目

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全国の桜の名所8.吉野山(奈良県吉野山)

8.吉野山(奈良県吉野山)

1年に1度、濃淡の美しいピンク色に山が彩られる「日本一の桜」は奈良県吉野町にある吉野山です。山の麓からだんだんと頂上に向かって咲き誇る桜は、駅周辺の下千本、如意輪寺周辺の中千本、吉野水分神社周辺の上千本、奥の金峯神社の奥千本と4つのエリアに分けられ、ゆっくりゆっくり山を桜で染めていきます。吉野山は山全体でおよそ3万本の桜の木があるといわれているため、花見を長くゆっくり楽しめる場所となっています。

名木も数多く、上千本・竹林院群芳園の樹齢300年の天人桜や桜本坊のベニシダレヒガンザクラ夢見楼、中千本の東南院多宝桜のシダレザクラはマストビューポイントです。山全体が世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されていますので花見と合わせて吉水神社、金峰神社、吉野水分神社、金峯山寺などを一緒に巡ってもいいでしょう。

全国の桜の名所9.弘前城(青森県弘前市)

9.弘前城(青森県弘前市)

春先の気候によっては、4月下旬~GWにかけてお花見を楽しめる青森県弘前市の弘前城の桜は、何重にも重なり美しく花が咲くように改良され、毎年ボリュームたっぷりに咲き誇ります。園内は古木の桜が多いのが特徴で、日本最古といわれているソメイヨシノもあります。

国の重要文化財江戸時代建立の弘前城天守閣、5つの城門と3つの櫓、和橋など桜とのコントラストはフォトジェニックな1枚が撮れると大人気。2018年は100周年の節目を迎える「弘前さくらまつり」が行われ、園内に200軒ほどの屋台が限定オープン、青森のグルメと桜をいっぺんに満喫できます。

全国の桜の名所10.兼六園(石川県金沢市)

10.兼六園(石川県金沢市)

石川県金沢市にある兼六園は、岡山後楽園と水戸偕楽園とともに日本三名園に数えられ、庭園は金沢市のシンボル、桜の名所として地元の人に愛されています。見所は曲水沿いの桜並木と桂坂口から霞ケ池の途中にある桜ケ岡で、曲水には野鳥が戯れる姿を見ながら桜を見ることができます。

園内の名木ケンロクエンキクザクラは、ひとつの花に300枚以上の花弁がつく桜で千歳橋近くにそびえ立っています。全国的にも珍しい桜ですので、見逃しなく花見を楽しみましょう。兼六園では残念ながらレジャーシートなどを敷いたお花見はできず、お休み処でのお花見となりますのでご注意ください。   

全国の桜の名所11.岡崎公園(愛知県岡崎市)

11.岡崎公園(愛知県岡崎市)

日本100名城に選ばれている岡崎城は、徳川家康の祖父が移築した城でこの城で家康が誕生したことから神聖地として崇められています。「神君出生の城」という異名を持つ城がある岡崎公園は、春になるとソメイヨシノを中心にオオシマザクラ、ヤマザクラなど約2000本の桜の花が咲く、岡崎市の桜の名所、東海随一の夜桜が楽しめる場所となっています。

特に天守閣と桜の競演は何時間見ていても飽きることはなく、一生に一度はお花見で訪れたい場所です。三河平野を一望できる岡崎城5階の展望台もお花見スポットとして隠れた人気を誇っています。

全国の桜の名所12.新境川堤(岐阜県各務原市)

12.新境川堤(岐阜県各務原市)

歌舞伎役者 市川百十郎が、境川の堤防工事が終了後に1000本の桜を寄贈したのが始まりといわれている桜の名所で、川の両岸に咲き誇るソメイヨシノは、満開時に川面を覆い尽くすように大きく枝を伸ばし花見客を魅了します。

土手を降りて川沿いを歩くこともでき、桜が新境川にかかる光景を散歩しながら楽しむことができます。おすすめは、桜まつり期間中の花見船に乗ってのお花見。船頭さんの楽しいトークと百十郎桜の歴史を知る趣あるものとなっています。新境川にかかる鉄橋には名鉄電車も走っていますので、電車に乗って桜を楽しむこともできます。

全国の桜の名所13.錦帯橋(山口県岩国市)

13.錦帯橋(山口県岩国市)

岩国市錦川にかかる錦帯橋は、木造五連の太鼓橋という独特の橋で1673年完成後から改修工事を重ねながら当時の姿をそのままにその場所に佇んでいます。錦帯橋周辺では錦川の河畔や上流のいざない街道にはソメイヨシノの桜並木が連なり、山口県有数の桜の名所として知られています。錦帯橋の上から桜を愛でたり、対岸から桜と錦帯橋の眺めを楽しんだりとたくさんの花見を楽しむ方法がある場所でライトアップもされるため、昼と夜の二度花見を楽しむことができます。

錦帯橋横山側にある桃山風南蛮造りの岩国城がそびえ立つ吉香公園にも桜並木があり、吉香神社や錦雲閣など藩政時代の建物と遊歩道の桜を楽しむことができます。

全国の桜の名所14.熊本城(熊本県熊本市)

14.熊本城(熊本県熊本市)

平成28年の熊本地震で大きな傷を負ってしまった熊本城は、地震災害により有料区域の立ち入りの制限はありますが、毎年きれいにソメイヨシノをはじめとした約800本の桜の花が咲き誇ります。桜越しに眺める天守閣は代表的な眺めであり、まだ復興半ばではありますが城内の桜の木は毎年、春になると美しくきれいに咲き誇ります。

加藤清正が手がけた熊本城は日本三名城に数えられ、日本桜の名所100選にも選ばれています。現在再起中ではありますが、桜の馬場城彩苑、二の丸広場では一部お花見を楽しむことができます。イベントやおもてなし武将隊の演舞も行われていますので2019年の春のお花見、ぜひ足をお運びください。

全国の桜の名所15.名護城公園(沖縄県名護市)

15.名護城公園(沖縄県名護市)

沖縄県名護市の名護城公園は日本一早くカンヒガンサクラが見頃を迎える公園です。名護市東部の丘陵地一帯に名護城址を中心に公園が広がっています。カンヒガンザクラは約4800本が並び、沖縄独特の日差しと特有の濃いピンクが南国らしさを演出します。

沖縄県には花見の風習がなかったため、名護城の桜は植樹も昭和62年に始まりましたが、今では桜まつりも開催され、満開時に合わせてライトアップも行われています。桜の季節は1月下旬から見頃を迎え、日本一早い花見を楽しみたいなら沖縄県名護市で一足先にお花見をするのもいいでしょう。

いかがでしたか? このほか、日本にはもっともっとたくさんの桜の名所がありますがここでは全国桜の名所厳選15か所をご紹介しました。少しでも早く寒い冬が終わり、春の日差しがあたたかくなる頃に、ぱっと色づいた桜のトンネルを楽しい仲間といっしょにお花見したいですね。新入学生や、サークルの新しいメンバーとも親交を深めるいい機会になりそうです。

執筆者:つかさあおい

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。

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