おすすめのセキュリティソフトは? 機能と製品を紹介
あなたはパソコンやスマートフォンのセキュリティソフトを使っていますか?
中には、「なんだかよくわからない」という方もいることでしょう。
大学生活で使うパソコンや肌身離さず持っているスマートフォンがコンピューターウイルスに感染してしまうと、大変なことになりますよね
データが開けなくなったり、削除されたりするだけでなく、最悪の場合は銀行口座やクレジットカードの不正利用の被害にも遭うかもしれません。
そこで今回は、パソコン用セキュリティソフトについて、選び方やおすすめをご紹介します。
セキュリティソフトって何のために使うの?機能は?
まずは、セキュリティソフトとは一体何なのか、どうして必要になるのかについて詳しく解説していきましょう。
セキュリティソフトには、主にパソコンの動作やデータなどに重大な影響を及ぼす「コンピューターウイルス」の侵入を防ぎ、駆除する役割の「アンチウィルス」機能があります。
コンピューターが風邪をひかないように、セキュリティソフトと呼ばれるワクチンを使用し、定期的に健康診断すると考えるとわかりやすいかもしれません。
セキュリティソフトには「アンチウイルス」機能以外にも、以下の機能も存在します。
ファイアウォール
ファイアウォールとは、他人のコンピューターに侵入するハッカーなどがあなたのパソコンへの不正アクセスを防ぐ機能です。
かつてはファイヤーウォール単体のセキュリティに関するソフトウエアが主流でした。
最近ではアンチウイルス対策とセットになっているものが主流です。
セキュリティソフトを購入することで、ハッカーの侵入からパソコンを守ることができます。
マルウェア対策
マルウェア対策とは、
・勝手に広告を表示するソフトウェア
・ユーザーが閲覧したページの情報を密かに外部へ送信するソフトウェア
などの侵入を防いだり除去したりする対策です。
「コンピューターウイルスほどではないけど、インターネットを快適に使うにはやっかいなマルウェア」への対策だと考えると、わかりやすいかもしれません。
かつてはマルウェア対策ソフトも以前はファイアウォールと同様に単体での販売が主流でしたが、最近ではアンチウイルスと統一されていることも珍しくありません。
ランサムウェア対策
「ランサムウェア」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
ランサムウェアとはマルウェアの一種で、仕事や作業の妨害をすることで金銭を要求するという新しいタイプの不正プログラムです。
企業などで保管している、個人情報や顧客情報が狙われやすいとされています。
しかし、個人の場合もフィッシングサイトやなりすましメールなどを通じて、金銭を支払うように要求される場合もあるため、注意が必要です。
セキュリティソフトのタイプ
現在発売されているセキュリティソフトは、大きく分けて次の2タイプがあります。
単機能型
単機能型のセキュリティソフトは、アンチウィルスのみやファイアウォールのみといったように、機能を絞ったものです。
機能がひとつに絞られているため価格は安価ですが、
- ・アンチウィルス
- ・ファイヤーウォール
- ・マルウェア
などの対策ソフトをそれぞれ購入してインストールする必要があるため、初心者には少々不便だと言えます。
統合型
統合型は、
- ・アンチウィルス
- ・ファイヤーウォール
- ・マルウェアおよびランサムウエア対策
を1つにまとめた初心者でも使いやすいタイプです。
全てのウイルス対策機能を1つにまとめているため価格こそ高いですが、単機能型を複数組み合わせるよりも経済的であることが多いです。
セキュリティソフトを使わないとどうなる?
セキュリティソフトを使用せずにパソコンをインターネットに繋いだ場合、パソコンにコンピューターウイルスが侵入したり、不正アクセスを受けたりする可能性があります。
一度ウイルスやハッカーに侵入されると、今度はあなたのパソコンを起点にして他の人のパソコンを攻撃したり、ひどいときには企業のホームページなどに攻撃を加えてダウンさせたりしてしまうことも。
自宅に鍵をかけてセキュリティ対策することと同様に、パソコンにもしっかりとしたセキュリティ対策が必要なのです。