外観に左右2つの塔を持つ、フランスネオゴシック建築の大教会（セント・ジョセフ教会）は、ハノイで最も大きな教会で広場中央には平和の聖母が置かれ、毎日ミサが行われています。大聖堂の内部の窓には、イタリアベネチアから運ばれてきたステンドグラスがはめられていて、お祈りの日には中央の時計に合わせて左塔と右塔からは鐘の音が鳴り響きます。

ベトナムのおすすめ観光地12.チャンクオック寺（鎖国寺）

ベトナム最古の寺、チャンクオック寺（鎖国寺）はホン川のほとりに建てられた寺で現在のタイ湖周辺の小島に移されました。境内にはお釈迦さまや菩薩、中国の関羽（三国志のひとりで武道の神）やチャン・フン・ダオなどアジアの国々の神様や聖人が一挙に祀られています。現在あまり流通していない100ドン札にも描かれていますので、古銭屋などに眠っているお札を確認してみてもいいかもしれません。

ベトナムのおすすめ観光地13.ダナン

ダナンは、ベトナム中部最大の都市で、日本からも成田空港から直行便が飛ぶなどベトナムの新しいリゾート地として知られている話題のビーチです。

ベトナム戦争中はアメリカ軍が大きい基地を構えていたため、そちらをイメージする人もいるかもしれませんが、今はそんな面影もない高級アジアンビーチリゾートになっています。

ビーチだけでなく、ダナンには「五行山」といわれるパワースポットがあり、その名の通り五山（トゥイーソン・モックソン・キムソン・トーソン・ホアソン）からなり、大理石でできている（！）ことから、その不思議なパワーに魅せられてベトナム各地からたくさんの人がやってきます。特にトゥイーソンは山腹の洞窟には仏像が安置されていて、その先の山道を降りるとリン・ニャム洞窟やヴァントン洞窟や寺、展望台などがあり一番にぎわいます。ビーチリゾートを楽しむだけでなくエネルギーをチャージできる場所までもあるダナンは、ベトナム一押しの場所です。

ベトナムのおすすめ観光地14.アジア・パーク

「アジア・パーク」は、ダナンに新しく建てられているアジアの文化や建築を取り入れたテーマパークで、建築デザイナーのビル・ベンスリーさんが設計デザインを担当しました。このアジア・パークは日本の滋賀県とも関わりが深く、滋賀県大津市にあった観覧車「イーゴス108」を移築したものをアジア・パークで利用し、現在すでに運行を始めているそうです。夕暮れには「セントラル・ゾーン」のランタンに灯りがともりさらにアジアンテイストを前面に押し出してとてもいい雰囲気を演出しています。今後はアジア10都市の文化や食を体験できる「カルチュラル・パーク」などがオープン予定です。

ベトナムのおすすめ観光地15.スーパーマーケット「VinMart」

ベトナムのスーパーマーケットは、ホテル滞在時に大変便利でありがたい場所でもあります。その数あるスーパーの中でもVinMart（ビンマート）は日本人にとっても大変コストパフォーマンスに優れているスーパーで、さらにカフェやベーカリー、そしてレストランまで揃っているとあって貴重な普段使いできるスーパーなのです。

広々としたヴィンコムセンター内（戦争証跡博物館付近）のVinMartには、生鮮食料品や日用品がたくさん販売されていて、特にプチプラコスメは、日本でもおなじみのビオレやニベアなどが多く置いてあるので忘れものをしてもすぐに代用品が見つかります。もちろんばらまき用のベトナムスナック菓子やキャンディ、紅茶やクッキーなどもあり日本でショッピングしているような楽しみを味わえます。さらにベトナム料理のお総菜も豊富なので庶民の味を確認してみるのも良いでしょう。観光中に1度は立ち寄ってみる価値のあるスーパーです。